外出中にできる作家仕事の増やし方
外に出てました
今週は外出の予定が多くありました。
こういう時、まとまった時間が必要な長編作品はあまり捗りません。移動する必要があったり、人と会ったりで、どうしても集中が切れてしまいます。
なので、隙間時間にできる仕事をメインにこなしていました。電車の30分、次の予定までの1時間、舞台が始まる前の20分。それくらいの時間でキリがついてスパッと終わる、そんな仕事です。
では、どうしたらそんな仕事を用意できるのか。
短い作品に携われる環境を作っておく
企業や個人から仕事としてオファーがあるのが一番良い状態です。水谷健吾で言えば、これまで関わってきた仕事だとこんなものがあります。
・54字の物語シリーズ
・「イミコワ英語」
・ポッドキャストの朗読脚本
・5分後シリーズの執筆
・「空白小説」
電車に乗っている間にスマホで初稿をざっと書いたり、カフェで2時間ほど集中して1作書いたりするのにとてもちょうど良い仕事です。ならば、どうしたらこの手のオファーが来るのか。僕の場合、次の4パターンです。
1.知り合いからのお誘い
2.編集さんへ持ち込み
3.SNSに載せた作品を見て連絡が来る
4.短編コンテストへの応募
1,2はすぐには難しいかもしれません。狙い目は3,4です。SNSやこのnote、小説投稿プラットフォームに作品を応募しましょう。同時に短い作品を募集しているコンテストがないか探してみましょう。54字の文学賞やエブリスタの3行コンテストなどは定期的に開催しています。
推敲の時間にする
手がけている長編があるなら、隙間時間に推敲するのも有効です。移動や人と会うことで集中力がリセットされることを活かし、新たな気持ちで読み直すことができます。手直しはしない。ただ、直したい箇所の文字の色を変えておく。
あくまで腰を据えて考えるのは家に帰ってから。(僕の場合はですが)それくらいが隙間時間にはちょうど良い。
さて。残りは週報です。
稽古が始まりました
舞台「おーいかえってこーい」の稽古が始まりました。今回、裏導線周りが重要なので早いうちから美術さん、舞台監督さんと打ち合わせ。どんな形になるかはまだ未定ですが、早めに稽古で試せるよう準備してくださるとのことでありがたい。
コーヒーフェス
近所で開催されていたコーヒーフェスに行きました。ずっと行くつもりでカレンダーにもメモしていたんですけどすっかり忘れていまして、近所の喫茶店でコーヒーを飲んでいた時に思い出しました。喫茶店でコーヒーを飲み、コーヒーフェスでさらにコーヒーを飲むことに……。
到着したのが閉幕直前だったので半分くらいの出店は完売してた……
布団をコインランドリーで洗いました
夜、本格的に寒くなってきましたよね。ということで布団を洗いました。いつもよりちょっと遠いコインランドリーへ行き、洗濯が終わるまでの1時間は周辺を散歩していました。こういう、強制的に時間を潰さないといけない時間がけっこう好きで、フラフラとしていました。
午前中だったこともあってか街全体がいそいそと動き出している感じ、そして木枯らしが吹いている感じ、なんだか年末だなぁと思いました。
観劇しました
今週は3本ほど観劇しました。ずっと好きな劇団さんの再演やら、知り合いの劇団さんの新作公演やら。
実は自分の誕生日だったり、友人の結婚式があったりで珍しくスケジュールが埋まっており、人生で(おそらく)初めて舞台をハシゴしました。腰が心配だったのですが、無事に帰宅できました。
結婚式に参列しました
友人の結婚式に参列してきました。同じ卓には大学時代の友人たちがいました。なんか、これくらいの距離の友達って良いですよね。1年に1回会うか会わないかくらいの。互いの近況報告して、昔話に花を咲かせて、で、またいつか会おうと解散する。最高にちょうど良い関係です。
今週見た舞台
「君がくれたラブストーリー2024 上演時間」
シベリア少女鉄道の最高傑作と名高い作品の再演。この劇団、過去公演を映像やDVDにはしていません。そもそもは、知人がとある過去公演を口頭で説明してくれ、それがすごい面白そうだと思ったのがきっかけ、そこから毎公演観に行っています。
この劇団「演劇をイジるギミック」を毎度仕掛けてくるのですが、代表作と呼ばれているだけあり、その勢いと濃度がとにかく凄かったです!
噂によると見逃し配信上映をするらしいので、興味ある方はぜひ
ちなみに脚本演出家さんはトークサバイバーの方。個人的には映画「おそ松さん」がぶっ飛んでいて好きでした。
ということで、また来週!