どこからがファンか

にわかって言葉が嫌だ
って話をする。


みんな、好きな人がいると思う。

アーティスト、俳優、
VTuber、キャラクター…

その人を推していたり、
ただ見守っていたり、
たまに見るだけだったりする。

そんな中、
ガチファンにわかファン
という言葉がある。

アホなAさん
あの歴史人物好きなんだけど、
何した人だっけ?
光の速度が早いとか言ってたあの…
名前何だっけ?
ベロ出してた科学者なんだけど…

普通のBさん
相対性理論唱えた
アインシュタインね。

博識のCさん
式とか書ける?
奥さんの名前知ってる?
自分は知ってるけど…

このやりとりを見た第三者は、
アホなAさんはファンじゃないな
と思うのが普通だろう。

でも、
よく知ってればファンだ
と言って良いのだろうか

「いつも見てます」
とファンが言ってるところを
ちょくちょく見る。

その後で
「何の動画みた?」
「名前漢字で書ける?」
と聞かれて
答えられてない様子をよく見る。

じゃあその人はファンじゃない
と言って良いのか?

盲目の人が
姿を知らない人を愛する美しさ

というのを考えてみる。

知らないことがあって、
一部分だけ知ってる状態でも、
愛は成り立つと思う。

ファンとして
一部分しか知らなくても
全部知ってる人に負けてるとは
僕は思わない。

その人の動画だから毎日見てる。
好きだから更新されればすぐ見る。
後で忘れるとしても、
雰囲気が好きってことがある。

だからどこからがファン
というのは無くて
ちょっと良いなと思ったらファン
で良いと思う。

知らないことがたくさんあっても
よく知らないけど好きって
胸を張って言っても良いと思う。

だから

「こいつにわかだな」
って言う人は苦手だ…

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