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地方起業~何ものでもない私が最初にやったこと~

みなさん、こんにちわ!
子供7人を育てる
30代フリーランスの岩崎です。

今日のテーマは
地方起業~何ものでもない私が最初にやったこと~
です。

岩崎は2023年4月に地方で起業し、
都内との2拠点生活を開始しました。

都内で行う仕事は
ITやバックオフィス業務を元にした
オンライン秘書という仕事だったので、
スムーズにスタートしました。

しかし移住先ではオンライン秘書なんて
まったく需要は無く、
むしろ「何それ?」という状態で
仕事を獲得することはできませんでした。

地方移住をした人にとっての
課題の一つは
地元での仕事や収入
といった生活の基盤づくりです。

実際にどのように
地方の中で仕事を生み出していくのか。

地方起業の方法について
まとめていきたいと思いますので
よろしくお願いします。

岩崎について3行で自己紹介
・2023年4月に移住と独立をした30代フリーランス
・移住後の最初のサービスでは認知されず苦戦
・仲間のヒントをきっかけに始めたデジタルサポートで認知される

▼最初の事業は認知されず

地方移住をした直後に
行ったのは
都心部で行っていた
『オンライン秘書』です。

※オンライン秘書※
経理、総務、電話対応、SNS代行などの企業のバックオフィスをオンラインで引き受ける仕事。

地元のコワーキングスペースでは
オンライン秘書の岩崎です
と自己紹介をしていました。
#何屋さんか分からない自己紹介
#これでいいと思っていた自分が恥ずかしい

なぜこのような自己紹介を
していたかというと
当時引き受けていた仕事が
・採用代行
・SNS運用代行
・法務担当
などオンラインでの
業務代行だったからです。

本業としての自分の仕事内容を
自己紹介として使っていました。

でもこれが全く理解されなかった。

理解されないだけでなく、
仲が良くなった人でも
結局、なにやれるの?
と聞かれてしまうこともありました。


つまり分かりにくい。


地元で仲の良い人が増えて、
仕事の話になっても
依頼に至らない理由は
何ができるの?
が分からないからです。

相手にとって分かりやすいことが
超重要と知っていても
できていなかった。

結果、
『オンライン秘書』では
受注できませんでした。

▼きっかけは仲間の一言

最初の内は都心部の仕事があったので、
「徐々に説明していけばいい」
と余裕でしたが、
2023年8月に状況が一変しました。

理由は大口の仕事を
依頼をしてくれていた会社さんの
方針が変わり、
外部委託が終了したことです。

外部委託は会社にとっては依頼しやすく、
切りやすい存在です。

会社の状況が変わったり、
経営状況が悪くなれば
最初に切られます。

岩崎はここが
理解できていなかった。

結果的にほぼ同じタイミングで
大きな仕事を失ってしまい、
月収は3万円になりました。

「死ぬ。このままじゃヤバイ…」
とさすがに焦りました。

でもどうしたらいいか分からず
不安でいっぱいになり、
一度会社員に戻ろうかとさえ思いました。

でも、そんな時に
ヒントをくれた人がいました。

一人は先輩経営者。
もう一人は地元のフリーランスです。

先輩経営者からは
・仕事が無くなっただけ
・今までの代行ではなく、自分の事業を持て
・ヒマなら人に会って、本を読んで実践しろ
そんな風に声をかけてもらい、背中を強く教えてくれました。

そして地元のフリーランス仲間からは
・もっと分かりやすくて、地元が困っていることに目を向けたら?
・例えばデジタルが得意なら「デジタルサポート」とかいいじゃない?
そんなヒントをくれました。

仕事が一気になくなってしまい、
時間が余っている岩崎にとっては
断る理由がなく、
仲間の意見を参考に
デジタルサポートとして
地元で広報を介しました。

2023年10月頃に作成したチラシ

※デジタルサポート※
パソコンやスマホのお困りごとならデジタルサポート
というキャッチフレーズで始めた岩崎の最初の事業。
見込み客は地元の高齢者でした。

次の章ではこのチラシを作成しながら、
具体的にどのような工法を
行っていたのかを紹介します。

▼認知されるために行ったこと

新しく地元で始めた事業
『デジタルサポート』
をどのように広告して
いったのかを解説していきます。

ぜひあなたの事業にも
応用できる部分が
あると思いますので、
ぜひご覧ください。

1、ポスティング

まずはチラシを作り、
ポスティングを行いました。

しかし一人でできることに限りがあり、
結果1,000枚配布して電話は0。

いくらヒマとはいえ、
いきなりポスティングで
仕事が来るなんて甘かった…
なので次はもっと人の手を借りようと思いました。

2、商工会への参加

地元でのつながりを
作りたいと思っていたので、
商工会へ入りました。

商工会の説明は省きますが、
ここには地元の経営者が
多く所属しています。

地元で商売をするには
商工会に入ることで、
どんな人が何を行っているのかを
知ることを目的にしました。

今の時点でも商工会から
金銭を伴うような依頼はありませんが、
イベントのチラシ作成の機会を得ましたので
ここでさりげなく宣伝をします。

これは岩崎が地元のイベント用に作成をしました。

2024年のイベント用のチラシ

まずは岩崎が何をできるのかを知ってもらう。
これが小川町での岩崎なりの広報です。

3、町の広報誌

今回の広報関係で
最も効果があったのは、
町の広報への掲載です。

数値だけ言うと強烈な売上です。

かけた費用:54,000円
町の広報を見た人からの売り上げ:81,850円
利益率:34%

悪くない数値ですね。

正直こんな数値が出るとは
思っていなかったので、
一番驚いているのは岩崎です。

広報誌に載ったことで、
電話はまだ無くても多くの方に
認知を頂いている実感があります。

4、1on1

町の中での認知を図るための手段として、
1on1(1対1での食事)は
かなり有効です。

効率が悪いと感じると思いますが、
結局相手に覚えてもらうには
これが一番早くて深く伝わります。

ちなみに岩崎の場合は
毎月10人に会うために行動をしていますが、
本日時点で50人と実施しています。

この活動の中で大きな仕事を
頂けていることもありますので、
引き続き実施ていきます。

5、スマホセミナー

町の活動への協力として
スマホセミナーを開催をしました。

これもここで仕事を確保するより、
知ってもらうための活動をして実践をしました。

まとめ

地元で事業を作ったきっかけはピンチとヒントがありました。

・収入が減った
・地元の仲間にヒントをもらった
・知ってもらうための活動をつづけた

上記の流れで自分の商売を作り、
一つ一つ進めています。

ぜひこれから移住するあなたや
移住して困っている
あなたの参考になれば幸いです。

それではまた!




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