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『エンダーマグノリア』プレイ日記(0:まずは前作エンダーリリーズを思い出す回)
こんばんは。みずいろです。
エンダーマグノリア、CS版があと数時間で発売というところでワクワクしながらnote書いてます。新作発表からずっと期待してたソフト。PS5DL版を既に予約して購入済み。今夜0時待機中です。
本作をじっくり遊ぶにあたり、せっかくなので「プレイ日記というほどでは無いけど連載で何か書く」感じでnoteに記録を残してみようかと思います。ここのルート進んだとか、ボス強かった、倒すコツはこうで、とかそういうやつ。
で、発売前夜の今回は、クリアしてから時間がちょいと時間が経って記憶が薄らいでる前作・エンダーリリーズの内容を振り返る回にしたいと思います。
一応前作のネタバレになるので気になる方は閉じてくださいね。
それでは、よろしくお願いします。
1.エンダーリリーズとは
エンダーマグノリアの前作である「エンダーリリーズ」について書いていきます。発売は2021年6月。先にPC、Switch、XBOXときて、PS4版はリリースは少し遅れて7月。なんでそうしたかあんまり覚えてないのですが、当時PS版を買いました。
「ENDER LILIES: Quietus of the Knights」というサブタイトルがついてます。
その意味とあらすじはこんな感じ。
絶望の世界で呪いの運命にあらがう少女と騎士
昔々、彼方の「果ての国」にて。
突如降り始めた「死の雨」は、 生きとし生けるものを狂暴な生きる屍「穢者(けもの)」へと変貌させた。人智を超えた悲劇に成す術もなく、王国は滅びた。
呪いであるかのように、止まない雨。
滅び果てた世界の、ある教会の奥深くで
少女「リリィ」は目覚める。
Quietus of the Knightsはとどめの一撃であり、不死の騎士たちの浄化(死)が訪れることを指しています。
全然軽い話ではないですが、世界がゾンビだらけになってしまったのを、可愛いリリィちゃんが浄化して回るというお話です。
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ただこのリリィちゃん。当然ながらこんな見た目で武器を振るったりはできないので、浄化した穢者達を召喚して代わりに攻撃してもらう感じで進んでいきます。(なぜか回避はヘッスラするので意外とタフネスな説がある)
最初に仲間になる黒騎士さんは使いやすい剣攻撃、いかつい老戦士はハンマー、シスターさんはフレイルみたいな感じ。
中には壁貼りつきや二弾ジャンプのようなスキルを持っている穢者さんがいるので、仲間に加えて行動範囲が増えて・・・みたいな、私の好きなメトロイドヴァニアゲーです。
キャラは可愛いけど、難易度は可愛くないです。(直球)
2.ざっくりエンディングまでのストーリー(超ネタバレ)
エンダーマグノリアは前作から数十年後のお話みたいなので、プレイした事ない方は是非前作から遊んで頂きたいところですが、ざっくりお話だけ知りたいよな方にほんとざっくりなストーリーを書いておきます。
・世界には「古き民」という一族がいて、ある程度文明があった
・残念ながらどこかの王により古き民の一族は滅ぼされる
・その王様が作った国の一つが「果ての国」
・なぜだか「穢れの王」とかいう穢者の親玉から襲われている
・王が拾った古き民の生き残りの女性には穢れを浄化する力があった
・穢者との戦いの切り札として活躍、白巫女として崇められた
・ただし浄化した際の穢れは祓われて消えるのではなく、「白巫女自身に蓄積する」
・白巫女がもっていた穢れ耐性が、ある日ひょんな事から消滅してしまう
・医療班が白巫女を治療すると見せかけて、やったのは「白巫女のクローンをつくること」
・生み出したクローン達をタンクのようにして、白巫女に溜まった穢れを移送しようとした。
・その穢れを移す目的で作られたクローン少女がリリィ達(複数いる)
・その中で、「最後に目覚めたリリィ」が黒騎士さんや浄化した穢者達と冒険を重ね、自身が浄化されたり全ての穢れを浄化しておわり。(結末は3つ)
こんな感じ。(合ってる??
「あーつまり・・・ENDER LILIESってこと!?」と気付いた瞬間は全身の鳥肌が立ちました。
この1行1行の間に重厚なストーリーがあったりするので、気になった方は是非遊んでみて欲しいです。
3.エンダーリリーズの特徴
他メトロイドヴァニア系ゲームとの違いを書いてみます。
・基本はだいたい同じ感じ
同じなんかい!なら書かんでええやん!!となりますが、メトヴァ(略してみた)の基本は抑えられてます。
最初は行動範囲が狭いけど、ダッシュができたり二弾ジャンプができるようになったり、壁つかみができるようになったりして行けなかったところに・・・みたいなやつ。
・スキル付け替え
最初は黒騎士さんの剣だけですが、物語を進めると色々な武器やスキルを持つ穢者が仲間に加わります。一度に連れていける穢者の数は決まってるので、初見エリア用やボス特化みたいな感じでスキル組み替えしていくのが楽しい。
・アクセ付け替え
これもよくあるやつ。レリックという呼び名になってる。HP増加や被ダメ軽減、空中攻撃増加みたいなやつ。コスト制。
・回復数制限あり
ソウルゲーのエスト瓶方式ですね。アイテムを集めると最大数は増やせます。セブポイで休息すると回復。道中で時々咲いてる花に触っても回復したりする。
・レベル制
雑魚敵を倒すと経験値が貯まり、レベルが上がります。HPは増えないけど攻撃力みたいなのはあがってるっぽい。
物語を進めていくと「ところでこれ、なんのレベルなの??」と怖くなったりするやつ。「リリィちゃんの色、少しずつ変わってない??」みたいなね。
・デスペナなし!
倒されたら最後のセブポイまで戻されますが、経験値やお金がそこに残されることはないです。つまりロストなしです。優しいゲームです。
・難易度は高め
嘘です、全然優しくないです。全体的に雑魚敵の配置や攻撃がやらしいです。最初に出会ったその辺を飛んでるカラス(遠距離攻撃タイプ)にさっそく殺意が芽生えてしまうレベル。
最近はよく搭載されてる難易度選択もないので、諦めないココロが大事。
あ、そういえば毒沼エリアあります。
・最後の一言は、せつない
道中で沢山出会う穢者さんたち。それぞれ無念に包まれながら穢者になり果ててしまったのですが、そのギリギリ人間だった時の想いがリリィの浄化の際に聴こえるんですよね。それがなんとも切ない。
みんなの想いを背負って、歩いていく覚悟。
・そしてなによりBGM
BGMが本当に良いです。久しぶりに聴いてみようと、メインテーマを流してみたら最初のピアノの旋律だけで涙腺が緩んでしまいました。この泣きのピアノに女性Voのハミングが重なるともうたまらんです。。
なんやかんや最初の村の曲が好きですかね。一番印象に残ってる。
エンダーマグノリアも作曲者(Miliさんという方)が続投という事で期待ですね。
4.エンダーリリーズの個人的感想
最後に少し感想を書いて終わります。
メトロイドヴァニアゲー作る人ってだいたい意地悪なのか、いやらしい方がプレイヤーは喜ぶでしょ?みたいな気持ちもってらっしゃいますよね?????突っ込んできて大爆発する敵、倒したらその場で毒ぶちまける敵。
エンダーリリーズはそういうのもありつつ、純粋に行動が強い敵多めな印象ですかね。当たり前ですが後半になればなるほどめんど…手応えがあります。
双子城砦とか特にしんどかったですね。多彩な攻撃かつ隙の無いガチムチ鎧男とか、飛び回ったり回避したり厄介な竜の戦士みたいなやつ。他にもブレスが強いドラゴンとか。あとは地下の方の吊り下げられたズタ袋みたいなやつとか、水中でめっちゃ襲い掛かってくる半魚人とか。ずっと覚えてるし今でも許してない。
あと印象に残ってるのが探索面で、どこかのエリアにどうやっても届かない場所があって。泣く泣く攻略みたら「背中を向けてジャンプしてスキル武器振ってからダッシュ移動、他の武器を振る」みたいなシビアなアクションを求められてて泣いた。あれはわからない。でも今回もありそう。。
5.おわりに
まぁそんな感じで、前作のエンダーリリーズはリリィという少女が世の中を浄化して回る手ごわいメトヴァゲーという事を思い出す事ができました。3年も前で結構忘れてた。
直近では「九日ナインソール」もトロコンしたので、もしや私、結構このジャンル得意なのでは??と自信がついてます。
果たしてどうなることやら。
あ、「マグノリア」って、木蓮の事らしいですね。うーん、白い。
では次回、エンダーマグノリアのファーストインプレッション回でお会いしましょう。
一緒にプレイする方、楽しんでいきましょうね!!!
てなわけで。
→1/23追記。
早速ですが序盤レビューを書きました。
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