離島で寿司は尊い
あらゆるチェーン店もコンビニもない離島暮らしは、慣れると全然へっちゃらになる。
あったら食べるであろうミスドやアメリカンドッグなんかも、無ければ食べずに生きていけるものだ。
余談だが、旧友と電話をしていた時に「え、島ってコンビニもマックもないの?」と驚かれて、「あるわけないだろー!」となったことがある。当たり前だが、人それぞれ『離島』と聞きイメージすることは全然違う。
日本人たるもの?寿司は食べずにはいられなくて、少なくとも3ヶ月に1度は食す。本当に赤身が何より好きだし、食の欲求は自分が思うより強い。食の恨みは怖いとも言うし。
寿司屋も中華料理屋もない離島で、大好物が寿司とマグロな私は、時たま寿司が恋しくなり、寿司は尊くご機嫌ポイントだ。
彼だけが島を出た日のお土産は寿司だし、喧嘩していてもマグロ三昧を出されたら上機嫌になるだろう。私は寿司を与えられればチョロいやつなのだ。だから島から出たら、回転寿司かデパ地下かスーパーで必ずと言っていい程、寿司は食すか持ち帰る。
島の魚屋さんが金曜日にだけ寿司を調達してくるのだが(クオリティと値段に差があり買わない)、それを常務がたまに振舞ってくれる日はちょっぴり嬉しい。
この生活をポジティブに捉えているから、大袈裟に言うと、寿司を毎週食べるより幸せな生活があるから、今も離島に住んでいる。
好きなものも食べ過ぎたら飽きるし、1度の幸福度は今よりも下がるな、とか。今の生活は食べたい物の尊みが増して、幸福度MAXで味わえるから、それもいいなとか。
寿司寿司言いまくるnoteになってしまったけれど、本当にお寿司って日本の宝。