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愛用服紹介① Reigning Champ スウェットシャツ

特別な服ではなく自分が日常着として愛用していると言い切れる服について語っていきたい。
自分は結局そういう服が好きだ。


1着目はReigning Champ のクルーネックスウェットシャツ。

なんか着用感漂ってる
着るとかっこいいんだけど

REIGNING CHAMPは、プレミアムアスレティックウェアのデザインと製造を行っています。私達のプロセスは、ディティールを尊重しシンプルさを極めるという原則によって導かれています。オリジナルのファブリックをデザイン・開発し、高品質な構造と比類のない着心地を重視しています。Reigning Champはカナダのバンクーバーに拠点を置き、2007年から年間を通して定番商品を製造しています。

Reigning Champ公式サイトより

Reigning Champはカナダのアスレチックウェアブランドで、某有名ストリードブランドのカナダ製のボディーはこのブランドのものが使われていたとか。
コラボも多くしており、有名どころはjunya watanabe や nonnative , scye , asics , Pendletonなど。
決して有名なブランドではないが無名でもない。東京の千駄ヶ谷に直営店がある。自分は行ったことはないがぜひ行ってみたい。


自分とReigning Champとの出会いは約4年前とあるセレクトショップのセールだった。当時ビッグシルエットが流行っていたがその真逆をいくようなジャストサイズのスウェットシャツの形と裏毛でしっかりしており気持ちいい生地感に惚れて定番のミッドウェイトの黒のスウェットシャツを購入した。品番はRC3665。
現行の定番のスウェットシャツとは品番が異なるので、生地やディティールなどが現行で販売されているものと異なる可能性はある。定番品なのでおそらく大差はないと思われる。
以下に書いているのはRC3665についてということをご理解いただきたい。

当初のイメージはロンハーマンを好む人やサーファーが着ていそうだなと思っていた。細身のスウェットシャツはロンハーマン感があるのわかってもらえるかな。ちなみに買った当初は国内の代理店がロンハーマンだったと思われる。ここ数年で代理店がベイクルーズに変わった。おそらく2021年だったはず。

シルエットは数種類あるが購入したのはstandard fit
モダンでシンプルなスウェットシャツ

購入してから4年程経ち気に入ってずっと着ている中で気づいた良い点を挙げていく。

1.耐久性
よく着てよく洗っているが生地がよれたりリブが伸びたり色褪せたりすることがない。むしろ着用と洗濯を繰り返すことで体に馴染んだ。チャンピオンのリバースウィーブなどでは感じにくいであろうフィッティングが良くなっていく感覚がある。

2.生地
スーピマコットンを使用した程よい肉感の裏毛が心地よい。吊り編み機を使用したフカフカのスウェットがよく声高にアピールされているのを目にするが自分はあちらよりも好みだ。程よい固さとがっしり感がありつつ厚すぎない生地、タフ、最高。もちろんUNIQLOのスウェットのようなほぼロンTのような感覚もない。
そして仕立てに縫い目が平らになる4本針のロックミシンを使ったフラットシームを採用している。フラットシームを採用することで頑丈、縫い合わせた部分が通常よりもごわつかないこともあり、生地選定にプラスして快適さと耐久性が担保されるらしい。確かに着ていてシーム部分が気になったことはない。逆にデザインという程でもないし目立つわけでもないがブランドらしい良さが表現されていると感じる。

3.シルエット
Reigning Champのスウェットシャツは4種類のシルエットがある。
細い順にslim,standard,classic,relaxed。
自分が購入したのはstandard。リバースウィーブやRussell、UNIQLO、今時のドメスティックブランドよりも確実に全体的に細身だ。そして袖が長め。
このstandardが秀逸でありそうでないシルエット。着て洗う程似合っていく。サイズをあげたり必要以上に余裕のあるシルエットを選ぶのではこのスウェットの良さを十分に発揮できないと思う。自分も最初はタイトだなと思ったがそれくらいがよかった。着込んだ現在は肩線が落ちているがそれはオーバーサイズや流行りではなく機能性からなるものだろう。

4.ディティール
まずネックリブ幅が狭い。これにより他のスウェットシャツよりもスマートな見た目になる。当然ガゼットもない。
裾や袖のリブは決して強すぎず弱すぎない、このリプの具合も最高だ。
袖付けはスプリットラグラン(前から見るとセットインスリーブで後ろから見るとラグランスリーブ)でラグランのようなあからさまなスウェット感がない。

ネック周りスマートじゃない?
背面のラグラン部分
タグのシームも同色なので許せる



気になる点を挙げるとすれば裾のロゴくらいだろうか。正直許せるレベルだがない方が好みだ。

裾のロゴ
まぁこのくらいは寛容な心で許す



逆に言えばそれくらいしかマイナスポイントがない。20000円という価格も決して高いとは思わない。ヘビーウェイトフリースのスウェットシャツやジップパーカーもReigning Champで買いたいと思っているし、シンプルな無地スウェットというジャンルでは他のブランドを探す気もなくなった。そのくらいには気に入っている。

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