減薬=首こり その2
減薬から首への影響が大きいことを前回の記事で書きました。
今回は首のこりに対して、自分でできる方法を書いていきます。
私が減薬していく中で、実践した順に書いていきます。
首の後ろに蒸しタオル
これは首こり、というよりかは自律神経を整える方法です。
減薬していくと初めは自律神経が狂ってのぼせや冷えなどを感じていました。私は23歳くらいの頃でひどい自律神経失調症を経験していたので
(ひどい風邪のような寒気やのぼせが3日おきに生じる)、その頃から通っている鍼灸院にお世話になりながら、こちらも実践していました。
水で濡らしレンジでチンしたタオル(首がちょっとあつい、と感じる程度)を首の後ろにあて、4〜5分そのままにする。
以上を4〜5回繰り返すのを1セットとし、1日に3回ほどやります。
首枕
松井孝嘉先生が推奨している首コリ解消法です。テニスボールとストッキングがあればできます。
減薬の最初の頃はあまり首こりはひどくなかったのですが、これをすると顔の筋肉が緩むことに気がついたので、たまにやっていました。
2017年10月ごろから、いよいよベンゾジアゼピンの量もほんの少しとなったくらいで、首コリがはっきりと気になるようになり、そこからは頻繁に用いるようになりました。
詳しくはこちら
ピップエレキバン(!)を迷走神経に貼る
これかなりの裏技です笑。検索しても出てこないやつです!笑
首の後ろに迷走神経が通っているので、そこに磁石を貼ると元気になるよ、とアークの安田先生に教えていただき、やってみたところ、効果ははっきりとありました。
首の後ろ左右に縦に2つずつ。首が長い人は3つに増やしてください。ピップエレキバンの強さは200ミリテスラのものだそうです。
これはリボトリール断薬の2週間前くらいの、かなり最後の方からやり始めました。
減薬の最後のほうは、身体はかなり楽になっていくかわりに、精神的にかなりしんどくなってきます。
そしてそのしんどさからなかなかぬけられず断薬してもずっと元気出ない・・というかたが多くいらっしゃるのではないかと感じます。
そういうかたに是非試していただきたいです。
(ただやっぱり責任は取れないので、自己責任でお願いします・・とはなってしまうのですが、、他に方法もないしなんでも試してみたい、というかたは是非!)
また、これをすることによって自律神経が整ったようにも感じます。
これをしてからは、それまでの減薬で狂いに狂った自律神経が整ってしまい、しかも、減薬をする前の狂いがちだった自律神経よりも元気になってしまいました。
てんかんの患者さんは、首に磁石を埋め込む手術をすると発作が起きなくなるらしいですが、私の飲んでいたリボトリールもてんかんのお薬なんですよね・・!
続けていくと、元気すぎるかも?という感覚になったりするのでそうしたら徐々に貼る時間を減らしていけばいいと思います。
最後に、今現在もやっている方法です。
先々週あたり、午後に友人と電話したあとに突然右耳が痛くなるのが止まらなくなってしまいました。首こりが原因だとわかり、首枕をやってもダメで、夜に鎮痛剤を飲んでもまだ痛い。
旦那がネットで色々調べてくれ、首と肩こりを瞬時にほぐすツボが手の甲にあるという情報を教えてくれました。
実践したら、すぐに痛みが和らぎ、長いこと押していると首がミシミシ・・っといって硬くなっていた筋肉が伸びたような感覚があり(!)、それから痛いのは無くなりました。
手の甲のツボ(三間、中渚、後渓)にピップを貼る
貼ってみると、ぼーっとして思考が焦点が合わない感じが解消されて、
部屋が一段明るくなった気がして、曇っていた日だったから日差しが増したのかと思ったけど、2回目も同じような感覚を感じたんです。
そして精神的に元気になったのがはっきりとわかりました。
上記は実践した順に書いていますが、例えば手の甲のツボなどは頭痛などにもききますし、もしかしたら耳鳴りが首コリが原因でなっていた場合、効く可能性があります。
減薬の離脱の出方も人によってさまざまだと思うので、効くかな、と思ったら試してみてください。
身体の変化に敏感になることに努めることによって、減薬中、日常的に何もできず鬱屈してしまいがちなのも回避できるかと思います。
敏感になると、結構やること出てくるので(笑)、これらをおすすめします。
もっと早く知っていればな、と思いましたが、減薬中は頭が働かなくて良い情報もスルーしてしまったりするんですよね。
今回は身体へのアプローチを書きましたが、精神的なアプローチで効いた
方法があったので書いていきたいと思います。