【初心者向け】AutoCAD自動化攻略法#2
1 前回のおさらい
AutoCADを自動で動かすには、指示書が必要。
この指示書がプログラムである、といこと。
この指示書を書く言語が、よく使われるのが3つあると。
ここまで解説しました。
2 初心者の方に向いてる言語は
AutoLispをおすすめします。
理由は、難しすぎず、それなりの事ができるからです。
ディーゼル式は、比較的簡単なのですが。
指示できる数に制限があったりして、少し使いにくい面があります。
VBAはできることは、広いですが、少し覚えることも多くなります。
AutoLispがちょうど、良いレベルでは、と思います。
3 AutoLispの利点
AutoLispの良い点をあげます。
コマンドを定義して、コマンド名を入力し実行できる。
元からあるコマンドが使える。
3次元の座標を1つのものとして使える。
1は、ディーゼル式や、VBAにはないメリットです。
自分が実現したい機能を持ったコマンドがつくれるわけです。
2は、線コマンドのような、元からあるコマンドも使えます。
これらを組み合わせて、新しいコマンドがつくれます。
3は、使ってみると便利なことで。
座標を指定することはよくあります。そのとき、
3次元だと、座標はX、Y、Zと3つあるのが、
1つとして表せる場合があります。
このことで、プログラムが見やすくなります。