いい言葉は残りにくい?
パートナーに対して、そこは「◯◯」と言ってほしい!言ってほしかった!
と思う経験、皆さんはありますか?
私は言葉足らずなパートナーに対して、割と思うことがあるけれど、それは自分の思い通りなロボットが欲しいってことと同義語?とも思ったり。
小さなことが発端で、大きな喧嘩になった時に
「あの時は◯◯って言ってほしかった!」
「何でもっと寄り添ってくれないの?」
と、言ってしまうこともある。
結局、女性は(私は)寄り添って共感してほしい。
何度、同じことを言ったとしても、面倒くさがらずに、その度に寄り添ってほしい。
「うんうん、そうだよね。分かるよ。一緒に支えるからね」
という感じに、言わば保健室の先生や海外ドラマの甘い言葉を言う恋人のような存在でいてほしいと、弱っている時はシクシクしてしまう。
ここまで読んでくださり、何て勝手な女なんだと腹を立てている方も多くいるだろう。女性と一括りにするな!お前だけだ!とか。
そこで、心の中に自分の最強の味方を作るのはどうだろう?本当は彼に言ってほしい言葉を言ってくれる相棒。脳内ポイズンベリーみたいな。
それは、白馬の王子様でも看護師でも、アニメのキャラでもいい。日替わりで登場させるのもアリ。自分の思うままの相棒に、思うままの言葉をかけてもらう。という工程でワンクッションを置く。
パートナーにワッと言ってしまう前のおまじないみたいに。
この思考に至った、この記事を書くに至った経緯として、題名にもした『いい言葉は残りにくい』現象がある(私だけ?)。
嫌だった言葉は割と長時間で覚えているのに、嬉しかったとまではいかずとも、日常のいい言葉というのは、流れて消えてしまいやすいと思っている。
例えば、つわりで吐気と嘔吐に苦しむ日々の中での「大丈夫?」や、「欲しいものある?」の言葉。
悲劇のヒロインぶりたい訳ではないのだが、心配してほしかった。病気じゃないけど辛かったので、気にかけてほしかった。
パートナー的には言っていたが、私的には言ってほしかった言葉。
言われてなかったと思っていたけど、1〜2回は言っていたのかもしれない。
嫌だった言葉の記憶は鮮明なのに、こうした言葉の記憶は曖昧で、記録を取っているわけではないので確認もできず、お互いに不満が募る。
逆も然りで、「言った、言ってない」論争は定期的に勃発する。
もっと日常の、些細な場面で彼の発した言葉に耳を凝らす必要がある。口数が少ないし、平日は夕方からしか話すことはないのだから、リスニングテストの試験官のように、相手の言葉をきちんと捉えたい。
ツラツラと書いたけれど、他人に期待しなければ済む話なのでした。
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