見出し画像

2024年11月熊本遠征の記録②

サイコロきっぷで博多が当たったは良いものの、何しよう?食べ歩きでもしようかな、と思っていたところで刀剣乱舞ONLINEと玉名市立歴史博物館こころピアのコラボが発表されたのでちょっと足を伸ばして熊本まで行ってみた記録(2日目)

11/24(日曜日)
6:25 玉名駅着
いい感じの夜明けの空。天気が良さそうでほっとしつつ駅の外へ。
前日に熊本博物館でゲットしていた玉名の観光マップやガイドで、日曜日だけ玉名温泉つかさの湯が7時開店と知ったので急遽利用することに。

駅前の謎の絵
お空きれい

6:55 疋野神社
電灯と朝日でうっすら明るい玉名の道(若干の登り坂)を北上すること20分。
もうすぐで玉名温泉だぞ、というタイミングでデてきた疋野神社の鳥居。
ちょっとした坂を登って振り返ると朝日と月がいい感じ。
朝早いから御朱印いただけるかな〜と思ってましたが書き置きの御朱印とお米のセットが無人販売でありました。助かる。

疋野神社


お空きれい

7:10 玉名温泉つかさの湯
檜風呂やジェットバス、露天風呂、スチームサウナを、水風呂挟みつつ交互に楽しんでたら着替えて出る頃には9時前になってました。

9:10 玉名市立歴史博物館こころピア
めちゃくちゃ見晴らしのいい広い道を撮影しつつ歩くこと20分くらい。
着きました、遠征のメイン会場・こころピア。
入口がどこかパッと見で分からなかったのがちょっと困りましたが無事に館内へ。
入ってすぐ左手にグッズショップがあったので忘れないうちにクリアファイルをいただいてから受付の列に。
並んでたのが数人だったのでそんなに混んでないかな?と思いきや中にはいっぱい居ました。

こころピア

中から解説する声が聞こえたので「ギャラリートークは10時からでは?!」と思いつつ、一旦常設展をスルーして企画展の会場へ。
入口前に立ててある『全資料撮影可です』にありがて〜と思いながら入室。
当然のように地元メディアのカメラマンが居たのでカメラを避けつつ(※人に撮られるのが嫌い)、入ってすぐのケースにあるパネルを読みながら拝聴。
同田貫展とだけ認識していたのですが、こころピアでの展示は同田貫派の刀を展示しつつ、加藤清正公のお抱え鍛冶(武士)とされているけど公式の資料では百姓になっている同田貫正國とは何者か、という歴史資料から同田貫正國や同田貫派について知る、歴史博物館らしい展示。
学芸員さんのトークが一段落したのを察知して中に入ると、受付の様子から想像してた以上に人が居てびっくり。
同田貫派の話の前段として来派と延寿派の話が出てきて進研□ミ気分を味わいながら刀を見ているうちにギャラリートーク開始。
前半は刀の展示の担当らしい学芸員さんが刀や代々の同田貫派はこんなことをしていた人で、というお話とともに刀の紹介。
学芸員さんが後ろのショーケースを指した瞬間、間に居た観覧客がサッとしゃがんだところで統率されたオタクを感じました。
後半は掛け軸なんかの担当の学芸員さんが掛け軸や家系図とともに記録から見る同田貫派についての説明。
お二人ともが(正國の他の)もう一人の主人公扱いしてる某鍛冶の働きっぷりや武士が刀を手に入れるための制度などなど、全然知らんかった話がいっぱい。
内容に興味がなかったのか、わりとデカい声で別の学芸員さんに質問してた観覧客が居たのはなんとかしてほしかったんですが、「時間オーバーしてるけどこれだけは最後に言いたい!!」という後半担当の学芸員さんの熱量が良かったです。
トークのあとも「このあともここに居るので質問があればどうぞ!」という手厚い対応。
内容についての詳しいレポートは多分めちゃくちゃメモ取ってた審神者たちが上げてくれるだろうから割愛。
ちなみに私は晩年の練れてきた正國という噂の上野介さんの刀より正國の方の刀のほうが好きです。
とにかく刀作れ!薙刀も作れ!槍も作れ!→追加で槍1000本と刀300本作れ!でもクオリティは落とすな!という無茶振り清正公とか、他の刀より優先して俺の刀作って!こんな感じで(※イラスト)!イラストだけじゃ伝わらんから直接行って説明するわ!みたいな依頼者が居たらしく、いつの時代も現場で働く職人は大変だな、と思いました。

11:40 ラーメン玉龍
実は朝から何も食べてなかったのでこころピアの近所にあるラーメン屋さん玉龍へ。
運よく並ばずに入れ、メニューもめちゃくちゃシンプルだったので、さほど悩まずラーメンとゆで卵に決めて頂きました。
気を使っていただいて、にんにくは海苔の上に載せてくれたんですが最終的には全部溶かして美味しくいただきました。

ラーメン(並)とゆで卵

12:30 高瀬裏川水際緑地
川の景色と眼鏡橋がいいと近所のゲストハウスの紹介で見て寄ってみることに。
両側に花菖蒲を植えるであろうスペースがあり、シーズンならめっちゃ綺麗なんだろうなと思いつつ川や橋をパシャパシャ。
ちなみに玉名市の花が肥後花しょうぶだそう。

高瀬裏川水際緑地

13:16玉名 →14:55太宰府
新幹線を使うと逆に高くて時間がかかる謎のバグがあるため在来線で移動。
初日の朝に買ったけど食べる機会を逃して荷物になってたカッパえびせんを食べつつのんびり電車旅。
太宰府に着いたらとりあえず買った梅が枝餅を食べながら天満宮の方へ。

15:10 九州国立博物館
企画展『人吉球磨の玉手箱』開催中ですが目当ては光忠の刀。
邪魔な荷物を預けて大江山酒呑童子退治のでっかい山笠を「FGOと映画で見たやつだ」と思いつつ4階の展示室へ。
『写真を撮ろう!\SNSにもアップしよう/』とハッシュタグ付きで掲示してくれてるのにありがて〜と思いつつ大伴旅人さんと(髭切が)記念撮影。

大伴旅人さんとうちの髭切

順番に見ながら進んだので目当ての刀に辿り着いたのは16:40ごろ。綺麗なものがたくさんある九州国立博物館さんが悪いと思います。
個人的に銀化したガラスと伊万里焼コーナーと『花鳥蒔絵螺鈿聖龕』の藤の花と『海棠白頭翁・萱草百合図』の花と鳥が好き。

左上の結納箱は竹製

あとめだかボックスを履修してるので人吉球磨の文字列見ると「めちゃくちゃギスギスしてそう」と思ってしまう(鎏金鏡が好き)(あとしれっと江戸時代に刷られた日本書紀置いてあってびっくりした)

17:15 太宰府天満宮
仮殿が今しか見られないもので事前にチェックしてたのに暗かったばっかりに変わった造形の賽銭箱に気を取られて上を見るのを忘れていたという愚。
お参りして御朱印とお守りを頂いて駅へ。

太宰府天満宮

18:06太宰府 →18:47博多
新幹線の時間までにモツ鍋行けるか?と思いつつモツ鍋やさんに行ったものの列ができてたので撤退。
むっちゃん万十でハムエッグと限定のグラタン、九州TRIP弁当と博多めんたい鶏皮揚げと鈴懸の栗蒸しをゲットして新幹線へ。

博多駅のイルミネーション
帰りの駅弁と翌日の朝ごはんになったものたち

20:01博多 →22:28新大阪 →ホテル
※万十と駅弁は晩御飯に、鶏皮揚げと栗蒸しは月曜日の朝ごはんになりました。