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個人にとってのパラレルワークのメリットとは

ITEGパラレルキャリアマガジン管理人に、勝手に就任しました水野です。本マガジンはパラレルワーク&パラレルキャリアをテーマに、6人のメンバーで1年間議論を重ねてきた成果を、記事という形で世の中に発信するという趣旨でお届けいたします。
記念すべき第一回は、株式会社ITプレナーズジャパン・アジアパシフィックの福田さんです。
福田さん、こんにちは!

福田
こんにちは、福田です。1年間活動した成果を、こうして披露するのって、緊張もしますが、感慨深いものですね、なんとか記事として書いてみました!
私自身が、このパラレルワークというテーマで議論に参加した経緯も振り返って、「個人にとってのパラレルワークのメリット」というタイトルでまとめてみました。

水野
楽しみですね、ではさっそく本編に入りましょう!

(執筆者プロフィール)

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福田 智史
株式会社ITプレナーズジャパン・アジアパシフィック(セールスチーム所属)
アジャイルを始め、スクラム、DevOps、ITIL® 4等の人材育成のために、教材の提供および、講師育成のお手伝い、研修の実施をしております

前職は独立ベンダーに勤めており、2019年にITプレナーズに入社

猫とバスケが大好き

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あらためまして、こんにちは、ITプレナーズの福田です!

私はまだ20代ですが、将来的にはパラレルワーク(副業)をしたいと思っています。なぜ副業したいのか?と申しますと所属する会社は副業OKかつ来年度から週休3日制度を導入を検討しており、収入を増やすおよび有効的に時間を使いたいという理由からです。

皆さんの中にも副業に興味はあるけど、中々一歩を踏み出せていないという方もいるのではないでしょうか?
そこで副業による個人にとってのメリットを考えてみました。
メリットとしては、

個人のメリット

などが挙げられると思います。それ以外にもたくさんメリットはあると思いますが、なぜ副業に一歩を踏み出せないのでしょうか。
最近私の兄が転職したので、それを例とって考えていきたいと思います。

スキルミスマッチ
 兄は新卒でITベンダーに入社し、7年ほど運用・保守業務に従事していました。しかし、入社して早々エンジニアとして自分は向いていないと思ったそうです。そのまま時は流れ、中堅層になり部下も何人か持つようになりました。その中で社内で取得推奨とされていた資格を兄は取得できずにいました。部下も取得していた資格をなぜ取得できていなかったのか?それはエンジニアとして自分は向いていないという考えから、資格取得のモチベーションがなかなか上がらなかったためです。
その結果、上司からも部下からも兄を見る目が変わり、社内での立場を無くしていき居づらい環境となりました。

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副業?転職?
 結論から申し上げますと、兄は「転職」を選択しました。スキルミスマッチのため、全く異なる業界に進んでいくことを決心したのです。
兄は「転職するという考えは入社2,3年で頭をよぎったが、踏み切るまでには至らなかった」と言っていました。今の時代では転職する人は多くなってきていますが、会社を変えることへの不安感を拭えきれなかったそうです。
転職でさえ踏み切るために勇気がいるのに、ましてや副業など考えにもなかったと思います。兄と同様に今の会社でスキルミスマッチや不満がある方もおそらく副業という選択肢は思い浮かばないのではないでしょうか。

なぜ副業しないのか?
 特に20代・30代の場合、兄のようなスキルミスマッチではなくスキルアップしたいという人でも、副業ではなく転職を考える人の方が多いと思います。
冒頭で挙げたように個人にとって副業のメリットはいくつもありますが、副業したいと思う人が多くないのはなぜでしょうか?メリットよりもデメリットの方が大きいからではないでしょうか?
では個人にとっての副業のデメリットを挙げてみます。

個人のデメリット

副業禁止の会社の場合、リスクを背負ってまで副業しようという人はなかなかいないと思います。
このような理由から個人にとってメリットよりもデメリットの方が大きく、副業したいと思う人が多くないと考えます。

てんびん

まとめ
個人にとっての副業にはメリット・デメリット両方があります。副業を加速していくためには、企業側・社会全体として個人が副業しやすい労働環境を整えていく必要があると考えます。

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水野
福田さん、ありがとうございます。
お兄さんのはなし、参考になりますね。もちろん転職も有効な手段でしょうけど、場合によっては副業をワンクッションはさむと、リスク軽減につながるケースもあるかもしれませんね。

福田
おっしゃるとおりです。私も、1年間この話題にふれてみて、こういった方法があるんだと学びました。副業というキーワードは知っていても、実態がわからないと、踏み出せないかもしれませんね。

水野
そうですね。情報提供というかたちでも、背中を押すことができるかもしれませんね。

さて、読んでいただいたみなさん、第一回の内容はいかがでしたか?
第二回以降もたのしみにしてくださいね~

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