2024年11月熊本遠征の記録①
サイコロきっぷで博多が当たったは良いものの、何しよう?食べ歩きでもしようかな、と思っていたところで刀剣乱舞ONLINEと玉名市立歴史博物館こころピアのコラボが発表されたのでちょっと足を伸ばして熊本まで行ってみた記録(1日目)
11/23(土曜日)
6:25新大阪発
始発の新幹線が取りたかったものの、10/24に予約しようと思ったときには始発が満席だったのでその次の便で出発することに。
出発前日の段階で一旦博多で降りるかそのまま熊本まで行くか未定だったのでとりあえず博多→熊本の自由席券だけ確保。
朝ごはんの駅弁が足りなかったら博多で降りてなにか食べて熊本に行こうかと思ってたらデザートもあった関係で普通にお腹空いてなかったので自由席車両へ移動しつつそのまま熊本へ
→9:44熊本着
早速行動、の前に手元の現金が心許なかったのでATMから出金。
熊本博物館まで、乗換検索で一番早かった市電で行こうと停留所に行ったものの乗車率が凄かったので撤退。
大して時間が変わらなかったので熊本城周遊バス(しろめぐりん)に乗ることにする(空いてた)
10:20熊本駅前→10:53博物館・旧細川刑部邸前
観光地の周遊バスなので乗務員の方が熊本城へはここから行けますよ、バス乗り場はこっちですよ、と逐一アナウンスしてくれる親切設計。
あと車体にシール貼ってあって可愛い。
11:00 熊本市立熊本博物館
県立じゃなくて市立なんだ……と思いつつ入口の看板と樹をバックにお供撮影しつつ敷地の中へ。
今回の遠征のメインである、こころピアでの展示と熊本博物館の『くまはくコレクション かがやけ!熊本の刀と絵画』は、企画展四館連携事業「肥後島原同田貫道中‐海を貫く軌跡‐」の対象企画展(あとの二つは熊本市の島田美術館と長崎県島原市の島原城観光復興記念館の企画展)。
島田美術館とどっちに行こうか、両方行こうかと思っていたのですが、熊本城の闇り通路を見てみたい気持ちが強かったのでひとまず熊本美術館、時間があれば島田美術館にも行ってみようかと思っていましたがちょっと無理でした。
博物館と通路を挟んだ逆側には旧細川刑部邸(細川興孝さんが興した建物を移築したらしい)があるんですが、残念なことに休館中で見られず。
通常ルートは入館→1階常設展→SL→2階常設展→企画展→1階へ戻る、だと思うのですが、とりあえず目に入った企画展の看板を見て2階へ。
企画展の展示室の入口正面の壁に『★展示作品はほぼ写真撮影OKです!』『★SNSへのアップ大大歓迎です!』って書いてあってありがて〜の気持ちになりつつ展示室へ。
来派→延寿派→同田貫派の流れを教えてくれつつ(刀派の歴史に全然詳しくないので助かる)、すぐそばに刀がドーン!
その時は展示室に他の観覧客が居たので解説読みながら控えめに撮影。
次の展示室で絵を見て、その次の展示室でも絵を見て。(この時点で12時すぎ)
企画展から出てちょっと常設展の方に行くと細川さんちの舟屋形、フィールドワークへのいざないコーナーを経て標本がいっぱいのコーナーへ。アワビの貝磨きして遊んだときに綺麗な白い状態の間にネイル用のトップコート塗ったなあと思いながらツヤツヤの綺麗な貝の標本見てウキウキ。動物の標本見てウキウキ。
個人的に江津湖の多様性コーナーの正面が好きだなあと思いつつ、常設展も周るか、と一旦企画展示室の前を通って1階へ。
改めて常設展を眺めてSLを見てステゴドン(コウガゾウ)の全身骨格見て標本眺めて。
12時半ごろに企画展示室に戻るとちょうどいい感じに人が居なかったので改めて展示を一通り見ながら撮影タイム。
展示室の右側の紫の布カッコい〜!緑のキラキラした鞘が綺麗なのに写真にうまく映らなくて悔し〜!ゴツくて厚くて強そうな薙刀カッコい〜!!!でも動画でもうまくこのゴツさが伝わらね〜!!!!鳥可愛い!古今伝授大変やったんやな……フグ可愛い!
再び屋外に出てSL撮ってるころには13時過ぎてました。
くまはくは恐ろしいところだった。
あとキャプションしっかり読んだつもりだけど、企画展に撮影禁止の展示物が見当たらなくて逆に不安に。前期で展示されてた光世の短刀とかが撮影禁止だったのかな。
ミュージアムショップで熊本城への徒歩ルートが描かれた地図を手に入れ、熊本県立美術館の前→二の丸広場と移動、広場にある二の丸券売所で観覧券を買ってから熊本所へ……行く前に、「帰りは別ルートになるかもしれんし先に行っとくか」と加藤神社へ。
14:00 加藤神社
加藤清正公をお祀りしてる加藤神社。
七五三シーズンだったので着飾ったお子さんと親御さんがちらほら。
フォトスポットで熊本城を撮って、お参りして、くまモンと近侍の写真を撮って、清正公が植えた銀杏の樹を見てから熊本城へ。
14:30 熊本城天守閣前広場
スロープを登って熊本城に入るぞ、というタイミングでちょうどよく天守閣前広場で熊本城おもてなし武将隊のパフォーマンスが始まるところだったので観ることに。
加藤清正公と娘の八十姫様がご出演。演舞もすごいんだけど、観光客向けに八十姫様が色んな言語で注意事項の説明とか紹介とかしてたのが凄い。あと八十姫様に固定の女性ファンが付いてる。
最後の方で清正公が八十姫様のことを「我が息子(あっ……)」って言ってたのはいつものことなのか偶然の事故だったのか(笑)
15:00 熊本城天守閣
天守閣内、撮影禁止の展示を除いて個人の記録用の撮影は可能だけど撮影した画像のSNS投稿や配信は禁止です。
あと階段がしっかり区切られてる代わりに狭いので荷物は最小限に、あと階段の途中で止まらないように注意が必要。
天守閣に入ってまず目に入ったのが井戸(すごく深い)と、熊本地震の被害から復興するにあたって耐震設備として作られたゴツい機構。
遊びの部分がいい感じに揺れを吸収するんだろうな、という構造にちょっとわくわくしながら上階へ。
清正公の町づくりの展示や城づくり、細川時代や西南戦争、明治維新、平成28年熊本地震の映像など。
どこかで観たかもしれないけど、崩れた石垣の石に番号振って、崩れる前の写真と比較して「これはどこの石」って確認しながら組み立てていくの、めちゃくちゃ根気のいる作業だろうなというのが率直な感想。
スケジュール的に断念した阿蘇のお山は見えるかなと思ったけど見つけられませんでした。北の方を探しすぎた?
15:40
天守閣前広場にあるお土産屋さんでONEPIECEの『ヒノ国熊本城』を買い、清正公が植えた大イチョウと熊本城を眺めてから特別見学通路へ。
わっくわくで見に行った闇り通路ですが、とても明るく見晴らしが良く……暗い感じを見たかったなとちょっと残念な気持ち。
そのまま南側のルートを抜けて南口券売所へ。
桜の馬場城彩苑を眺めてから行幸橋を渡って清正公銅像と記念撮影した時には16:20になってました。
自分でもなんでそんなに時間かかったのか分からない。
16:40 熊本ラーメン 桂花本店
何やかんやで駅弁食べてから何も食べずにウロウロしてたのでガッツリ食べたいぞ!
ということで迷いに迷って桂花ラーメン+五香肉(ウーシャンロー)&チャーハンのセット+太肉(ターロー)。
揃ったときにはちょっと早まったかもしれないと思ったけど普通に食べ切れました。良かった。
五香肉、カツみたいな感じかなと思ってたので衣がもそもそしてちょっとびっくり。
水道町→水前寺公園(多分18時頃着)
朝に熊本駅でゲットしたパンフレットに載ってた水前寺。
昼間に行こうか迷ったものの、ライトアップがあるし昼間は時間無いだろうし夜に行くことに。
熊本市電の水前寺公園駅から案内に沿って歩いていくと既にすごい行列が。
先にチケットを買ってから並ぶみたい、というのを聞きながらオンラインチケットを探すけどスマホチケット無し。どうしようかなと思いつつ並びましたが入口で普通に買えました。良かった。
18:20 水前寺成趣園(水前寺公園)
夜間イベント【Lux Night KUMAMOTO 2024】、駅でゲットしてた熊本エリア夜間イベントの案内には詳細がなかったので現地で初めて知ったのですが、サブタイトルの「細川ガラシャと400年の時を超えて」の通り、イルミネーションを見ながら音声ガイドを聞き、ガラシャ様の人生を追う作品。
さっき熊本美術館で観たやつだ(古今伝授之間)……アッ本能寺の変……関ヶ原……辞世の句……と今まで観た色んな舞台やら展示やらの復習をしているような気持ちで巡りました。
綺麗なんだけど私は昼間に来たほうが楽しめたかな、というのが正直な感想。
ガラシャ様がキリスト教の洗礼を受けた辺りがステンドグラス風の照明で特に綺麗だったので人の影がないところを撮りたいのに、踏んだ部分の色が消える演出のせいでお子様たちが駆け回り……ストーリー的にも作品世界に浸るようなシーンだと思うんですが、仕様のせいで没入感が無くなるという悲しい現象。土曜の夜の早めの時間だったのも悪かった……。
デートで行くなら平日の夜か家族連れが帰る遅めの時間が良いよ。
19:30 水前寺公園を出てホテルへ