【初心者向け】新しいNFTマーケットプレイス「LOOKSRARE」
こんにちわ
NFTクリエイターの水崎です。
今回は
「稼げるNFTマーケットプレイスLOOKSRARE」
について解説していきます。
「最近LOOKSRAREって名前を聞いたけどよく分からない」
「稼げるっていうけど本当?」
「OpenSeaとの違いは?」
という方向けの記事です
実は
ぼくがこのマーケットプレイスを知ったのはこの記事を読んだからです。
「取引量に応じてトークンが配布」
つまり、NFT作品を購入したり販売するときにかかる手数料分をトークンという形で回収できる可能性があるということです。
OpenSeaをETHで使用しているとなにかと手数料がかかってしまい、
作品を買うのに購入金額以上の手数料を払うこともしばしば。
これでは採算が合わないですよね。
しかし、このLOOKSRAREを使うと
その手数料を回収できる可能性があるということなので、
さっそく調べてきました。
なぜこのようなことをしているかというと
ぼくもNFTイラストレーターとして
作品を出しているからです。
ガス代や手数料は安い方が良いと考えていろいろ調べています。
この記事を読んでいただくことで、
・LOOKSRAREを使っていけそうか。
・本当に稼げるのかが分かるようになります。
最後までご覧ください。
それでは宜しくお願いします。
1,LOOKSRAREってなに?
一言でいうとみなさんが普段から使っている
「OpenSea」と同様NFTマーケットプレイスです。
OpenSeaについて知りたい方はこちらもどうぞ。
LOOKSRAREが本格的にサービスを開始したのは2022年1月10日。
なぜ生まれたばかりのサービスが
ニュース記事になったかというと
取引額がOpenSeaを超えたからです。
以下の表をご覧ください。
2022年1月15日のデータですが取引額の合計がLOOKSRAREが
OpenSeaを上回っています。
一方で見逃してはいけないのは、
ユーザー数やトランザクション数はOpenSeaの方が上です。
つまり、取引の総額だけがOpenSeaを超えたということで
記事になりました。
なぜこのようなことになっているのかの理由は次の章で解説します。
2,LOOKSRAREとOpenSeaの違いは?
①ステーキング
ステーキングは
仮想通貨を預けることで手数料をもらえる仕組みです。
LOOKSRAREにはOpenSeaと違い「LOOK」というトークンがあります。
仮想通貨は取引が行われるたびに手数料が発生します。
ステーキングは仮想通貨をプールという銀行のような場所に預け、
使った人たちからもらう手数料を分配してもらおう。
という仕組みです。
ステーキング用のURL(https://looksrare.org/rewards)
今回記事になった理由の一つが手数料で儲けるために必要な
「LOOK」は特定のNFTコレクションを売買した
取引の総額に比例し分配をされるからです。
特定のコレクションとは
取引合計が1,000ETHに達したコレクションです。
それ以外では、
OpenSeaで上位125位のコレクションも該当します。
この該当コレクションの売買額が多ければ多いほど、
LOOKが報酬としてユーザーに戻ってきます。
先ほど見てもらった図の中で取引額だけが抜きんでていて、
それ以外はOpenSeaに及ばないのは
報酬目当ての取引がされていたからだと考察しています。
ちなみにLOOKの報酬が支払われる該当するコレクションはこちら
(https://looksrare.org/collections)
LOOKを購入してステーキングしたいという方は
UNISWAPで購入できますので、
すぐに欲しいという方はこちらかどうぞ(https://uniswap.org/)
②手数料
OpenSeaの公式の手数料は2.5%。
LOOKSRAREは2.0%。
ユーザーからすると、手数料が安く、
取引の総額いよってはLOOKとして報酬が払われるのであれば、
LOOKSRAREを使うメリットはあると言えます。
③エアドロップ
以下に該当する方がいたら申請をすることをお勧めします。
(https://looksrare.org/)
・該当期間:2021年6月16日~2021年12月15日
・OpenSeaでの取引額:3ETH以上
3~6ETHの取引の場合125LOOKのエアドロがあります。
日本円で53,520円(1LOOK=426円)
なにもしないで5万円手に入るならいいですね。
しかもこのLOOKはステーキングできるので
さらに増える可能性もあります。
このような後発組が先発組からお客さんを持ってくる際に使う手法を
ヴァンパイアアタックと呼ぶそうです。
3,LOOKSRAREの使い方
実際にLOOKが欲しいと思った方。
LOOKの支給対象ののコレクションを確認の上試してみてください。
(該当コレクションはこちらhttps://looksrare.org/collections)
①NFTの買い方・売り方
ETHではなく、WETHを用意することをお勧めします。
WETHはETHと同等の価値を持つ通貨です。
なぜWETHでなくてはいけないかというと
ETHでは固定価格のNFTしか購入できないためです。
WETHなら固定価格のNFT以外にも
オファーでの購入(購入金額を提示して購入する方法。オークションのようなもの)、
コレクション全体の購入が可能です。
詳しい買い方はOpenSeaと同様なのでそんなに迷わないと思います。
※メタマスクは必須ですので、まだ持っていない方はこちらのリンクからどうぞ(https://chrome.google.com/webstore/detail/metamask/nkbihfbeogaeaoehlefnkodbefgpgknn?hl=en)
4,LOOKSRAREでの稼ぎ方は?
LOOKを手に入れたけど
ステーキングの仕方が分からないという方向けに
流れを書かせていただきました。
LOOKをステーキングする方法
・ETHを日本の取引所で手に入れる
・メタマスクへETHへ送る
(アドレスを誤ると二度と返ってこないので要注意)
・UNISWAPへアクセス
・UNISWAPでメタマスクをコレクト
・UNISWAPでETH→WETHへ交換(UNISWAP:https://uniswap.org/)
・UNISWAPでLOOKを購入
・LOOKとWETHを流動性供給(プール→V2流動性提供)
・LPトークンをもらう
・LPトークンをLOOKSRARE(https://looksrare.org/)でステーキング
もはやここまでくるとDeFiの領域ですね
必ず「DYOR」(自分で調べる)の精神でお願いします。
実際に稼げるかという点で行くと、
・LOOKSを購入しステーキングできる知識
・人気コレクションの売買が行える資金力
の2点が必要です。
現在のLOOKSの価格は486円(2022年1月15日現在)
これが上がるのか下がるのかは分かりませんが、
水崎はまだ手を出していません。
理由は上記にも書いた通りユーザー数が少ないという点です。
ユーザー数が少ないうちはDeFiにおいても年利を高く設定し、
ユーザーを取り込む戦略をとることが多いです。
現在のLOOKSは年利800%を超えているので、このボーナスが
いつまで続くのか不透明だからです。
なので、ぼくはステーキングには参加せずNFTの売買として
使用できるか考えて使っていこうかと考えています。
5,まとめ
LOOKSRAREについて書かせてもらいましたが、いかがでしたか。
個人的にはまだLOOKSRAREではなく、OpenSea1択ですね。
というのもユーザー数が明らかに違うので
今はOpenSeaにとどまる方が良いと思っています。
LOOKSRAREは後発組のNFTマーケットプレイスの中では
ステーキング機能を盛り込み、
エアドロで上位の顧客層へアプローチするなど
マーケティング手法が面白いなと感じましたので
記事にまとめました。
これからLOOKSRAREが伸びてくるのか。
OpenSeaの一強で行くのか。
ほかの新興のマーケットプレイスが伸びてくるのか。
これはまだまだ分からないのでぜひ追いかけていきましょう。
それではまた。