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AV女優が確定申告してみた話し
わー!確定申告の時期ですねー!
私はAVをする前から個人事業主として翻訳の仕事をしていたので、これくらいの時期に確定申告しなきゃ〜という気持ちになり、AV始めてからも確定申告をしています。
私の場合は親の扶養に入ってた時から確定申告をしていたので、毎年扶養を外れない金額に収めようと必死でした。
既に自分で税金を払ってる人は、確定申告をすると、多くの場合は節税になります。仕事に使ってる割合などをしっかり提示できるのであれば、家賃や光熱費、インターネット料金、スマホ料金も一部経費として提出できて、その分払わないといけない税金を減らすことが出来ます。また、「経費で暮らし、所得を限りなく少なくする」という、税金が高い日本で賢く豊かに生きるライフスタイルを実現出来ます。
ということで、個人事業主にせっかくなったのなら、ぜひやってみましょう〜!
なお、わたしは専門家ではないし、確定申告に纏わる理解もあまり深くはないので、以下の内容は素人の戯言として読んでください。
もっとちゃんとした記事や専門家が世の中には溢れていますので、最終的にはそちらを参考にしてください。
あくまで、一AV女優が確定申告をした時にしたことなどをつらつら書いているだけです。
それでは、本題に入りましょう!
そもそも確定申告って絶対にしないといけないの?てか、何しないといけないのか分からなすぎる…
そんな思いを昔の私は抱いていました。でも、分からないからこそ、調べて、自分を安心させるために確定申告という儀式を行ってみました。
じゃあ、最初の疑問から。
そもそも確定申告って絶対にしないといけないの?
私の個人的な意見は、「最悪しなくていいけど、提出物を完成させるまでの準備は毎年した方がいい」です。
理由は2つあります。
万が一締め切りまでに提出出来なくても、確定申告アプリなどに自分の情報を記入しておいたり、必要な書類をある程度集めておけば、後から税務署に質問されても、すぐ返答用の書類が記入出来ます。
また、収入から経費を引いた金額が48万円以下の場合は、そもそも確定申告する義務はないので、もし全然稼いでなかったり、経費にめちゃくちゃ使ってたなら、一応全部確定申告アプリに情報を記入して確認した上で、最終的に出来上がった書類を提出せずに、自分用の記録として保存しておくのでも大丈夫です。
ちなみに、いくら実際に経費がかかってても、メーカーさんが税務署に提出している貴方への支払い金額が一定額を超えている場合は、税務署から経費教えてっていうお手紙が来ます。そもそも確定申告しておけば、そんな手紙来ないし、確定申告の準備をしてれば、すぐに返答できますし、証拠見せて!と言われたらそのための書類も添付出来ます。
なので、確定申告は最悪出来なくてもいいけど、確定申告をする試み、もしくは確定申告の準備をしとくのは最低限やっておいた方がいいかな〜と思います。
じゃあ、次の疑問。
具体的に確定申告って何すればいいのよ?
確定申告をするためには、次の書類を集めましょう!
・支払調書
・請求書や領収書など経費の証拠
・家賃や光熱費を一部経費にする場合は、どれくらいの割合を仕事で使って、どれくらいをプライベートに使ってるかの論理的な説明文や図解
事務所所属のAV女優は、多くの場合、事務所を経由してギャラを貰っていると思います。
しかし、それだとAVという有害業務を事務所が女優に斡旋しているように見えてしまうため、確定申告の書類上では、メーカーが女優に直接総ギャラを払って、事務所は業務委託費を女優から貰ってることにしてる事務所が殆どなのかなと思います。
実態と書面上で乖離がある理由としては、
・メーカーが女優に総ギャラを払ったら持ち逃げするんじゃないか
・業務委託費を女優が事務所にちゃんと払わないんじゃないか
・メーカーとしても事務所に纏めて支払う方が楽
・女優もそっちのが楽
とかが挙げられてるそうです。
ですが、書面と実際のお金の流れが違うのは本当はダメなんじゃないの〜?と私は思っています。
まあ、でも事務所にお願いすれば、メーカーさんから届いている支払調書と、事務所から女優宛てに作っている業務委託費の請求書をくれると思います。
そして、それらを使って、自分の確定申告をしましょうー!
確定申告はアプリを使うのがオススメです。
わたしはfreeeというアプリを使っています。
紙でやってもいいのですが、アプリだと自動で色々計算してくれて、よく分からないことがあっても、分かる金額だけでも記入しておけば、一応最終的な提出物が完成するので、アプリを使っています。
課金すると、レシートや領収書のデータも写真を保存しておけば管理してくれるので、それも便利です!
ただ、私は毎年この時期にあわてて確定申告の準備をし出すので、大きな買い物や、事務所に支払っている業務委託費などだけで経費の記入は終わらせています。
もっと一年中ちゃんと領収書や請求書を集めておけば、更なる節税が見込めるんですけどね。
あと、確定申告をする時に大事なのは源泉徴収額を申告することです。
源泉徴収というのは、ギャラの額に応じてメーカーさんが予め納めてくれている税金のことです。
殆どの場合、実際に払わないといけない税金よりも多く支払われているので、既にこれくらいメーカーさんが源泉徴収で払ってくれてるよ〜と申告すると、払わないといけない税金額が減ったり、もし収入自体がそもそも少なければ、多く支払った分が自分に戻ってきます。ラッキー✌️
翻訳家時代は収入が本当に少額だったりしたので、多く払われてる分の税金が戻ってきました。そこで、私は確定申告するとお金貰えるんだ!じゃあ、毎年やろ!ってなりました。笑
しまいには、お爺ちゃんの確定申告の準備を手伝って(レシート貼ったりする作業してた)、戻ってくる分のお金をお小遣いとして貰ったりしてました。
税金は確かに納めないといけない義務があるのですが、AVみたいな不安定な仕事で、かつセルフプロデュースや営業の金銭的負担も全部女優自身がしないといけないのであれば、少なくとも使った分の経費は全部申告して、節税した方が圧倒的に賢い市民です。
あとから払ってない分を払うハメになると、増額してたり、額が多すぎて払えないこともあると思います。
なので、最悪提出出来なくてもいいので、提出物やその年の領収書を集める確定申告の準備だけは絶対しておいた方がいいと思います。
もしこれを読んで分からないことがあったら、AV女優向けの確定申告セミナー(去年はやってた!今年もあるのかな?)や、もっと分かりやすく説明してくれている記事が無料で読めるので、そちらを参考にしてみてください。