感想： サ道 2024SP

◾️ サ道 2024SP ~誰しも 何かを胸にととのう

今回のサ道のスペシャルは、
今までみたいにおじさんたちがサウナ入って
キャッキャうふふってしてる、
そう「ととのったー」って騒いでいる
そんなドラマとは残念ながら違ったのです。

おそらくサウナーの人たちは、
なかちゃんさん、偶然さん、蒸し男くんが
サウナ入ってキャッキャしてるのが
見たかったんじゃないのかな？って。

でも、放送されたドラマは
家に居場所のない人、会社に居場所がない人、
世間に居場所がない人が
誰にも喪失感や虚無感を伝えることもできずに
サウナに入りに来てる
何の解決もない現実感満開なドラマが
展開されたのです。
だから、
サ道のファンの方たちは裏切られた感が出てしまい
批判的な感想が多いのだと…

ドラマ見てる人たちって、
違和感なく受け入れてるのがちょっと不思議。
だって、
サ道って浴場でもサウナ室でも外気浴でも
ずーっと喋ってる。
サウナーってちょっとお喋りするだけで、
正義マンになって注意したり、
SNSで文句を発信したりするのにね。
都合いい解釈する人って多いなって感じるところ。
TVでまで、現実を突きつけられるのって
メンタルに刺さるんでしょうね。

◾️ サウナブームってラガード（遅滞者）にはいったのか？

メディアってのは良くも悪くも
善意の情報発信者ではなく、
スポンサーありきの情報発信。
あれはスポンサーさんが売りたいもの
ムーブメントを起こしたいものを
発信してるだけのに、
なぜか未だにいる多くのTV視聴者の人たちって
勝手に勘違いしている。

実際、ブームだけを追っかけている人たち、
サウナが好きでってよりは、
流行ってるからサウナ行ってました系の人は
ポーカーにシフトしてサウナってなんだっけ？
くらいの
そんな感じの人増えてきています。
いませんか？あなたの周りにもそんな人。

◾️ サウナーは年齢層が高いため、ブームの終焉が見え辛い

少し前に流行ったタピオカなんかは分かりやすく、
おじさんやおばさんが
そのブームに乗ってきた時点で、終焉が来たのか、
それとも定着フェーズなのかって見えやすい。

SNSの発信が減ってきたら、そろそろか…と。
売上も減ってきたら終了だねって。

サウナ施設の閉店が増えてきたら本格的に
ブーム終了です。
閉店するってことは、
経営が成り立たないから閉めるんですよ。
そう、お客さんが減ってるんです。

空いてていいなって思ってたら、
潰れてしまったって、あり得る話ですから。
個人的にはもう少し廃れて、
経営が危なくないけどあんまり儲からないなーって
くらいの低空飛行で飛んでほしいって
思っています。