牛乳 日記
●いつかの水曜日
コンビニで1Lの牛乳を買う。スーパーのほうがたぶん30円くらい安いのに、100m足を伸ばすのがダルい。
有人レジで支払いをすると、年配の女性店員さんが「ストローいりますか?」と聞いてくれた。ほかに飲み物は買っていない。ということは、わたしは牛乳を「生」でチューチュー飲み干す人に見えてるんだろうか。
そう思うとおかしくて、ちょっとうれしくなった。だって、生で牛乳をいっぱい飲むなんて、めちゃくちゃ元気で、育ち盛りの人みたいじゃないですか。
もちろんわたしはコップに注いで、インスタントのコーヒーと割って、少しずつ飲む予定だったけど、せっかくなので「お願いします」と答えてストローをもらった。
わたしも、まだまだ育ち盛り。そう思ったら俄然やる気が湧いた。