自分史8(効果が出る)
とはいえ、ベッドを変えるだけで本当に眠れるようになれるのか?と少しの不安が実はありました。
でも、ベッドの台からマットレスを下ろすと、確かに地面に直に寝ている安心感が感じられました。
そして3日も経つと、眠れないループへ入ってしまう不安感がなぜか半減したように感じられました。
根底にあってなかなか抜けなかった「眠れない不安」は断ち切れたような感覚がありました。
とても不思議に感じました。
実は、初めてのセッションですでに「原因はお母さんだと思います」と先生に言われました。
それを聞いてなんだかとても腑に落ちたような、びっくりしたようなという両方の気持ちでした。
なんで気がつかなかったのだろうと思い、でも考えてみると今の状況の全て辻褄が合います。
私の不安の原因は母でした。
今これを書くために、当時の手帳を見てみたら、アークへ行った夜に「怒りで眠れなかった」とありました。
自分は今まで散々苦しんで悩んで、でも母からは「なんであなたはそうなの」と言われる。自分ばかり働けなくて他人からも軽蔑されたりしてきたのに、でも結局あの人のせいだったじゃないかという気持ちが出てきていました。
そして、本当は私は中学生の不眠になりたての頃に、母が変われば治るのでは、と考えていたことを思い出しました。(それまではなぜか忘れていました)
2ヶ月後の予約の日に、先生に「効果がありました」と伝えると、
ではCHANGEをやりましょう、となりました。
私が「夜は夜更かしをしてしまいます」と言うと、
「それは家族が寝静まった夜しか安心できないからですよ」と言われました。
眠れなくて困ったという時はいつもどうしてるかと聞かれ、漫画や本を読んでいますと伝えると、
「その習慣を変えてみましょう。起き上がってお茶を入れて飲んで一息つくと気持ちが切り替わるのでオススメです。他に3、4個くらい出しておきましょう、これがいいかなというのはありますか?」
先生と話し合って、①ペパーミントティーを飲む②紅茶を入れる③チョコを食べる④アロマを炊く に決まりました。
セッションが終わり、夜眠れない時があるとやはり漫画や本に逃避したくなりましたが、お茶を淹れに起き上がるようにしました。
そうしていると、今までとは違ったすっきりとした嫌なものに引っ張られない感じがして、その感覚が新鮮でした。