秋、そして冬にかけて楽しむシャツ~開襟シャツのすすめ~
こんにちは、村上です。
先日un/unbientよりウールの開襟シャツが届きました。
既に重アウターをリリースしていたり完納しているブランド様が多い中、このマイペースなリリースはなんだかとてもありがたく感じます。
まじ、世の流れ速いからね。
もう誰もトークサバイバー3の話してないし、ヒロアカの話もしていない。
もちろん極悪女王や呪術、ハンターハンターの話もしたいんだけど、もっともっと名作たちを噛み締めたいんすよ。(ちなみに極悪女王サイコー‼︎)
ドンドン早くなる世の流れに対して季節の変わり目はドンドン不規則になっていってます。
夏が長く、短い秋がきて、一瞬で冬に置き換わる。
そうなるとなかなかみてもらうチャンスが少ないのがウールなどの起毛感のある秋冬物素材のシャツ。
正直この季節感ではニットやライトなアウターなどの寒くなった時にメインで使えるアイテムに目が向かれるのはどうしようもないかなとは思うのです。
ですので秋冬向けのシャツは特に厳選してアイテムを絞り込んではいるのですが、アイテムとして特にオススメしたいのは開襟シャツ。
今の季節は抜け感のあるスタイルで、重ね着にもぴったりの衿型は寒い冬になってもしっかりと活躍してくれます。
是非、ゆっくりと立ち止まり、今の四季とファッションを楽しみましょう!
パッと見は両胸に配置されたフラップポケットが目に行く開襟シャツ。
オープンカラーシャツではなく開襟シャツということでデザインや名前だけ聞くと昭和で不良な印象になりそうですが、生地もあいまり洗練された大人な雰囲気の一枚です。
シルエットはゆったりと着れるボックスシルエットですが、衿が小ぶりで開き過ぎてもいないので上品な面持ちです。
今時期はタンクトップなどの胸元の空いたインナーを着ても色気が出過ぎない良いバランスだと思います。
袖付が工夫されており、前がエポレットスリーブで後ろがラグランスリーブになっています。
前から見るとセットインスリーブのようなカチッとした印象ですが、ショルダーラインはラグランのようなナチュラルなラインとなって綺麗です。
また、冬はインナーとしての活躍を想定しておりますのでよりゴロツキの少ない着心地になります。
裾のスリットはサイズ1で約13cmの長さがあり実は結構深く空いているのでアクセントになったりポケットへのアクセスもしやすくなっています。
“実は”というのが個人的に高ポイントです。
体型によって変わるかと思いますが、分かりやすく常に開いているようなスリットではなくさりげないです。
可愛いです。
冬の開襟シャツがなぜ好きかと言うとタートルネックニットとの相性が抜群と言うところです。
レギュラーカラーなども良いのですが、どうしても衿が立っていると重ね着した時に首元の印象が野暮ったくなってしまいます。
衿が寝ていると首元がスッキリと上品な印象を保ってくれます。
感覚としてはカーディガン×タートルネックの組み合わせに近いものがあるかもしれません。
このun/unbientのシャツは衿が小ぶりなのでより上品な面持ちでいいと思いました。
また、タートルネックに限らずインナーとして考えてもこの首元がスッキリするという点はとても合わせやすくなる要因だとおもいます。
ここら辺は好みの問題だとはおもいますがまだやったことがない方は是非試してみて下さい。
生地はsuper 120'sの梳毛ウールをミルドしてフランネル調に仕上げています。
フランネルは大体の場合ツヤが失われて温かい印象になりがちですが、こちらはツヤとトロミが美しい大変大人っぽい生地となっています。
フランネルらしく触り心地は柔らかなタッチなのでついつい触っていたくなります。
柄はブラウン×ブラックのチェックと濃いネイビー×淡いネイビーのチョークストライプ。
どちらもツヤが効いています。
チェックはm's braqueのパンツでもそうですがかなり合わせやすい柄ですね。
構成されるのがブラックとブラウンということでどちらもかなり取り扱いやすい色味。
ツヤがあるので温かくなり過ぎないのが良いです。
そしてチョークストライプ。
ネイビーのチョークストライプに開襟シャツというといかにも“ヤクザ”な組み合わせですが、同系色のストライプであることと自然で上品なツヤがあることでおても大人な印象です。
ツヤ感はネイビーの方が強い気がします。
身長168cmでどちらもSIZE1を着用しています。
秋冬向けの開襟シャツは展開数自体少なく毎回ご提案出来るわけではないので、良いのを見つけた時はかならずピックするようにしております。
今回は生地・形ともにかなりビビっときた一枚を見つけることが出来ました。
また見つけられたら良いな。
かなり使い勝手のよいアイテムとなりますので是非是非お試し下さい!
水岡
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