ネットの先の「友達感覚」
こんにちは。久々のnoteの投稿になってしまいました・・・
3月~5月末まで、テレワークを実施。6月からは通常出社となり、週5の電車通勤がこんなにも大変だったのかと思い知らされる日々です。最近「出勤再開うつ」といった新しい単語も飛び交う世の中で、会社に通うという事がサラリーマン、OLにとってどれだけ大変な事なのかを痛感します。(みなさん、がんばりましょ…笑)
そういえば、テレワークや外出自粛期間が長く続いたことで、私はYouTubeに合わせ新しい楽しみを見つけました。(相変わらずネット民度爆上がり)
それは「ツイキャス」という配信アプリです。
ツイキャスはライブ配信を通して世界中の人とコミュニケーションする場を提供しています。 雑談、ラジオ配信、ゲーム配信、アニメ、ガールズ、ボーイズ、ミュージックなど色々なカテゴリのライブが配信中!スマホやPCから誰でも簡単に配信が始められます。
以前からアプリを入れておりましたが、そこまで使ってはいませんでした。
今回の新型コロナウイルスの影響で、ライブやイベントが軒並みできなくなり、様々な活動者さんが「ツイキャス」を始めたことも相まって、ツイキャス利用者数は増加中。若者を中心に、近年様々な生配信アプリが人気になっている、という内容をどこかのネット記事で読みました。
私の中で「YouTube」は編集された動画を、好きな時間にYouTubeを開いて再生するだけで見ることが出来るため、”時間”を気にせず楽しむことができると感じています。そのため社会人にも非常にマッチしていて、若年層~趣味を持つ大人世代まで、幅広い層が利用しています。
一方「ツイキャス」は今、その瞬間を楽しむ配信アプリのため、社会人にはなかなか難しい所もあると感じます。ですが、録画を残してくれたり、朝の時間帯(朝枠)や、仕事終わりの夜の時間帯(夜枠)に配信をしてくれる配信者さん(キャス主)も多くいらっしゃいます。そのため自分の好みの人を見つけることで、人それぞれ、空いた時間をみつけて楽しむことができると感じます。
このツイキャスには様々な「カテゴリ」というものがあり、その中に複数の枠(YouTubeで言うチャンネル)が存在。「探す」というワクワク感を与えてくれるという点も、ツイキャスの楽しみ方なのかもしれません。
ツイキャスの閲覧は、「コメント」を書いたり「アイテム」を投げないと、誰が見ているかは分からない仕組み(閲覧人数しか分からない)になっており、「初見さん」と呼ばれる、”初めて枠に来てくれる人”を、ほとんどの枠で求めている印象があります。そこから、その枠に通ってくれる「ファン」を獲得することで、アイテムという、いわゆる”投げ銭”システムによって、その配信者さんを応援することができる、という仕組みです。(※個人的見解含む)
私も最初、ツイキャスの仕組みがよく分からず、いわゆる「大手さん」と呼ばれる、同時閲覧数が何千、何万と行く枠を覗いてみました。すると、見ている人達が書き込んだ、コメントが異常な速さで流れており
「わぉ。なんだこれは・・・」
と物凄い衝撃を受けたのを覚えています。
チャンネル登録者数が多いYouTuberさんがYouTubeで”プレミア投稿(プレミア公開)”をした際に、みんながコメントをしまくり、コメントで盛り上がっていく、ということに近い現象が起きておりました。
また、ツイキャス初心者に優しいはずの「初見さん歓迎」という記載がされた枠へ、ひょっこり足を踏み入れてみた際、さらに衝撃を受けたのが、
「○名様いらっしゃい!よかったらコメントしてね」
「○名様こんにちは。気軽に3点してってね!」
と突然話しかけられ(訂正:話しかけられたような感覚になり)、焦ってツイキャスアプリを秒で閉じたこともありました。
(仕組みを理解していない人に、最初なかなか衝撃だと思うのは私だけでしょうか?w)
他にも私が混乱した、ツイキャスでよく耳にする「気軽に3点していってね」の「3点」というのは、「通知・サポート・フォロー」のこと。
◆「(配信開始時にくる)通知登録」
◆「(応援の意味の)サポーター登録」
◆「(Twitterアカウントの)フォロー」
Twitterのサブアカウントがあると、4点だったり、YouTubeやInstagramがあると、5点だったり6点だったり。基本の3点以外に各種SNSを持っている配信者さんの場合は、してほしい何点の部分が増えていく形となっていました。
たぶんYouTubeを観ていて、動画の最後に「この動画が面白かったら、チャンネル登録(あと通知オンやコメント)と高評価よろしくね!」という、YouTuberさんが言うあの呼び掛けを、簡素に略して伝えているのが”ツイキャスの「3点」”と呼ぶ様子です。
だらだらと書いてしまいましたが、なぜ私がツイキャスにもハマっていったのかを考えてみました。配信者さんによっては、顔出しをしていない方も多いのですが、そんな顔も名前も知らないキャス主が、自分という存在に対して「友達感覚」で話しかけてくれることが、私にとってツイキャスを毎日開く理由になったのだと思います。
YouTubeで水溜りボンドさんにハマったのも、私は心のどこかで「2人のように、気の知れた親しい友人」という関係性、いわゆる「友達」(友達感覚)に強い憧れがあったのかもしれません。
連絡を取り合える友達がリアル上に一人もいないわけではありません。(気軽にLINEができる友人や、年に数回会うような友人が片手で収まる位の人数はいます。笑)でも社会人5年目となると、みんなそれぞれ仕事も忙しくもなり、学生時代の友人とはどうしても疎遠になりがちだと思います。
そんな時、一人で過ごす時間が好きな私にとって、ネット民になることで、友達との会話の代わりになっているのではないかと思いました。ネットは、気を遣わず、自分の好きなことを好きなだけできる時間であり、何よりも非常に重要な、ストレス解消法でもあると感じています。
ツイキャスを通して、顔も名前も知らな人達と気軽に話せる日々は、現代らしい文明の発展によるツールのおかげでありますが、ネットというものは気軽な反面、時に見えない相手を簡単に傷つけてしまうこともあり得ます。
私にとって、YouTubeもツイキャスも、友達みたいなもの。
だから楽しく”いい関係”を築いていけるよう、これからも水溜りボンドさんの毎日投稿を応援したり、ツイキャスの枠に行ってコメントで応援したりして、楽しい日々を過ごしていきたいと、そう思っています。
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