とりあえずこの上下着て出かけましょう。
本日はsatouの心ときめくセットアップのご紹介です。
今季はsatouと谷吹を新たにラインナップに加えさせて頂きましたが、どちらもお問合せや実際に購入してくださり好評いただいていることとても嬉しく思います。
今日ご紹介するセットアップは厳選したsatouの中でも特にイチオシのセットアップ!
お恥ずかしい話、正直オーダーの際にはサンプルサイズが大きかったこともありここまでかっこいいとは気付きませんでした。
届いてマイサイズで着てからトキメキが止まりません。
ブランド様へ即連絡を取り追加分を頂きましたので、どうぞ沢山の方に来てもらいたいセットアップです。
“余所着”
どこか外出する用のお洒落な洋服
現在では“一軍”など呼ばれるのが昔でいう余所着でしょうか。
まさに軽く旅行へ行く際やレストラン、友人の自宅へお呼ばれした際に着ていきたいセットアップ。
上下で着るだけでバツグンの雰囲気を纏えるセットアップの醍醐味を最大限に感じられるやつです。
生地はコットン•リネン•ウールを使用した綾織素材。
表は起毛感のある表情でウールを前面に感じられますが、裏はコットンの肌あたりの良さを感じられます。
一重仕立てで裏は起毛しておりませんので春にも着用できる着用感です。
クラシカルなチョークストライプ生地。
ジャケットはサックジャケットを踏襲したような形でワークジャケットやブルゾンを着ているかのような感覚でカジュアルにお使いできると思います。
小ぶりながらも幅の広いラペルはしっかりと存在感があり、返りも綺麗にロールされていてカジュアルジャケットに見られるような平面的な作りではありません。
位置の高い襟から裾へのラインはカッタウェイ程ではありませんが大きくラウンドながら最後はスクエアカット。
軽さと重さ、カジュアルとエレガントのバランス感が凄く好きです。
また通常ですと第3ボタン、デザインによっては第4ボタンまでつける方もいそうですが、第2ボタンまでしかない事でこの特徴的なラインがより強調されているように感じます。
小ぶりの襟に第2ボタンまでしかない事とこのラウンドしたラインによって視線が上へ誘導されます。
組下のパンツがかなり太く存在感のあるのでどうしても下に視線が行きがちになりそうですが、この視線誘導のおかげでそうならずにセットで着た時のバランスが凄くよく見えます。
今の時期はカットソーやシャツから始まり、タートルネックから厚手のニットまで。
中はゆとりがありますのでかなり着込むことも可能ですし、デザイン的にもかなり汎用性の高いアイテムなので何も考えずに羽織ってもらったら大体決まります。
襟は立ててブルゾンのように使うことも出来ますのでお好きな方はお試し下さい。
組下はワタリが40cm以上もある極太シルエットが特徴的なスラックス。
元々“ドカン”という変形学生ズボンを基に作られたパターンですが、クラシカルなチョークストライプ柄ということもありシックさを感じられます。
この特徴的な太さを持ちながら、どこかスッキリとしたクリーンな印象があります。
腰回りはタックを2本取っておりますが、タックを内側に倒すインタックを採用することで腰回りが広がりません。
またそこからセンタークリースを取り、丈も短めに設定することで前述したようにクリーンでスッキリしたバランスになっているのかなと。
なかなか見ない太さの個性的なパンツですが、スッキリと使いやすい、かつ、王道ブラックチョークストライプということでジャケット以上に単品使いでのご要望が多いです。
またジャケットパンツともにsatouではお馴染みの愛くるしいディティールが採用されています。
マチ付きのポケットや斜めにとられたボタンホール、“背守り”からとったアイコンステッチ。
またこちらのアイテムでは松山の「砥部焼き」で作成した陶器釦が採用されています。
良い表情になっていますね。
如何でしょうか。
正直着ていただくのが一番かと思いますが出来るだけ伝わるように好きな部分を書いたつもりです。
本当に何にでも合いますし、雰囲気も抜群ですので良い意味で考えることを放棄して着ても様になる一組です。
是非とも今年の余所着としてこのセットアップを選んでいただけると嬉しいです。
水岡
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