【ゲートルーラー】第3弾以前の忘却されし環境について

こんにちわ!琵琶湖です。
皆さん、ゲートルーラーの大会環境についてご存じでしょうか?!(必要以上に明るい声で)
「アンチ乙、100人以上の大会じゃないと環境とは言えないんだが?」という先を見通す力が無いアンチの皆様も居られますと思いますが、実はこのゲートルーラーには歴史から抹消された環境が存在することが先日判明しました。

1.忘却されし大会環境を紐解く鍵

突然ですが皆さん、公式アカウントでツイートされたこのカードはご存じでしょうか?

このカードの効果はコストでデッキの上から3枚のカードをダメージゾーンに送ることで最大2体のユニットをダメージゾーンから特殊召喚出来るカードです。
これだけ見ると特に違和感も無いと思います。
しかし、このカードの説明文には「ダメージとしてデッキを掘り進むのでカウンターチャンスも増える。」と書かれています。
つまり、「ダメージゾーンに置く」という効果でCNTが発動します
これはダメージゾーンに置くという効果はダメージチェック処理を行うと同義であるということらしいです。
また、特殊裁定として「ダメージゾーンに置く」という効果で置いたカードは効果解決まではダメージゾーンにあり、効果解決後にダメージチェック処理としてカウンターゾーンに移動させます。これはルール処理のため、灯篭流しの効果をすり抜けるようです。(都合の良い解釈)

「どうせまたルールを理解してないエアプが書いたエセ説明文だろw」と思う重箱アンチも居られると思います。
勿論、現在はCNTが発動することはありません。しかし、以下のやりとりをご覧ください。

公式は「このツイートは当カードの発売前になされたものですが、ご指摘通り、この紹介文は現在では不適切です。」と説明をしています。
社会人の皆様であればお分かりいただけると思いますが、この文章から「当時は可能であるが、現在は不可能である」と読み取れます。

そう、実はゲートルーラーには「ダメージゾーンに置く効果でCNTが発動していた時の環境」が存在していたのです。
次にこの環境でどのようなデッキが活躍していたのか記載していこうと思います。

その前に、何故この環境について今まで誰も言及してこなかったのか。これには面白い逸話があるんですよンッハッハ

実はゲートルーラーは、池っち店長を解職に追いやりゲートルーラーを支配しようとしていた旧運営が発売した第3弾で完全に崩壊してしまいました。
折角世界一面白いTCGであるゲートルーラーを自分の物にしたにも関わらず崩壊させてしまった旧運営は、世界からこの環境を忘却することでこの失態を無かったことにしました。

しかし、唯一この旧運営に対抗できる池っち店長だけはこの記憶が残っていました。
そのため、上記ツイートでは我々の知るゲートルーラーではありえない挙動をしていたのだと考えられます。
この記憶が一気に戻ってしまうと世界が混乱し、経済が崩壊してしまうのは目に見えています。
仕方がなく第4弾発売後、我々の記憶と齟齬が出ないようにルールを変更したのでしょう。
うおおおおおおお!!!池っち店長SUGEEEEEEEEEEE!!

2. 1弾環境

「シュレ猫オールヒール」

赤桃シュレ猫オールヒール

このレシピは1弾環境トップの一つ「赤桃シュレ猫オールヒール」です。
皆さんの知る1弾のデッキレシピに比較的似ていると思います。

基本的な動きは「補給部隊”破間”」「丑三つ時警ら隊員 呼ぶ子」「宇宙ジャーナリスト クリステル」の効果でイベントをセットし、これらのイベントとバックパッカーで盤面をコントロールするデッキになります。

これも良く知る動きだと思いますが、唯一異なる点はこの「シュレディンガーの猫」の役割です。

通称シュレ猫

このカードは普通に使用した場合はダメージ回復兼盤面の展開が可能で、CNTでは墓地のカードとダメージを入れ替えることでバックパッカーを再度使用することが出来ます。
しかし、このカードの神髄はそれだけではありません。

それが「墓地のカード1枚とダメージゾーンのカード1枚を選び、それらを入れ替える。」という効果です。
前述した通り、墓地のカードをダメージゾーンに置いた場合でもCNTが発動します。これは入れ替える場合も例外ではありません

このシュレ猫が1枚墓地にある状態でシュレ猫がダメージで捲れると、以下のような挙動が可能です。

1.シュレ猫のCNT効果でダメージ1枚と墓地のシュレ猫を入れ替える。
2.墓地からダメージゾーンに置かれたシュレ猫のCNT効果を発動。
3.ダメージが1枚になるまで1~2を繰り返す。
4.墓地にある任意のCNT持ちカードをダメージと入れ替え、CNTを発動する。

これを用いてダメージを全回復しながら盤面コントロールを行う超耐久型のデッキです。
この挙動はシュレ猫がダメージで捲れなければ出来ませんが、「マジック・イノベーター」でのCNT回復手段も無理なく採用でき、シュレ猫だけでこの挙動は完結しているため、マジカルユニバースを軸とした様々なデッキがあったようです。
このうちの一つがこのコラムの中にありました。

ATLAS+マジカルユニバース 【アプレンティス 「シュレディンガーの猫」+「OWL」ダメージ回復デッキ】

3. 2弾環境

「ダルマ搭載シュレ猫オールヒール」

第2弾では、皆さんご存じ「ダルマゲドン」「超踏破運送機 ダニー」が登場しました。
皆さんの知る環境?ではこの「ダルマゲドン」が牛耳っていたと思います。
忘却された環境でも変わらず、このカードは強力でした。
このカードを採用したものがこのデッキです。
やっぱダルマ駄目じゃん

「メダル・オブ・オナー連パンヒール」

バックパッカーがエラッタされた後に注目された「メダル・オブ・オナー」を使ったミリタリーデッキです。

ダメージに置く=CNT発動のため無限にセットされるバグカード

このカードはダメージのミリタリーを特殊召喚し、このカード自身をダメージゾーンに置く効果を持ちます。さらにCNT効果でセット出来るため、このカードの効果でダメージゾーンに置く事でCNTを発動し再度セットすることが出来ます。
ダメージゾーンに存在するレベル1以下のミリタリーユニットを無限に特殊召喚しつつダメージ回復を行う攻防一体のデッキとなりました。
シュレ猫と違いCNTが発動したタイミングでダメージ回復を行うことは出来ませんが、このカードをドライブしてしまえばミリタリーで相手にダメージを与える事をトリガーに、毎ターン回復+連続アタックを繰り出すことが可能です。

このデッキが登場したことにより、セット破壊カードが更に重要なカードとなりました。

4. 2.5弾環境

第3弾が発売される前の施策として、新しいルーラーである「オーバーロード」や第3弾の選考収録プロモが登場しました。この環境は一部のユヘーザーから2.5弾環境と呼ばれています。
この時に先行収録されたカードがこの「灯篭流し」です。

ダメージ移動メタ

このカードの登場により、上記のシュレ猫やメダル・オブ・オナーは従来の挙動が出来づらくなりました。
そしてこのカードを採用し、従来の環境デッキに勝ち越すことが出来たデッキがありました。

「金太郎飴」

このデッキは"あの"池っち店長が考案したナイトデッキです。今後発売するDXスターター「外道ビート」の前身にあたるデッキであり、環境デッキにも対抗できる素晴らしいデッキです。
このデッキを弱いと言う先を見通す力が無いアンチはゲートルーラーを分かっていないエアプですね。
このデッキを極めればどんなデッキとも渡り増える事が可能でしょう。

5. 3弾環境「ゲートルーラーの崩壊」

そして発売された第3弾。
前述した灯篭流しにより、2弾環境までを牛耳っていたデッキタイプは対策カードを積む必要が出てしまい、全盛期ほどのパワーを出す事が出来なくなりました。
とはいえこれらのデッキは愛好家も多く、数は少なくなりましたが依然環境デッキの一つとして存在していました。
そのため灯篭流しは多くのデッキに投入されており、云わば灯篭流しは必須カードとまでなっていました。
とは言え2弾環境までとは異なり様々なデッキタイプが登場するようになったため、ユヘーザーとしてはとても有難いカードでした。

この弾が発売される前に旧運営が池っち店長を陥れ、池っち店長はゲートルーラーの開発から離れざるを得なくなりました。
更に追い打ちをかけるように、発売された第3弾のカードを用いたゲートルーラーというゲームを崩壊させるデッキが突如現れました。

「シンシュレCNTループ」

このデッキは恐ろしい事に灯篭流しが効かないどころか、灯篭流しを逆手にとって展開を行う悪魔のようなデッキでした。(アンチみたい)

このデッキを成立させたカードが以下の2枚です。

シュレ猫のCNT2枚分

このカードはピポバース限定のシュレ猫で、ピポバースに限定されているため代わりに1回の効果でシュレ猫2回分発動するカードです。
このカードはプロモーションとして先行収録されたカードで、このカード以外のピポバースはゲームを終了させるほどの効果を持つCNTが無かったため、動きは派手だがそこまで強力ではない良カードという評価でした。

しかし、この評価は「シンギュラリティスピリット シュレディンガー」の登場で激変しました。

墓地のCNTを発動しながら回復するバグカード。通称シンシュレ

このカードは旧運営がゲートルーラーを理解せずに作った代表的なカードと言えます。
そう言われる所以は以下の2つです。

  1. 入れ替えでは無く回復するため、灯篭流しのメタを回避することが可能

  2. ピポバースであるため、宇宙クラーケンでCNT効果を発動可能

このカードのOD能力はシュレ猫と違い回復であるため、折角池っち店長が環境を調整するために刷った灯篭流しが効きません。
旧運営はゲートルーラーを理解出来ていないためこのような効果にしてしまったのでしょう。

そして、最も問題なのは宇宙クラーケンでCNT効果を発動出来る点です。
これにより、以下のようにプレイする事で墓地に存在する任意のCNTを無限に発動することが出来るようになってしまいました。

前提:灯篭流しがあること
1. 宇宙クラーケンのOD(CNT)を発動し、墓地の宇宙クラーケンと非CNTのピポバースをダメージゾーンに置く。(灯篭流しがあるためダメージを墓地に送れない)
2. 1.で置いた宇宙クラーケンのCNTを発動し、墓地の宇宙クラーケンとシンシュレをダメージゾーンに置く。
3. 2.で置いたシンシュレのCNTを発動し、墓地の任意のCNTを持つカードをダメージゾーンに置き、ライフを1回復
4. 3.で置いたカードのCNT効果を発動
5. 2.で置いた宇宙クラーケンのCNT効果が発動するため、1.~4.を繰り返す

これは応用が効きやすく、シンシュレを連続で発動することでライフ回復が可能で、さらにあえてたたりじゃーー!!を組み合わせる事で自分のデッキを掘り進めることが出来ます。
このデッキは強力で一気に大会環境がこのデッキ一色になりました。

6. その後

その後アル・テリアがメタカードとして機能したりなんやかんやあって池っち店長の解職の停止があったり(アトランティスみたい)色々あって今に至りました。

7. 最後に

全部フィクションです。
後【真実】対策で有料記事にしています。ゲートルーラーの知識と多少の文章力があれば食費くらいは稼げますよ

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