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島暮らしのススメ

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島暮らし推奨!離島暮らしのアレコレを25歳女子の視点から書き綴りました。
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#移住女子

島はバレーボールが盛んな話

今週の日曜日は、朝からバレーの大会で、私が参加させて頂いているチームは3年ぶりくらいに優勝することができた。

写真が無いのが残念なのだが、人口約2000人の離島はソフトバレーボールがレクリエーションとして盛んであり、大小4グループがチームを作りトーナメント形式で戦う。

私の加入しているグループは2番目に大所帯で、最近は老人ホームで働くフィリピンの女の子たちも来てくれて3チーム作ることができ、大

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島暮らしは老後が早く来たみたいだ

島暮らしは老後が早く来たみたいだ

この題名の結論から言うことにして…

私は3年前に、とある四国の離島に関東から移住した25歳で、色々と割愛して話すと、離島暮らしは本当に利便性とはかけ離れています!お食事処は限られ、スーパーや商店は19時には閉まってしまう。勿論、カフェやチェーン店やゲームセンターもない。 

あることに目を向けると、人の温かさと距離の近さや地域のバレーボール、パン屋さん、海と山!広大な自然と静かな環境。自分にいら

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島から出る頻度が減った話-short trip-

島から出る頻度が減った話-short trip-

島暮らしも長くなってくると、まだ若いためか謎の危機感というか、街を見ておかなくちゃという気持ちも芽生えて、旅行などもなく2〜3ヶ月を島でしか過ごしていないと、1泊2日で街へ出かけに行く。

しかし、今回は新たな成長というか発見というか自分の中で変化があったので書き記します。

旅行でない限り、島から出る目的は
『食』・『癒し』・『買い物』
の3要素が起点となる。

『食』は、島では食べられないファ

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島は好きに過ごしてなんぼ!

島は好きに過ごしてなんぼ!

この言葉を呑み会の時に聞いてから、どことなく大切にしている。

この言葉を何気なく放ったSさんはバレーで知り合い、私たちより1世代お兄さんでいて、私と歳の近い奥さんと子供が2人いて、1番歳と距離が近い島のご夫婦である(そして、最後の島人同士のご夫婦なのである)。

Sさんご夫婦の存在が、私たちの世代にもお手本というか、島での夫婦像というか、心強い存在なのは確かだ。

島というある程度、自由極まりな

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心と時間に余裕があると趣味は増えていく

心と時間に余裕があると趣味は増えていく

島暮らし最高!と胸を張って言えるのだが、その1つに「心と時間に余裕ができた」ことがある。

心と時間に余裕ができると、「大いに人生が楽になる」ということを身をもって体感している3年間でもある。私の性格上、楽しいと同じくらい「楽ちん」であることも大切にしているし、しなければならない。

電車で通勤していた頃は、満員電車で往復2時間かけて通勤し、好きでもない仕事をして忙殺され、休日は夕方まで寝て終わる

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離島でメルカリがしやすいと気づく

離島でメルカリがしやすいと気づく

※ あくまで私の個人的見解です。

今年が終わるという心持ちのせいか、断捨離気質に拍車がかかりメルカリを始めた。 

持たない暮らし、シンプルライフをしているつもりでも不用品は眠っているもので、最近は頻繁にお昼の休憩時間に、郵便局かヤマトに立ち寄る日々を送っている。

そこで感じたのが、
「島、めっちゃ楽!メルカリ取り組みやすい!」
である。

島という小さなコミュニティで完結している暮らしでは、

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島の醍醐味? 物々交換

島の醍醐味? 物々交換

島は人と人との距離が街に比べて近く、近所の人はお知り合いで、助け合いの精神もあると感じている。
それをありがたいと受け取れるか、お節介だと思ってしまうかで、田舎や島暮らしの楽しさは変わる。
3年前まで、関東の街に住んでいた身としては(隣の人の名前も知らないような生活)、島の距離の近い交流は新鮮であったし、心強くもあり、本当にありがたい。

彼が職場の方が釣ったメジナ(グレ)を、クーラーボックスで頂

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移動販売トラック in 離島

移動販売トラック in 離島

島暮らしを始めたばかりの頃、時折、大音量で演歌を流して走る大型車がいることが少しだけ怖かった。
それが、週に1度の移動販売のトラック(通称、野菜トラック)だと知るまでは、当時住んでいたアパートからその音が聞こえると、また来た!とビビっていた。トラックは地区ごとに巡回してくれていて、来た合図に演歌を流して知らせてくれている。

移動販売のトラックがどこからやってきて、いつ頃からこの島に来てくれている

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田舎は車がないと不便というけれど、島も大概そうである

田舎は車がないと不便というけれど、島も大概そうである

移住したばかりの頃、お金も知り合いもそんなになく、島の反対側に住んでいたが、主な交通手段は自転車だった(雨が降ったときだけ、仕事にはバスを使わせてもらっていた)。

そもそも埼玉で原付に乗ったことはなく、いずれは島で車に乗って、ペーパードライバーを克服したいと思いつつ、今の自分の選択肢は自転車しかないと思っていた3年前。
1周が約20kmの小さな島ではあるが、自転車で約10km弱を往復した1ヶ月は

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島の回りもの倉庫と休日BLOG VOL23

島の回りもの倉庫と休日BLOG VOL23



冷凍庫、開けない時は何日も開けないと気づく。
朝の喉の渇きをパピコでも食べて潤そうと、数日ぶりに冷凍庫を開けると、見知らぬ大魚がスーパーの袋に無造作に入って冷凍されていた。

「なんか魚入ってるんだけど〜」
「言うの忘れてた、○○さんにヒラメ貰った」

ヒラメ!
確かに顔が左側にある。
2人でまるまる1匹は食べられなさそうだし、フライパンにも収まらないので、解凍してから半分にして煮付けにした。

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少ないからこそのいいこともある。続編

少ないからこそのいいこともある。続編

日曜日はみんなが休みだから、土曜日に集まろうとなって『第2回 島同級会』が開催された昨日。

本当は、ジュースを賭けたバドミントン大会を体育館で開催する予定だったけれど、蔓延防止で体育館が使えないので持ち寄りパーティに変更。

島ボーイは軽トラに何でもあったり、アウトドアを楽しむ術をよく知っているなぁと関心する。
カセットコンロやクーラーボックスにロープやバケツがあったり、キャリーが椅子にもなるし

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イノシシを捌いて食べる

イノシシを捌いて食べる

皆さんは、猪肉について考えたことがあるだろうか?

そろそろ牛や豚や鶏の肉にも飽きてきたし、猪肉でも食べてみようかな?とか、クレイジージャーニーや野性的な生活というのに憧れて、猪でもハントして食べてみたいなぁとでも考えたことがあるだろうか?

私は島に移住するまで、イノシシについて考えたことも興味も全く無かったが、そんな私が3ヶ月前に、イノシシの解体現場に立ち会わせてもらった心境と猪肉についての個

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山の麓でピクニック in 離島

山の麓でピクニック in 離島



日曜日の過ごし方のひとつに、山の麓でのピクニックがある。
そこは島でもビュースポットになっていて、島民の方はよく知っている場所だと思う。私も移住してから島のおじさんに教えてもらい、そこからの眺めの良さと星の綺麗さに、島のお気に入りスポットのひとつになった。

海に囲まれ、山の緑も多い島。
海での楽しみが海水浴と釣りなら、山での楽しみはピクニックと天体観測であると思う。

お気に入りの山の麓スポ

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車とTシャツは汚してなんぼ!

車とTシャツは汚してなんぼ!

来島してから島(田舎)と都会の間にある、多少なりの綺麗と汚いの感覚の違いというか、ここなら多少なりとも汚かろうが気にならないという感覚というのがあると知った。

例えるならば、お盆にだけ帰省する田舎の親戚の家で感じる清潔感の違いみたいなものである(親戚が不潔だったという訳ではないのだが)。

軽トラの中に蜘蛛の巣が張ってあるのは、わりと通常装備というか、それでこそ軽トラという感じで、車内に雑草が生

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