美肌を作るスーパー味噌汁のレシピを公開
こんにちは!肌荒れ地獄から復活したmasaです。
今回は美肌を作るのはもちろん、肌荒れ改善にもかなり効果的な「スーパー味噌汁」のレシピを公開したいと思います。
このわたしが考えた「スーパー味噌汁」は、とりあえずこれさえ食べとけば間違いない!といえるくらい自信のあるおすすめしたいレシピ。
「スーパー味噌汁」を食べた翌日の朝は、肌がつやつやして効果が実感できます。
これは「スーパー味噌汁」を食べたことのあるわたしの女友達も言っていたので、間違いないかと。
「スーパー味噌汁」を作り始めて20年近く経ちますが、おかげ様で肌荒れは改善されて、肌が若くて綺麗と言われるまでになりました。
わたしのニキビだらけの肌が改善されたのは、この「スーパー味噌汁」と「水洗顔」のおかげだと胸を張って言えます。
しかも、スーパー味噌汁を食べ始めてからは、たくさんできていた口内炎がすっかりできなくなりました。
スーパー味噌汁は、一度作り置きしておけば3〜5日間くらいはもつので、「いちいち肌に良いレシピは・・・」なんて考えたりする手間が省けます。
わたしは一人暮らしで仕事に追われる日々を送っていたときは、家でご飯だけ炊いて惣菜屋さんで適当におかずを買って、あとはスーパー味噌汁を食べる、というお手軽な生活で肌荒れは改善しました。
なので、一人暮らしで忙しい毎日を送っている人にとっては、うってつけのメニューだと思います。
では早速作り方を紹介していきますね!
目次
1:スーパー味噌汁の材料
2:水はアルカリイオン水を使う
3:出汁(だし)はインスタントじゃなくてカツオ節で
4:作り方の手順
5:【重要】酒粕を入れる
6:味噌は沸騰させない
7:+アレンジで更に美肌に効かせる
8:スーパー味噌汁でとれる栄養素
1:スーパー味噌汁の材料
スーパー味噌汁は具材をたくさん入れます。
上の写真がスーパー味噌汁の材料です。
もはや味噌汁の領域を超えているかもしれません・・・
一覧にしてみると、
・モロヘイヤ 1袋
・小松菜 1袋
・にんじん 1本
・玉ねぎ 1個
・赤ピーマン(青ピーマンでもOK) 3〜4個
・えのき(他のキノコ類でもOK) 1袋
・豆腐 1丁
・わかめ 適量
・しょうが 適量
※お水2ℓに対しての量です。鍋の大きさや水の量に対して分量は変えて下さい。
盛りだくさんですね。
ちなみに、モロヘイヤは地域によってはスーパーで販売していない場合もあるので、大根とか春菊などで代用しても大丈夫です。
とはいえ、モロヘイヤは美容成分タップリなので、できればなんとか探し出していただきたいです。
ちなみに、わたしが埼玉に住んでいた時に、モロヘイヤがなかなか見つからずに5件くらいハシゴしたことがあります。
ないときはないので、あきらめましょう。笑
2:水はアルカリイオン水を使う
味噌汁に使う水ですが、間違っても水道水を使うのはやめてください。
コンビニやスーパーで販売しているミネラルウォーターでも問題はないですが、できれば「アルカリイオン水」を使ってほしいです。
わたしが使っている水は、KIRINの「アルカリイオンの水」。
値段も100円ちょっとで、全国どこのスーパーでも手に入るので、特に「この水じゃなきゃ嫌だ!」というこだわりがなければ、こちらを使ってください。
なぜアルカリイオン水を使うのかというと、人間の血液がPH7.4の弱アルカリ性だからです。
人間の体内は弱アルカリ性に保っているからこそ健康でいられ、酸性に傾くと不具合が出てきて肌にも影響があります。
ですが現代人は酸性食品を多く摂取して、自ら体内の酸性化を促進しているのです。
酸性食品をいくつかあげてみると、
・砂糖
・穀類
・肉類
・魚介類
・乳製品
・ビール
・コーラ
などなどで、わたしたちが普段から食べているものばかりですね。
なので、酸性に偏りがちな体内のPHを、弱アルカリ性に戻すためにも、アルカリイオン水を使う必要があるんです。
3:出汁(だし)はインスタントじゃなくてカツオ節で
味噌汁を作るには出汁が必要です。
実はこの出汁もスーパー味噌汁にとって大事な要素で、できるなら和風だしなどの粒状タイプのインスタントは使わずに、かつお節を使ってもらいたいです。
なぜかというと、カツオ節の美肌パワーがすさまじいから。
カツオ節には様々な体に良い栄養素が含まれていますが、特に「イノシン酸」という旨みの源でもあるアミノ酸は、美肌を作るといわれています。
イノシン酸は人間の大事な細胞を作る材料でもあり、体内に入ると細胞を活性化させて肌のターンオーバーを促進させてくれるのです。
細胞が活性化されるので、老化防止にも効果がありますよ。
まさに天然のアミノ酸サプリメントといったところでしょうか。
ちなみにわたしは、パックタイプのカツオ節を使っています。
少し前まで普通のカツオ節を使っていましたが、いちいち量を調整したり、出汁を取り終えた後にかき集めて取り出さなくてはいけないので、そんな手間のないパックタイプに替えました。
とても使いやすくてオススメです。
4:作り方の手順
では早速実際に調理していきます。
まず最初に鍋を用意して、その中にアルカリイオン水をドバドバ入れてください。
中火のスイッチをおしたら、カツオ節も入れます。
わたしは面倒くさがりで、一回の調理でなるべくたくさん作り置きしておきたいので、給食当番か!?というくらい大きな鍋で作っています。
どのくらい大きな鍋かというと、2ℓのアルカリイオン水がまるごと入るくらい。
今実際に使っている写真の鍋は、2ℓのアルカリイオン水を丸ごと入れて具材を入れたら、ちょうどぴったりのスーパー味噌汁が作れるので、かなり使いやすいです。
出汁を入れたら、お鍋を温めている間に具材を切っていきます。
10〜15分くらい経つと水に色がついてくるので、カツオ節を取り出してください。
目安は沸騰する前にとる、というような感じです。
↓このくらいの色がついたら取り出してOK
にんじんは固くて火の通りが遅いので、一番最初に切って鍋に入れておきます。
細かく切った方が食べやすくて火の通りも早いです。
ちなみにモロヘイヤの代わりに大根を入れる場合は、火の通りが遅いので、細かく切って人参より先に入れた方がいいです。
あとの野菜は適当に切って順次入れていきます。
わたしはこんな感じで野菜を切っています↓
今回の記事は二日に渡って撮影した画像を使っており、赤ピーマンと青ピーマンの画像が交互に入れ乱れておりますが、ご容赦くださいませ。。
ちなみにピーマンはビタミンCが豊富に入っていますが、火を通し過ぎるとビタミンCが壊れてしまうので、わたしの場合は最後に入れるようにしています。
※赤ピーマンはビタミンCの保有量が野菜の中でもトップクラスなので、青ピーマンよりおすすめです
野菜を入れ終わったら、お豆腐も忘れずに入れましょう。
わたしはよく豆腐の存在を忘れてしまい、味噌汁を器に注ぐ時に「なんか足りない気がするな・・・って豆腐入ってないやん!」ってなります。
豆腐は作り終わった後に入れても問題ありませんが、生温い食感を味わうことになってしまうので、目の届くところに置いておいた方がいいでしょう。笑
これで具材のカット&煮込み作業は終わりました。
5:【重要】酒粕を入れる
具材を入れ終えたら、スーパー味噌汁の一番のポイントである酒粕を入れていきます。
なぜ酒粕を入れるのかというと、美容にめちゃめちゃ効果があるからです。
酒粕は発酵食品で、日本酒を作る工程でできたカスですが、お酒があまり飲めないわたしにとっては、酒カスがメインでもいいんじゃないか?というくらい栄養素が豊富な食品です。笑
例えば、美白、美肌、保湿、老化防止、便通が良くなる、シミができにくいという美容効果が期待できます。
また、酒粕にはアルコールが含まれており、腐ることがないといわれているので、冷凍しておけば半年くらいはもちます。
とはいえ、なるべく新鮮のまんま使い切りたいので、写真のように密封した袋の中に入れて、保管しておいた方が良いでしょう。
味噌汁に入れる酒粕の量ですが、わたしの場合はだいたい写真の通りです。
親指2個分か、それより多くてもいいかもしれません。
小さい鍋を使っている場合は量を調節して下さい。
酒粕を入れるとスープが白く濁って風味が増します。
ここで、もしかするとアルコールが入っている事で、体への影響が出ないか心配している方がいらっしゃるかもしれません。
酒粕に含まれるアルコールは8%くらいで、お酒でイメージするとなかなか強い気がしますが、大量の水の中にひとかけらの酒粕を入れるので、アルコールはかなり薄まります。
それにアルコールは78℃以上の熱湯で10〜15分加熱することによって、ある程度は蒸発するので、味噌汁に入れて煮込んでいる間にアルコールは飛んでしまうでしょう。
それでも心配な方は、野菜を入れる前に酒粕を入れて煮る時間を多くとってください。
加熱する時間が長ければ長いほどアルコールは飛ぶので。
ちなみに私は、ビール1缶で全身真っ赤になるほどのアルコール激弱体質ですが、スーパー味噌汁を飲んでもなんともありません。
6:味噌は沸騰させない
次に味噌を入れていきますが、
その前に、必ず火を止めるか弱火にして沸騰させないようにしてください。
味噌は発酵食品で乳酸菌や酵素を含んでいますが、沸騰して温度が上がり過ぎると死滅してしまいます。
酵素も乳酸菌も体に必要なものなので、できるだけ取り入れたいところです。
そして味噌の種類なんですが、わたしは白味噌と赤味噌を混ぜて使っています。
なぜ、両方の味噌を混ぜているかというと、
・白味噌・・・甘味がある
・赤味噌・・・少し辛口
という特性があり、両方混ぜてみたらちょうどいい味になった、というだけなので、特に栄養面を意識したわけではありません。
ですので、必ずしも味噌を2種類用意する必要もなく、それぞれお好みの味噌を使って大丈夫です。
ちなみに、わたしの経験で言うと、赤か白か選ぶとしたら白を選びます。
白味噌の方が野菜との相性がいい気がしました。
ワインは赤派ですが味噌汁は白です。笑
味噌の量はお好みで調節してください。
これで一通り完成です。
あとは器に入れましょう。
7:+アレンジで更に美容に効かせる
味噌汁を器に入れたら、そこから少しアレンジを加えます。
まず1つ目に加えるのは「乾燥わかめ」
乾燥ワカメは味噌汁の中に入れるとかなり膨らむので、入れすぎに注意しましょう。
乾燥ワカメは値段が安くて手軽に扱えるのに、美容・健康に良い栄養素がタップリ入っています。
そして、2つ目に加えるものは「しょうが」です。
本当は生のものを細かく刻んで入れた方が良いのですが、面倒くさがりなわたしはチューブを愛用してます。笑
どうしてしょうがを入れるのか?というと、
食事中にしょうがを食べると、消化をサポートしてくれるからです。
実は美容と消化は密接につながっていて、肌を綺麗にするためには消化を良くする必要があるのです。
詳しくはこちらの記事に書いています → 消化を味方にする「10の習慣」で、老化が止まり肌が綺麗になる。
生姜はその他にも、「血流を良くして体を温める」・「殺菌・毒消しの作用がある」・「疲れをとってむくみを解消する」という効果もあります。
お寿司屋さんでお寿司と一緒に出てくるガリもしょうがですよね。
お寿司は生物ですが、殺菌・毒消しの効果があるガリを食べることで、食当たりのリスクを減らしてくれるのです。
また、炭水化物(米)も大量に食べるので、しょうがを一緒に食べることで消化の負担を減らしてくれます。
ガリはお寿司のお供として、とても理にかなった付け合わせと言えるでしょう。
そんな効果のあるしょうがを、スーパー味噌汁に入れることによって、おかずや白米の消化のサポートもできちゃうんです。
8:スーパー味噌汁でとれる栄養素
スーパー味噌汁の作り方を公開しましたが、とにかく一度だまされたと思って作ってみてください。
少なくともわたしや周りの人は、このスーパー味噌汁で肌が綺麗になりました。
最後にスーパー味噌汁を食べることによって得られる栄養素を、一覧で紹介したいと思います。
これを見ることで、スーパー味噌汁の凄さをわかっていただけるかと。
●モロヘイヤ
【主な成分】
βカロテン、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンK、ミネラル、葉酸
【効果】
・ビタミン、ミネラル、食物繊維の量が野菜の中でもトップクラスで、美肌と健康を作る最強の野菜といわれている
・活性酸素を抑えて老化を防ぐβカロテンの量がほうれんそうの約3倍
・ぬめり成分のムチンが血糖値の上昇を抑える
・消化機能の向上
・貧血を防いでくれる
・骨粗鬆症の予防
●小松菜
【主な成分】
βカロテン、ビタミンC、カルシウム、カリウム、鉄
【効果】
・カルシウムの量は牛乳を超え野菜の中では群を抜いており、骨や歯を丈夫にしてくれ、骨粗鬆症の予防にもなる
・βカロテン、ビタミンCが豊富で、コラーゲンの生成を助けて粘膜を守ってくれる。美肌効果が抜群。
●にんじん
【主な成分】
リコピン、βカロテン、ビタミンE、カルシウム、カリウム、食物繊維
【効果】
・強力な抗酸化作用のあるリコピンとカロテンを豊富に含んでいるので、肌の老化を防ぎ、生活習慣病を予防する
・βカロテンは癌を抑える働きがある
・βカロテンは体内でビタミンAに変わり、皮膚や粘膜、目の機能を今日かする
・食物繊維が豊富なので、便秘解消にも効果的
・カリウムが高血圧を予防してくれる
・カルシウムが骨や歯を強化してくれる
※ビタミンCを破壊するアスコルビナーゼという酵素を含んでいるが、加熱することで酵素を抑えることができる
●玉ねぎ
【主な成分】
硫化アリル、ケルセチン、ビタミンB1、ビタミンB6、ビタミンC、カリウム、食物繊維
【効果】
・硫化アリルが体内に入るとアリシンに変わり、新陳代謝を活発にして、コレステロールの抑制、免疫強化、生活習慣病の予防をしてくれる
・ケルセチンが血液をサラサラにするので、動脈硬化を予防してくれる
●ピーマン
【主な成分】
ルチン、クロロフィル、βカロテン、ビタミンC、ビタミンE、カルシウム、カリウム、食物繊維
【効果】
・ビタミンCが野菜の中でトップクラスで、美肌作りに有効
・ポリフェノールの一種であるルチンが、全身の血管の99%を占める毛細血管を丈夫にしてくれるので、免疫が上がり新陳代謝が上がる
・緑ピーマンの色素成分であるクロロフィルは、コレステロールを排出する作用があり、豊富な食物繊維と協力して生活習慣病を予防してくれる
※赤ピーマンは緑ピーマンに比べてβカロテンの量が約2.5倍も多い
●えのき
【主な成分】
ナイアシン、ビタミンB1、ビタミンB2、、カリウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、銅
【効果】
・食物繊維が豊富なので、便秘解消の効果がある
・ビタミンB1がキノコ類の中でトップクラスで、疲れをとる作用がある
・ナイアシンが口内炎や肌荒れを和らげてくれる
●豆腐
【主な成分】
イソフラボン、大豆サポニン、リノール酸、タンパク質、脂質、ビタミンB1、カルシウム、鉄
【効果】
・低カロリーで健康に良い
・大豆サポニンとリノール酸がコレステロールを抑制してくれる
・イソフラボンの抗酸化作用が美肌を作る
・アミノ酸スコアの高い植物性タンパク質がとれる
●わかめ
【主な成分】
ビタミンK、カリウム、カルシウム、ヨウ素、食物繊維
【効果】
・カルシウムなどのミネラルが豊富で、血圧を抑えて骨を丈夫にする
・水溶性の植物繊維であるアルギン酸が腸内細菌の餌になるので、善玉菌が増えて、腸の老化を防いでくれる。更に血液中のコレステロールも減らしてくれる役割もある
・フコキサンチンがコラーゲンの分解を防ぎ、メラニンを抑制してシミの発生を防いでくれる
・ヨウ素は体内の代謝を促進させて、肥満を防止する。精神を安定させる役割もある
●しょうが
【主な成分】
ジンゲロール、ショウガオール、ジンギベレン、ビタミンC、カリウム、マグネシウム、マンガン、食物繊維
【効果】
・ジンゲロールとショウガオールが血流を良くして体を温め冷えを防ぐ
・ジンギベレンには毒消し作用がある
・消化をサポートしてくれる
・代謝や体脂肪を促進してくれ、むくみを解消してくれる
●味噌
【主な成分】
リノール酸、トリプシンインヒビター、サポニン、レシチン、褐色色素メラノイジン、ビオチン、モリブデン、葉酸、ナトリウム、鉄、
【効果】
・リノール酸とトリプシンインヒビターには抗癌作用がある
・サポニンとレシチンがコレステロール値や血圧を下げる
・褐色色素メラノイジンは、血糖値の上昇を抑える働きがあり、老化防止や美白効果もある
●カツオ節出汁
【主な成分】
イノシン酸、グルタミン酸、リン、カリウム、マグネシウム、ナイアシン
【効果】
・イノシン酸が肌のターンオーバーを促進して美肌を作る
・ナイアシンが脳内の神経や血流の働きを促進して、うつや不眠を改善する
・ミネラルが豊富に摂れる
●酒粕
【主な成分】
・アルブチン、レジスタントプロテイン、ビタミン、ミネラル、ペプチド、フェルラ酸、コウジ酸、食物繊維、葉酸
【効果】
・アルブチン、フェルラ酸、コウジ酸が、肌の美白と老化防止に効果があり、しみとそばかすも薄くする
・レジスタントプロテインが脂肪を吸収して体外に排出してくれて、便秘解消にも効果がある
・妊婦さんに必須といわれている葉酸が含まれている
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