デッサンの視る力をレタッチに活かす
こんばんは。
こちらは制作会社デザイナーのみずが書く日報note。
仕事で自分が行ったこと、感じたこと、人から学んだことを備忘録的にまとめていくために、日々の振り返りをアウトプットしていく。
🌱🌱🌱
最近、納得のいくレタッチができた。
写真の中の光と影がうまく調整できたし、料理の置かれた机の合成ではリアルな影が描けた。
これはきっと、今年からはじめたデッサンのおかげだと思う。
制作会社に入って、美術の専門授業を受けていないことやデッサンができないことにコンプレックスを抱いていた。
仕事で広告のキービジュアルやロゴのラフを描く機会があるのだけど、「でも自分は絵ができないしな…」とラフひとつ描くのも異様に緊張した。下手だと思われたらどうしようと先輩や同僚にも見せられないし、描いているところを見られるのも無性に恥ずかしくて、朝早くきてはこそこそと仕事を進めていた。
このコンプレックスは向き合わないと解消しないなと気づき、デッサン教室に申し込んだのが年始。始めて6ヶ月になる。
デッサンをすることで得られるのは「視る力」だと、前に受けたウェビナーで先生が言っていた。その言葉が印象的で今でも思い出す。
デッサンをして、物体と物体のあいだにある空間の見方だったり、物体を丸や三角、円柱などに単純化する見方、光源と影の見方などが鍛えられたと思う。
これはまんまレタッチに生きていて、
トリミング(被写体と背景の面積を見る)
合成(切り抜きした写真を床に置くときの光と影を入れる)
といった部分で活用できている。
非美大からデザイナーになった全ての人がデッサンをしていくのは難しいのだろうけど、やるかどうか悩んでいる人がいたら確実に力になるよ!とぜひおすすめしたい。
という、最近の記録でした。
それでは🌷
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