らしくない、らしい服
こんにちは、村上です。
店頭では24AW全アイテムの入荷が終わりました。
最後に入荷してきたアイテムは時期的に冬大本命のアウターか！？なんて思われる方も多いかもしれませんが、実際は割と通年履けるスウェットパンツ。
割とベーシックなアイテムの多い当店。
その中でも特に当店の柱となるベーシックなアイテムを作ってくれているのがun/unbient。
un/unbientの良さはどんなスタイルにもハマり、品をもたらしてくれるシルエットの良さだと思っております。
なのでスタイリングの中心となるアウターなどはあまりピックしたことはありませんが、軸となるスラックスやシャツ、カットソーなどは必ず毎シーズンピックしております。そんな中で今回入荷してきたのはun/unbientのスウェットパンツ。
ベーシックなアイテムというより、遊びの効いた、ハズシで使うような立ち位置のアイテムなので少し意外かもしれません。
ただ、とてもun/unbientらしく、そして当店らしいアイテムだと思います。
un/unbient(アン) / SWEAT SK-8 PANTS
color : black
size : 1 , 2
material : cotton 100%
price : ¥31,900tax in)
見た通りウエストゴムとスピンドルのイージーウエストのスウェットパンツ。
とてもアンらしいなぁと思うのはまずは素材。
32ゲージとハイゲージで編み立てられたとても上品な印象の生地です。
スウェットによくあるガサッとした表情ではなく、やや光沢のあります。
申し上げた通りの秋冬用というわけではなく、通年用のややライトウェイトの厚さは軽やかで柔らかに動きます。
この光沢と動きの良さにより、スラックスライクに履いていただける一本となっております。
裏毛は起毛しておりませんので長い間履いていただけます。
また、裏毛の方には仕上げにバイオ加工と柔軟仕上げを施してありますのでしっとりとした気持ち良い肌触りです。
真冬は寒いとおもいますが、それ以外の期間は素肌でしっかりとこの肌触りを堪能してください。
形はストレートに近いシルエット。
ULTERIORのスウェットパンツが筒型ストレートでまるでスラックスのように履いていただける形ですが、こちらもそれに近いです。
筒型ではありませんがULTERIORよりはやや細身で生地も相まってドレッシー。
1番目に引く部分としては膝に施されたアクションプリーツです。
これがあることによりストレートシルエットに一部にボリュームが出て遊びが生まれます。
ベースとしてアンの綺麗なシルエットがあるからこそ受け入れられるこのディティール。
ただただ綺麗に履けるスウェットパンツということでも良かったですが、この遊びがあることでハズシとしての効果が高まります。
普段はベーシックなスタイルが多いので、ハズシのアイテムを入れたいときはとにかく遊びたい気分の時。
より気分が高まるこのアクションプリーツはとても魅力に映りました。
（時たまハズシ要素が欲しくなるのでこう言った遊びのあるアイテムはそこまで数は要らないと思っています。そう言った意味でも通年素材なのが嬉しい）
また、実用性でもこのアクションプリーツはありがたい。
スウェットパンツで1番面倒なのはどうしても膝が出てきてしまうこと。
すぐアイロンで元に戻せはしますがまぁ億劫ですよね。
その点こちらはアクションプリーツがあることで初めから膝部分には余裕がありますから膝が出てくる回数もかなり減ると思います。
これはかなりありがたい。
私は普段のジャケットやシャツのスタイルに合わせたいと思っています。
もちろん革靴で。
ただ、スウェットパンツらしくスニーカーとの合わせも勿論合います。
デザイナーさんもそのつもりでしょう。
裾が絞れるように紐も付いてますのでスニーカー派の方は是非使ってください。
着用です。
168cmでSIZE1を着てます。
すごく多くの方に欲しいと思ってもらえるアイテムではないと思いますが、極々一部の方にはブッ刺さりかと。
僕には突き刺さりました！！
是非お試しください！
水岡
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