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「ポケモン×工芸展」が期待以上だった件
こんばんは。みずいろです。
今回はいつもと少し違ったお話を書かせていただきます。
行ってきました。ポケモン工芸展。
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いやいつもと同じゲームの話やんと言われそうですが、今回はリアルイベントの感想回なので少しだけ毛色が違うんよって事で・・・
楽しかったし、なんと本イベ撮影OKだったのでそれはそれは沢山の写真を撮ってきたのですが、これから参戦する方の楽しみを奪ってはいけないと思ったので控えめに紹介させていただきます。
ネタバレはネタバレなので、気になる方はお気をつけ下さい。
1.ポケモン工芸展とは
ポケモンと工芸の真剣勝負
ポケモンと工芸、正面切って出会わせたらどんな化学反応が起きるだろう。
この問いに人間国宝から若手まで20名のアーティストが本気で挑んでくれました。
ポケモンの姿かたちからしぐさ、気配までを呼び起こした作品。
進化や交換、旅の舞台、効果抜群のわざなどゲームの記憶をたどる作品。
そして日々を彩る器、着物や帯留など粋な装いに誘い込まれたポケモンたち。
約70点全点新作!会場で皆さんを待ち構える作品との出会いははたして…
ワクワク、うっとり、ニヤニヤそれともゾクッ?
かけ算パワーで増幅した美とわざの発見をお楽しみください。
国立工芸館
より抜粋
私は芸術方面にはそこまで明るくないのですが、素人表現で言うと「普段あんまりゲームとは縁のない芸術家の皆さんがポケモンをお題にちょっと本気を出してみた会」みたいな感じかなと思います。
いやーどうやって説得したんだろう。もともとポケモンが好きで快諾!な人もいたかもしれないし、ポケモン・・・?という馴染の無い方もいらしたのではないでしょうか。(だいぶご年配の作家様もいらっしゃいましたし)
自身がここまで培ってきた「ワザ」をいつもと違う世界でいかんなく発揮する。作家さん側からも、ポケモンファン側からもどちらからも新しい世界。
これはレッツゴーせざるを得ない・・・!
2.その前に事前情報
・開催地
2024年11月1日(金) 〜 2025年2月2日(日)の間、東京は麻布台ヒルズというところで開催されています。日比谷線神谷町駅から直通なので便利。
もともと石川県で開催されてたんですよね。行きたいけど遠いなあと思ってたら東京でも開催されて嬉しい限り。
・チケット
当日大人1,800円です。
ローソンチケットの前売りが残っていれば1,600円です。
平日に行ったのでその場でオンラインで買って入れました。お得。
・所要時間
混み具合によりますが、60分~といったところでしょうか。
冒頭にも書きましたが館内撮影OKなので、みんなパシャパシャ撮って進まない・・・というのも含めて60分くらいです。
詳細は公式HPをチェックしてみてください。
3.展示品一部ご紹介
あ、撮影センスはないので最初に謝っておきますごめんなさい!!
入ってまずお出迎えしてくれたのはブイズ達。
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めっちゃリアル・・・というのが最初の感想ですが、例えばシャワーズとかトレーナーの横でリラックスしてる時こんな感じで座ってそうとか思わされるのが凄かった。ブースターのお口の再現度がすごい。
その先には壺の表面にたくさんのポケモンが描かれてるもの。ここでしばらく足止めを喰らいました。推しはどこにおるんやと。
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なんとなくタイプ毎に集合してそうな感じだったのでよかったら探してみてください。
あ、私の推しポケはエルフーンちゃんです。
リアルフシギバナさん。
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質感が凄い。本物は高さ2mらしいので小さい個体なのかもしれない。ポケポケでフシギバナ✖️ドレディアデッキ組んでるのでいつもありがとうねって声をかけてきました。
次はポケモンじゃなくワザゾーン。
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なんの技かぱっと見で分かった方はすごいです。写真撮って無かったけどもう1つ真っ黒なオブジェの方が難問でした。(答え1番下に書いときます)
個人的にすごい!と思ったものその1がこちらです。
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オーパーツかな???というくらい精巧にできててすごすぎる。かっこいい。欲しい。
展示の最後の方にメイキング動画があるので驚きの作成風景を是非見て頂きたい。気が遠くなりそうだった。
続いて突如現れる不思議なタッチの作品。
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よく見るとソードシールドの最序盤で出会うポケモンが書かれてる。ワクワクしながら全部捕まえたのを思い出した。剣盾面白かったなぁ。
個人的にすごい!と思ったものその2。
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精巧なフィギュア!!と思ったらそれだけではなくて、ココガラのパーツをカチャカチャと変形していくとアーマーガアになるというもの。すごすぎる。これが一番すごいと思った。メタリックな質感もおしゃれ過ぎた。かっこいい。欲しい。
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お皿たち。バランス上しかたないのかみんなこっちを向いてくれなかった。。
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これぞTHE・ポケモン工芸展と感じたもの。割れた壺・・・と思いきや・・・?
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ガラル御三家。それぞれのタイプに合わせた文様が使われていておしゃれだった。サルノリが一番気合入ってたので、多分作者の方はサルノリを連れて冒険したんだろうなぁと思いました。
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シェイミ可愛い。やる気に満ち溢れたまなざしがたまらない。。
ロバート秋山さんが「シェイミが~欲し~ぃ♪」って唄ってたのを思い出す。
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あれ、一部といいながら結構載せてしまった気がする。。
他にもホウオウとかの和テイストゾーンとか沢山あったけどガラスに反射して自分の姿が入り込んだりしたのでカット。。
もっと見たいな!となった方はぜひ現地へ足をお運びください。
4.感想
めちゃ良かったです。
普段あんま陶芸とか美術館とか行かない人間なので「ポケモンは好きだけどどうなん・・・?」とドキドキしながらいきましたが楽しめました。
どの作品からも作者の皆さんが真剣にポケモン+芸術に向き合って作られたんだろうなぁという思いが伝わってきてよかったです。依頼されたからとりあえずではなくて、好きなので、この子が気に入ったので選んでこうしてみたよという感じが伝わる。
これ、「作者=トレーナー」で、「作品=手持ちポケモン」なんですよね。この工芸展は俺が育てたメンバー見てくれよ、すごいだろ??というお披露目の舞台であり、その作品たちがぶつかり高め合うジムのような場所なのかなと。会場は静かでも、空気はほんのり熱い。
ポケモン×工芸のマリアージュ、かなり良いのではないでしょうか。意外性のある作品の前であがる感嘆の声と、そこから始まるたくさんの思い出話。大人も子供も外国の方も、みんな嬉しそうにポケモンの話をする。そんな平和な空間がそこにはありました。
厚かましいお願いになりますが、是非作品をどんどん増やしてまた開催頂けたら嬉しいです。全国の芸術家の皆様、なにとぞ・・・!
5.おまけ
イベントの後は物販と相場が決まっています。
いろいろグッズが売ってたのですが、欲しかったマグカップが売り切れ・・・。色々悩んだ結果、図録だけ買いました。思い出。
チケット持ってないと入れないので注意です。
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メイキングとか載っててオススメ
あと近くにポケモン工芸展カフェ?みたいなのもやってました。お時間があれば是非。
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こんな感じです。
なんかちょっとポケモン触りたくなってきた・・・。
ここまで読んでくださりありがとうございました。ではまた。
追記
写真の技名書いてませんでした。
つららおとしだそうです。あんなん降ってきたら怯むよね。。