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Azure OpenAIのセキュリティ:①データやプロンプトは国外に出るのか。②データは学習に使用されるのか。
Summary
データの国外への持ち出しについて:
Azure OpenAIサービスを日本リージョンで構築すれば、データは日本国内でのみ保存され、国外に出ることはありません。
データの学習利用と第三者の閲覧について:
原則として、データが学習に利用されたり、第三者の目に触れることはありません。
ただし、不正使用が疑われる場合にはデータが利用される可能性がありますが、事前にオプトアウト申請を行うことで、データの利用を拒否できます。
(余談) モデルの推論場所について:
モデルの推論は以下のいずれかの場所で実行されます。
グローバルデプロイ:任意のAzure OpenAIの場所
データゾーンデプロイ:Azure OpenAIの任意の場所
Azureリージョンデプロイ:特定のAzureリージョン内
特段漏洩でもなんでもないため余談程度です。
その他論点
Que1:なぜデータやプロンプトが保存されておかないといけないのか
ユーザのプロンプトやそれに対するレスポンスにおいてデータの不正利用がないかをシステムや人間がチェックする必要があるため。
Que2:そもそも何が日本国内に保存されておかないといけないのか
データ所在地
保存されたデータのこと
保存されたデータとはユーザーがAzure openai Serviceにアップロードしたデータやサービスを通じて生成・保管される全てのデータ
データ処理場所
データ処理とは主に入力されたプロンプトに基づいて関連するAzure openaiモデルが応答を生成するプロセスのことであり、出力分はデータ処理にあたる。そのためいずれにしてもデータを入力に使う時点で海外に文は流れる。
Que3:AzureOpenAI上ではデータ所在地とデータ処理場所はどこにおかれるのか
データ所在地:常に指定されたAzuremの地理的な場所に留まる
データ処理場所
グローバルデプロイ:任意のAzure openaiの場所で実行
データゾーンデプロイ:Azure openaiの任意の場所
Azure リージョンデプロイ:特定のAzureリージョン内でデータ処理が行われる
Que4:オプトアウトとはなんなのか
製品情報に違反するプロンプト入力等があった場合に、それを人間がレビューを行い学習に使用することがある。その権限をなくしてほしい旨がオプトアプト。
Data, privacy, and security for Azure OpenAI Service - Azure AI services | Microsoft Learn
オプトアウト申請はこちら↓
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最後に
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