生活保護・ひとり親制度などの現状…ズルイという風評は時代遅れではないだろうか
生活保護制度・就学援助制度を利用しているひとり親家庭はズルイ、あらゆるものが大半の場合に無料か減額だと勘違いされているので実状を記録する
生活保護制度・規定
体調不良による医療機関への受診→
まず医療機関に初診予約が可能か何件も連絡する→役所へ理由を述べ、受診する(生保者でも予約可能であった医療機関)医療機関名を告げる→医療券が医療機関に郵送される→数日後、医療機関が医療券を受け取り次第はじめて予約と受診が可能となる
その為早くても数日後の受診、その間は市販薬で補う
子の発熱などを1番に心配しているのは親であるが、即日医療を受けさせていないと「学校」より勘違いされる事もある
◎子どもの高熱・即日受診が必要と思われる症状の場合には、医療機関に「自己負担」にて支払う為診察をして欲しいとお願いをする事で即日可能(¥1〜2万円)生保というたらい回しに神経衰弱となりがちである
その他一部の矛盾・自費
引越し費用→上限あり、だいたい2万弱〜自己負担額となる。家財道具など9割が自費
更新費用→同上
就活に伴う費用→制度上ひとり親サポートの訓練は不可。自己負担額にて「教材」「検定費用」「面接や試験に伴う交通費」「リクルートスーツ」が必要。また、就活推奨もなされないケースもあり
生活保護制度と就学援助制度
入学準備費用→上限あり。少なくとも公立義務教育で約2〜3万が必要。
修学旅行・校外学習→半額のみ翌年に返金、立て替え金や支度に数万円必要。
学校微収金→全額自己負担(小中で年各2万、都立高年12万)
教材費→家庭科教材、水泳授業に伴う指定品などを含め教材であるが全額自己負担
家財道具一式→申請法すら伝わらず、全額自己負担
子の成長に伴う学用規定品→全額自己負担(指定体操服3500円など)
補足すると、訳あり劣化物件をお借りしている為「光熱費」は全て格安に乗り換えたがLPガスや子の人数分の費用が工夫をしても必要となる
ガス代が高いことから、風呂場にはタイマーを設置
思春期・反抗期・児童と性別も混ざっている中、役所からはこう言われた
「一般的な世帯と同じくらいですね、高いので母子4人で週何回と決めて入浴したらどうか」と、築56年の立方体のような浴室を眺めた上で真顔でアドバイスをされたのをよく覚えている
生活費
支給額<衣食住の順に必要な支出+自己負担に備える+脱却や子の学力や体験(美術館・国会議事堂の見学ツアー・醤油工場見学など)+法テラス数年費用=
正気ではいられない為、またFPに相談もできない為自ら資格を取得し我が家のキャッシュフロー計算書などを作成し「一般的」と「我が家」を比較しないようにしていた
家庭で栽培したもの…豆苗・大根・小松菜・味噌・しいたけ・なめこ…
下を向くな!前を見て!お金が少ない=不幸せではないんじゃないか。
紆余曲折を経て私は仕事よりも子と過ごす時間を選択した。
どんな風に思っていたか、どんな時に幸せを感じたか、またどんな時に悔しさと涙で絶望したかなどまたいつか記載したいと思う。