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作品にはね、罪がないんだよ

あらら、またですか・・・

引用元が消えたとき用に、こちらにコピペしますね。

原作者逮捕の漫画「アクタージュ」単行本も新刊発売中止&既刊無期限出荷停止 電子版も無期限配信停止スポニチアネックス971
 「週刊少年ジャンプ」(集英社)は17日、原作者・松木達哉容疑者(29)が強制わいせつの疑いで逮捕されたことを受け、連載打ち切りを決めた人気役者漫画「アクタージュ」の単行本(ジャンプコミックス)について、13巻以降の新刊は発売中止、既刊1巻~12巻は無期限の出荷停止にすると発表した。今月10日に連載終了、11日には2022年に予定していた舞台化中止が発表されていた。

あのですね・・・

作者と作品は別人格です!
作者と作品は、そもそも別々に評価すべきことなのですよ。

モーツァルトさんは、当時としてもアブナイ人でした^^;
映画アマデウスは、別に着色してるわけでもないですよ。
スカトロジー疑惑もありました。
詳しくは、ベーズレ書簡でぐぐってください。

年末の第九で有名なベートーベンさん。
彼にしても
文豪ゲーテさんに、その性格を残念がられています。

好き嫌いは別にして、天才ビートたけしさん。
愛人こさえてますから、ポリコレ流行りの昨今ではアウトですね。

さて、彼らがそのような性格の持ち主だからといって
彼らの作品をあなたは否定するのですか?

モーツァルトさんの作品を否定する勇気はありますか?
ベートーヴェンさんの作品を否定する勇気はありますか?
ビートたけしさん、というよりは、北野たけしさんの作品を否定する勇気はありますか?(作品の好き嫌いは別です)

漫画の世界では、

美味しんぼの、海原雄山さん。
大変にとっつきにくい御仁ですが、
彼の作品は、その時代の代表作のひとつといってよい設定になっていましたね。

こうしてみると、私たちは、しっかりとしたブランドのあるものについては
作者の人格と、
作品の人格を
ごく自然に分けて考えています。

仮にあなたが、
モーツァルトやベートーヴェンが、人としてはクズだったことを
私の文章で、はじめて知ったところで
ぶっちゃけ
それはそれこれはこれでしょ。
という風に思っているのではないですか?

であるならば

何故に

人気漫画の作者さんが
変態犯罪行為をしたからといって

彼とは別人格の彼の生み出した作品を、
世の中から抹殺することに賛成できるのですか?

おかしいじゃないですか?

これを、世の中ではダブルスタンダードと言います。

今回は、
漫画家によるハレンチ行為でしたが

ここしばらくは、
芸能人の不倫ネタが全盛でしたね。

なんであんなに盛り上がるのが意味が分かりません。

何しろ芸能の世界ですから、

連中にとって、
男遊び、女遊びは、芸の肥やし。
くらいに思っているからかもしれませんね^^;

だって私の日常に一ミリたりとも環境ないことですから。

ぶっちゃけ、昭和生まれの男ですから
好きな女優とそんなことがやれるくらいの
ステージ(財力、実力、人脈)に立ちたいとは思っていますよw

まあ戦闘力現状、ヒトケタのことはどうでもいいや。

で、不倫ネタに話を戻すけど

これいつもおかしいよねと思ってるんだけど

不倫やった人達が、
何かのトピックで、
まっとうなことをコメントした時に

「不倫した奴が偉そうなこと言ってんじゃねえ!」

てな、クズ発言が決まってあるのですよね。

これもですね

いったん世の中のルールをやぶると
いつまでも、ねちねちと陰湿に、
ルール破りの人間が言うことだから
とにかくアウト!

てな感じで、全くもって単細胞に
人と発言を一体化しちゃうんですよね。

もう1度言うけど
こういうのを単細胞と言います。

かなり恥ずかしいことなので
思い当たる人は今からでも
やめたほうがいいですよ^^;

自分はバカですと宣言しているのと
変わらないですから。

この頃の風潮は

1)社会のルールを守る人間のみが作品を発表することを許される
2)作者は社会のルールを破った
3)だから、作者は作品を発表することが許されない

てな風潮になっています。

そうではなくて

1)作者と作品は別人格である(別々に評価すべきである)
2)作者は社会のルールを破った
3)だから、作者はペナルティーを受けるべきであるが
作品は別人格であるから、作品を買う人に判断の材料を与えつつ
その存在は続くべきである。

てな風潮に変わっていってほしいと思います。

ではでは!

本日のおすすめ本
8月なので、戦争に関わる本をひとつ!

作家で東京都知事だった猪瀬直樹さんの本
今日は終戦記念日
これ読むと、今の日本でも同じ過ちを沢山していることがわかるよ。

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