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最近の休日と簡単に幸せになっていいんだということ

久しぶりに18時にテレビをつけたら、未だにコロナの話題ばかりで、そういえば店に来るおばあちゃん達の話題もワクチンがどうとかだったなぁと思った。つまらないのですぐにAmazon primeに切り替えた。
島にいると平和ボケというか、情報過疎というか(テレビもそもそもあまり見ない)、世間がコロナコロナと騒いでいることにも気づかない。コロナに限らず、島は気づこうとしないと気づけないくらいの小さなコミュニティで完結している。だからこそのノーストレスライフなのかもしれないけれど。

休みの日を充実させようと、携帯のメモにリストを作ったり、(普段からリスト化しがち。夜ご飯のメニューとか、やること)早起きして張り切ってみたりして、最近のわたしは伸びたゴムのような休日を過ごしていた。完璧に休むということができていなかった。
【わたしが充実させようと試みていたこと】
1、勉強(簿記、投資、youtube)
2、パン作り
3、読書
4、ギター
5、保険の見直し
6、掃除
休日のくせに実に多忙である。どれも自分のやりたいことで好きなこと、好きですることなのだけれど、それにより首を絞めている感が否めなかった。リストを作って、それをこなすことに疲れるみたいな。
というのも、少しだけこれと似ているなぁと思うのだけれど、無意識下で簡単に幸せになっちゃいけないと思っている節があるからだと少し前に気づいた。幸せや成功は、努力や苦労を経て掴み取らないとダメなんだという、どこかしらで得た固定概念に無意識にも左右されていた気がする。そして、それに気づいた今も、その癖はなかなか治らない。
だから明日の休日は病院ごっこと称したベッドからほぼ出ない日にしようと思う。思いっきり眠って、ダラダラとAmazon primeでドラマを見たり、楽天ブックスで買った雑誌を読んだり、雑記を書いたりしよう。飽きたら昼寝でもしよう。と意気込んでいる。


日曜日は2人での休日なので、正反対の彼との相乗効果で程よく充実した休日というのを過ごせている。彼は動物的というか体に正直というか、本当によく眠る。休日にリストなんて絶対に作らないタイプだし、とにかく私とは真逆の性格をしているため、お互いがお互いを少しだけ思いやらないと、2人の時間はうまくいかない。

お昼近くに目覚めて、最近は暖かいので港の近くのご飯屋さんでテイクアウトをして海に行った。ピクニック気分でお昼ご飯を食べたら、そのままビーチコーミングをして、貝拾いに精を出す。海の壮大な感じと山の緑は何度見ても癒される。自然から得るパワーは本当にあると島に来て身に沁みる。

そうして戻ってきたら、わたしは最近ハマっているパン作りをしたり、お昼がまだのときはワンプレートランチを作ったり創作活動をする。これが頭が空っぽになれるいいリフレッシュになる。

ベッドでごろごろしながらSNSタイムをして、お昼寝せずともお互いに元気なときは、夕方のドライブへ行く。夕焼けと海がきらきらしているのと、見慣れすぎたけれど心地のいい島ロードを2周くらい走るとスッキリする。Bluetoothでなんとなく知っている流行りの曲や、私の好きな曲をかけて手を繋いでいる瞬間が愛おしいなと、このときは手放しに思える。

たまたま見てみたドラマが、きらきらしていて毎日の幸福度をちょっと上げてくれるとか、読みたい雑誌が手元にあるとか、こうして雑記を書ける夜があるとかが幸せなんだと噛みしめてみる。

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