万能ベージュ4本撚りトロピカル
今日はYLEVEから届きました今の時期から履けるトロピカル生地のスラックスです。
届いてから良過ぎてスタイリングで何かと使ってしまいます。
自分の分を頼んでいなかった半年前の自分に喝を入れながら執筆していきます。
皆様にも気に入っていただげると嬉しいです。
梳毛ウールを使用したトロピカル素材のトラウザーズです。
夏物として展開される薄手の毛織平織生地であるトロピカル素材。
夏が終わっても暑い日が続くのですぐすぐ着れるアイテムを展開されているのかなと最初は思っていたのですが、ただのトロピカルではありませんでした。
72番手の糸を2本撚って作られた糸。
この双糸を更に2本撚って作られた糸を使った生地です。
通常ほとんどの生地が単糸または双糸で織り上げられていますが、今回はあまり見る機会のない4本撚り。
いや、双糸×2は4本撚りなのか?
それすらも分かりませんが重要なのはその糸を使うことでどうなったかです。
(正しいか分かりませんがこれからは4本撚りの糸と言います)
4本撚りの糸を使っていますのでイメージするトロピカル素材のパンツより重たいです。
そしてハリがあります。
このハリが良い味を出していると思います。
梳毛ウールのトロピカルはしなやかなドレープが出やすい素材ですが、そこに贅沢に沢山の糸を使うことで生まれるハリ感がプラスされる事によって“トゥル…トゥル…”としたなんだか抵抗感のあるドレープに。
ええ、わかります、何言ってるかわからないですよね。
自分の語彙力のなさを恨みます。
ドレープの波が大きいと言いますか、ドレープが流れるのがゆっくりと言いますか…。
ただ確実に他のパンツでは出せない表情がみれると思います。
厚みは通常のトロピカルよりもありますが通気性が良いのが特徴の一つですので今の時期でも着れます。
…嘘かもしれません、少しだけ我慢必要かもです。
もしくは夜だけにした方がいいかもです。
ただ12月中旬までは履けますし、少し厚手な分また3月くらい履けるようになりますので活躍時期はかなり長いパンツかと。
色合いも良いです。
カラー名はベージュですが単色のノペ〜とした色合いではありません。
ベージュとピンクブラウンの糸が混ざり合ったサンドベージュといった方が正しいでしょう。
シュランク加工で地詰めされ、糸の存在感もあるからかしっかりと組織感が出ていてかなり良い表情だと思います。
形はワークパンツをベースとしたストレートシルエット。
YLEVEは裾を弛ませて履く感じを推奨しておりますので股下は長めの設定が多く、今回も同様です。
私はいつも裾上げしてクリーンに履いております。
タックを2本取りそこからクリースも入ってますのでとても綺麗なスラックスとして使っていただけます。
ウエストは最小サイズでもかなり大きいです。
腰履きしていただいても良いですし、ベルトでギュッと絞っていただいても良いかと。
絞るとウエストが大きい分、4本撚りトロピカル特有のドレープがより大きく出て凄くマッチしている形だと思います。
白シャツ、色•柄物、今の時期ですとTシャツ。
チノパンみたいな感覚で履いていただければ大抵なモノは受け止めてくれる万能パンツです。
今回のYLEVEのデリバリーは本当全部オススメです。
その第一弾のご紹介でした。
是非お試し下さい。
水岡
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