おすすめ「大逆転のうつ病治療」
前の記事で精神安定剤は自律神経に影響を及ぼすことについて書きました。
どの薬がどのくらいそれぞれ、交換神経と副交感神経に働きかけるかははっきり数値化はされていない現状です。
なので処方されて服用している、ということは少なからず自律神経が乱れている状態だと思われます。それが惹起性うつ病へ発展していく例がかなり見られるということです。
詳しくは菊池一也先生の 「大逆転のうつ病治療」
で読むことができます(今は絶版となっているみたいですが、アマゾンなどで中古が出ていると思います)
上記の内容のほか、SSRIは寝る前に飲まない方がよいことや、SSRIとベンゾそれぞれの減らし方など減薬の基礎がかいてあるので、減薬初心者で両方減らしていきたいというかたにはおすすめの本です。
うつ病の治療に薬を用いることを否定しているわけではないのです。
ただ、飲まなくても治る可能性のあるひとが、長期服用してしまい減薬に苦しんでいるというケースはネットで見る限りでも決して少なくはなく、
前回と重複しますが、処方するときに医者が「これはいざ辞めたいとなったときにすんなり辞められる薬ではない」等の説明は義務づけられるべきだよなあとは思います。
また、内科や耳鼻科などでも処方されるケースもあるため、うつ病が認知されるのと同じくらいに、離脱症状への認知が広がってほしいなとも思います。
これまでは減薬に挑むための知識編でした!
次は減薬をしている人のための身体へのケアで知っておいてほしいことをかきます!