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珈琲の話

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地球と身体にハッピーな珈琲屋HARSHA COFFEE 店主が綴る珈琲話です
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#コーヒー

焙煎豆ご購入の方向けnote vol.1『手網焙煎』

焙煎豆ご購入の方向けnote vol.1『手網焙煎』

焙煎豆ご購入いただき誠にありがとうございます。お豆のご購入ごとにHARSHA COFFEE店主がお送りする珈琲話を一話ずつお届けしています。

今回、初回の購入ということで、購入していただいた焙煎豆についてです。HARSHA COFFEEでの生豆焙煎方法である『手網焙煎』についてお話しとなります。

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Uターン移住者や地域おこし協力隊ではなく、地方就職もしていない新参者が見い出した地方で”わたし”が存在する意味 —コーヒー屋を始める—

Uターン移住者や地域おこし協力隊ではなく、地方就職もしていない新参者が見い出した地方で”わたし”が存在する意味 —コーヒー屋を始める—

「使ってない店舗があるんよ」

7月中旬に初めてその店舗を訪れた時に、私はここで珈琲屋がやりたいと思った。

オーナーさんは以前この店舗でカフェ営業をしていたが、コロナ禍とあいまって経営は芳しくなくなった。そこで現在は駅前に店舗を移して営業をしている。

samcoupeとの出会いは、鬼北町のとある宿泊施設PRの仕事で周辺情報を探っていた時期だった。

もともとIターン移住の地域おこし協力隊やAL

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地球と人々の身体にハッピーな珈琲屋HARSHA COFFEEが愛媛県に誕生します。

地球と人々の身体にハッピーな珈琲屋HARSHA COFFEEが愛媛県に誕生します。

まさか自分が飲食店をすることになるとは全くの予想外でした。「飲食店をする」という意識よりかは、地球と寄り添った生き方を表現する方法が飲食店、珈琲屋だったという方がしっくりきています。

ここでは、2023年9月1日(金)に愛媛県北宇和郡鬼北町下大野地区に誕生する、地球と人々の身体にハッピーな珈琲屋『HARSHA COFFEE』について書きました。一つお付き合いください。

HARSHA COFFE

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珈琲屋、はじめの一歩について(延期中)

(はじめの一歩を綴る前に、カフェでのバイトを懐古しています。)

学生の頃、JR系列のBECK'S COFFEEで約1年半ほどアルバイトをしていた時は、朝6:00シフトで午前中一杯働き、午後に大学に行くような生活を一時期していました。店は、数年前に閉店となりましたが、羽田空港国内線ターミナルの一角に佇んでいました。

早朝、半分寝かけながらオープン準備。
粉砕機にコーヒー豆をシャーと流し入れ、ボタ

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珈琲を育む自然を守ること

珈琲を育む自然を守ること

転機は何気ない日に転がっている珈琲の消費国第4位である日本に生まれ、珈琲を好み、珈琲に安らいでいながら、珈琲を育む自然が失われつつある現状に向き合わないわけにはいけないのに、今まで見て見ぬふりをしていました。でも今日見てみぬふりをしているわけにはいけなくなったと思います。

インドネシアの旧友から送られてきた一枚の写真。かつて休学中にマングローブ保全活動をしていたマングローブパークの裏にある火葬場

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