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私が心動かされた言葉③

(※投稿するのが遅くなったため、日付に時差があります。)

現在、21年の10月10日。もう少しで11日を迎えそうな、夜だけ秋めいてる今日この頃の深い夜である。
②の時点で、ノートは最後だと書いたはずなのだけれど、去年のノートも中身の整理をして、ごみ箱に放り投げたくなってしまった。パラパラと捲っただけで、その感情はもう今の私には古くて捨ててしまいたいのだ。

1年前の、もう古い過去の私は、今よりももっと変えられない過去や事実にうだうだと考えて悩んで、沢山泣いて無駄な時間を過ごしてきた。

ある方のブログを拝見していた時に、「明るく悩んでもいいじゃないか」と書かれていて、その言葉は私の中で世紀の大発見で救われた。

人間は文化の生き物であるから、やっぱり言葉に左右されるし、言葉を味方につけて、お守り代わりに携えていたいと思う。

今の私は「手放す」という術を習得中の身であり、1年前の私よりは一皮剥けつつある状態なのだけれど、勝手に肩に重荷を背負っていた時に書き留めた言葉の中でも、残しておきたい言葉たちをここに書き残すことにする。


《 自分の日記より 》
・ただ毎日を穏やかに、明るく過ごせたらいい。年の瀬に「今年は楽しかった」と、伸びができるような毎日を過ごすこと。

・自信と強さを持ち合わせていて、自由で開放的で自立していること。

・彼がいなくても、私の人生は最高であることを忘れずにいる。

・食事ひとつでも愛着と大切さを感じて作れば、もっと美味しくなるし、美味しく感じる。

・当たり前に多くの人が、それぞれの人生をしていることに、島を出ると気づき圧倒される。

・何歳になっても、相手に恋をしているのは大切なこと。

・どこでも自分らしく生きられる核が欲しい。

・現状、困っていないし、信じること。

・自分で悪い感情を生み出さない
・心に余裕のある生活 が1番大事
・心と体、共に開放的でいる。内に内に考え込み過ぎない。
・自分を肯定する。結局のところ、自分はこの先も自分。
・ハグを!
・「尊重」「理解」「心の余裕」「従えない」「愛されていると実感すること」
・「できるか」より「やってみるか」が大事
・頭がごちゃごちゃしていたら、魅力は半減する
・愛する、愛される 覚悟をすること
・若いのは今から数年だけ!

・自分の持って生まれたパワー(少し他のことより強いこと)は、「癒し」。ただ、まだ未熟で(晩成型?)、持って生まれた素質を常時は使えていない。また、短期・神経質・心の弱さ等によって弱い時がある。





・島暮らし=群れない、影響されない、飲み込まれない、流されない
・島に来て、自分に自信が持てた。外でも自分らしく、自分のままでいられるようになった。


《拾い集めた言葉たち》

・自分がどれ程の者でもないのに、相手のミスに不安になるな
・結婚したいというか、好きな人に人生を賭けたり、賭けられたりしたい。
・全て事実がベスト
・大切な人を大切にしないと人生がもったいない
・他人に深入りしない。過度な期待もしない。自分が見たものしか信じない。これで不安にもならないし、強く生きられる。
・思い通りに行かないから人生は面白い。宇宙規模で考えたら小さなこと。
・幸せとは、大切な人に優しさを与えられる自分でいること
・過去に囚われて、目の前の幸せを取りこぼすのか私は?
・どうせ私は愛されている

許す 
結局のところ、許すという行為が次のステージへの鍵。
許せない=執着して止めている。
     出来事・事実に執着している自分でしかない。
     あの事の世界にあること。
     あの事はあの事と、今の世界と切り離して考えられたら楽。
     自分も相手も傷つかない。

→一度、許すと心に決めてしまえば、すごく楽。
 心に余裕ができる→その空白に新しい何かが訪れる。

《 知恵 》
・アレッポの石鹸…バスルームの断捨離
・防虫剤には木片の物もある
・容器はプラスチックよりガラスの方が臭いがつきにくい
・クリープをカップに入れて、レンジで5分でクッキーになる
・釣った魚が余るようならツミレにして美味しく消費する
・はっと(すいとん?)…小麦粉を耳たぶ程の柔らかさにして、2時間寝かせてから伸ばして汁に入れる
・スパゲティソースはスープにできる
・石油ファンヒーターは電気ストーブよりも安い
・洗濯はスピードコースの方が得


とりあえず、色々あって島に来た私だったけれど、先の将来は全く決まっていなかったし、「2~3年はスローライフを」なんて呑気なものだった。彼と出会い、いずれの島以外の道も見えたし、自分の人生の少し先の将来の軸が定まった気がしている。
すぐに運命の人と巡り合ったことは奇跡みたいなことである。

ノートには、移住してからお世話になったことや嬉しかった出来事を細かく箇条書きにしているページもあったが、確かに過去は現在と繋がっているけれど、過去よりも現在に目を向けて生きていきたいお年頃なので、それらは心の中にしまっておくことにする。
今は、島で子育てがしたいし、島に長らくはお世話になろうと思っているのだが、1年前の私(たち)は、あと数年で島を出る予定だったらしい。次なる移住先をどうするかや、タイミングをノートの中で見計らって色々書き留めている自分がいて、1年後の今の私から過去の私へ「しばらく島に全然住むことになるから大丈夫だよ」と声をかけてやりたくなった。

なんだかんだ言っても私は幸せで、来週には島のバレー大会が控えているし、再来週には映画デートだってするし、今週はサマンサタバサの一目ぼれしたハンドバッグが届く予定なのだ。


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