優しく触れてくれたなら #言葉を宿したモノたち
これは、あるモノを擬人化した作品です。仲高広さん主催の擬人化パレード #言葉を宿したモノたち に参加しています。
この企画、ある意味、読む人が主役かもしれません。
書き手も読み手も、誰でも参加可能です。
そこで、みなさんに問題です。
“私”は誰でしょうか?
思い浮かぶモノを、Twitterで引用コメント、または、コメント欄で教えてください。正解は問いません。大ボケ・小ボケ・横レス、もちろん正解も大歓迎です。
Here we go!
ねぇ・・・もっと優しくして。
そんなに焦らないで。
もっと・・・あなたのペースでいいのよ。
え? 何か言われたの?
誰に?
うふふ。馬鹿ねぇ。
そんなこと、気にしなくていいのよ。
私はあなたの素直な気持ちが知りたいの。
私はあなたの心の声を聴く。
どうやって聴くかって?
いやだ。変なこと聴くのね。
あなたの心と私はね、あなたの指先で繋がってるのよ。
だからね、優しく触れてほしいの。
あなたが優しく触れてくれたなら、繊細なあなたの心を表現できると思うのよ。
私の家族は、学校でもホテルでもバーでも空港でも・・・世界各地に散って働いてるの。
会いに行きたいし、本音を言えば、それより何より、あなたと旅に出たい。
ほんとよ。
重すぎるなんて言わないで。
磨き抜かれたこのカラダは、たしかに重いのかもしれないわね。
でも、軽すぎるって言われたら、それはそれでシャクに触るけれど。
たしかに、おともだちのなかには、尻軽女もいるわ。
あの子たち、どこへでも軽々しくついていくのよ。
腹立たしいけれど、ちょっとだけ・・・うらやましい。
そろそろ、私の声が聴きたいって?
そんなの、あなたの指先の絶妙なコントロール次第よ。
だから、優しくね。
優しく触れてくれたなら、あなたの気持ちを私の声で伝えるわ。
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さて、私は誰でしょう?
正解が複数になるように書いた つ・も・り(笑)
ここまで読んでくれたんですね! ありがとう!