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台湾旅行2日目③ 〜台南脱出
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14時ごろの気温は30℃
11月の台南の気温は、9月の東京くらいと身体でわからせられた
1.同記安平豆花
予定にはなかったものの、暑すぎたので豆花を食べたい旨申告し、道中の豆花に
・傳統白豆花系列 紅豆&珍珠
抹茶かき氷に心が惹かれながらも
1番左上の傳統白豆花系列の紅豆と珍珠(各40元)
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目の前で手際よくよそってくれる
席は店内か露天か選べる
店内は奥行きがあってキャパ20以上はありそう
クーラーはなく扇風機のみ
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なかなか食べることのない豆花
優しい味でひんやりしてておいしい
紅豆の方は淡白めで、食べ慣れてる日本のあんこと比べると物足りなさを感じた
なんか黒蜜加えたい
一方タピオカはほんとうにおいしい
豆花専門店なのに日本のタピオカ専門店よりもタピオカがおいしいのはどういうこと...…
タピオカの方がシロップも入るから全体的に甘くなって、そのおかげで豆花自体もおいしく感じた
途中タピオカだけテイクアウトしてるお姉さんいたけど、その気持ち、すごくわかる
2人で80元(この時のレートで380円ほど)
さすがに安すぎる
2.江川肉燥飯
台南では珍しいロウザオハン(肉燥飯)の名前を冠したお店
彼女が台南のルーローハンも食べたいと、調べてくれた
ルーローハン(「滷肉飯」や「魯肉飯」)と同じもので、台湾南部では「肉燥飯」と呼び方が変わるだけらしい
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・肉燥飯
閉店時間が近いようで結構慌ただしく案内された
それでもやはりここもほぼ満席
でも回転が早いおかげでここ含めどこもだいたい待ちなく回ってる
ほぼ並ぶことはない
もちろんお目当ての肉燥飯(小)
25元だというからすごい
コンビニのおにぎりが35〜50元くらいなのを考えるとほんとうに安い
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おいしい!
味に違いはあれどどこのルーローハンもおいしい
西羅殿牛肉湯で食べた肉燥飯とは異なり
脂身だけでなく肉の部分も煮込まれてる
味付けは似た系統でやはり甘い醤油
見た目ほどタレはしつこくなく
お米も固めで意外にあっさりしていた
台南で食べた肉燥飯はどちらも八角入ってなかった
偶然かもしれないけど
2人で50元(この時のレートで240円ほど)
これでよくコンビニが生き残れてるな
3.府城黃家蝦捲
このお店も彼女調べ
食事を外でとる文化の台湾において、ご飯ものの需要が高そうなのに、蝦捲を店名に冠するのなんか異質
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店内満席で、外ではテイクアウトを待つ人も複数いた
時間は15:30くらいっていう微妙な時間なのに大盛況
・蝦捲
お目当てのエビロール2本(65元)を2人でシェアすることにした
1本だけよりも2本で頼む方が1本あたり0.5元安い
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お持ち帰り用の冷凍エビロールは10本で270元
めちゃくちゃ混雑していたため
注文からエビロール来るまで30分かかった
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カリカリの衣にしっかりした食感のエビ、一緒に揚げてあるのは酢の効いたキャベツの千切り(一言で言ってしまえばザワークラウトっぽい)
見た目よりずっと軽い
酢が効いてるからさっぱりしてて何本もいけそう
つけ合わせの漬物も甘酢っぽくてさわやか
添えられたケチャップと粒マスタードのせいもあってなんだかドイツみを感じる
軽いので1人2本でもよかった
2人で66元(この時のレートで315円ほど)
4.福昇小食鱔魚意麵
永楽市場内にあるタウナギ麺が有名なお店...…らしい(彼女調べ)
そもそもタウナギ麺という料理の存在を知らなかった
・(乾)鱔魚意麵
道路に面した屋外のお店
夕方でも結構席が埋まってる
鱔魚意麵(タウナギ麺)には「(乾)」と「(魯)」の2種類あった
今回は「(乾)」の方
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口頭で注文、前払い
店員のお姉さんが北京鍋で、豪快な火をあげて炒めている
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強火で一気に仕上げてくれるので
香ばしい匂いが広がってきて食欲をそそられる
程なくして...…
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タウナギたっぷりの焼きそば
これは美食
麺は楕円形のちぢれで甘い醤油味のタレによく絡んでタウナギにもすごく合う
油と醤油でとろっとした玉ねぎもおいしい
麺がところどころカリッとしている...…最高
ソースじゃなくて甘い醤油の焼きそばがこんなおいしいなんて
タウナギって初めて食べたけどバツンバツンって感じの食感すごく好き
あまり似たような食感のものが思い浮かばない
次もここで食べたい
これもっと有名になってもいい気がする
2人で130元(この時のレートで620円ほど)
大満足
〜〜〜
台南の旅程は終わり
全部おいしかった...…
活気のある通りを通って台南駅から台北へ向かう
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〜〜〜
台北に20時半前に到着
なかなかやってるお店も少なくて
21時までやってる京站(台北駅直結の駅ビル)の地下フードコートに滑り込んだ
ここではチェーンの牛肉麺、段純貞牛肉麵にした
5.段純貞牛肉麵
決める時間があまりなかったので、滷味とお茶付きのセットにした
台湾きてから一番リッチなごはん
・牛肉麵
フードコートは日本と同じで呼び出すデバイス渡されて待ち
数分でできた
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牛肉麺はこれまで透き通った出汁感強めのスープのところでしか食べてなかったからこういう濃いかえし系は初めて
あまり辛くなさそうなのを選んだから辛さは大丈夫だった
スパイスのかなり複雑な味だけど、それに負けないくらいかえしも強くて、コクマシマシにした火鍋のスープみたいだった
気づいたら結構スープ飲んでしまっていた...…
中毒性のある味
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麺は透明感のあるチュルチュル系
多加水麺っぽい
実はそんな好きなタイプではない
小麦小麦してる方が好き
牛筋も他のお肉もおいしい
写真だとわかりづらいけど、牛筋含め大きな肉が4つ入っていた
お肉追加とかしてなかったはず
(もしかしたら閉店間際だから余ってたの入れてくれた...…?)
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見た目地味だけどおいしい
もちろん牛肉麺はおいしかったんだけど
ここの滷味がとても気に入った
これでビール(を飲む時間)があったら最高だったな
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2人で619元(この時のレートで3,000円ほど)
ここまでで一番高い食事だったけど、滷味とお茶付きのセットだし、なにより滷味がおいしいことを知れてよかった
また、21時までやってる駅直結のフードコートの場所も知れてよかった
これで台北駅周辺で夕食難民にならずに済む
おつまみを求めてコンビニに寄ってホテルへ
6.おまけ
前日に買ってはいたんだけど飲まずにいたビールと、コンビニで買ったベビースターをホテルで
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台湾ビールは日本でも飲めるけどパッションフルーツの方は初
酸味が強めで甘くはなかった
フルーツエールやサワーっぽくてホップ感とかのビール要素はかなり控えめなので、確かに氷で飲むとよさそう
と言いながら横着して全部そのまま飲んでしまった
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ベビースターはこのパッケージなのにほんとうに辛くない
なんだろう
タラタラしてんじゃねーよとか暴君ハバネロの足元にギリ及ぶくらい
ベビースターなので当然の如くおいしい
〜〜〜
シャワー浴びたらさすがにバタン休
「台湾旅行3日目① 〜台北の朝ごはん」へ続く