PSVR SWORDSMAN攻略
おそらく全世界で初の攻略記事であるだろうソードマン攻略記事を始める。
PSVRで配信中のVRヘビーバトル、SWORDSMANだが、これが異常に難しい。難易度を上げてる要因は次の通りだ。
お前が勝てない理由
1、モーションコントローラーの操作性が壊滅的
PSEの担当者は完全にイカれているという確信を持つほどモーションコントローラーの操作性は悪い。ジョイスティックをつけなかったため、移動は決定ボタンの周囲に斜めに配置された〇×△□で行う。なので、直感的操作は無理で前がこれで、右に旋回するにはこのボタンを押して~と、常に脳内リソースを食ってる状態だ。後発のオキュラスはジョイスティック付きでかつ安いので、そっち買った方がいいかも(プレイ環境による)。
2、敵に囲まれる
本作は一定数沸いてくるエネミーを倒しながらステージを進めていくウェーブ形式だが、両サイドのプレイヤーから遠い方から沸くシステムになっており、それを考慮しながら戦う必要がある。一番最悪なのはマップの中心で戦う戦法で、前から後ろから斬りつけられて惨殺される。特にボス戦では一定時間ごとに雑魚が沸くクソ仕様なのでタイマンはうまくいってても、忍び寄ってきた雑魚にスタブ取られて死ぬ場面が多すぎる。
3、武器がクソ、防具がクソ、ステ振りがクソ、ひっくるめるとシステムがクソ
ゲームシステムはお前の敵だ。アプデ前は首にカースドアックス当てると確定でクリティカル入って首切断で瞬殺できていた。
が、アプデで修正され、おそらく数パーセントの確率で首を飛ばす仕様に改悪された。数回首にカーアク切り込んでもインド人のマネする奴みたいに首をくねくねするだけでノーダメで切りかかって来る姿に戦慄した。
ステ振りは驚くべきことに、マックスまで上げられない。ただでさえ多勢に無勢な状況なのに、プレイヤーの成長の限界は低く抑えられている。
じゃあどうするか
1、操作性
覚える。といっても、複雑な操作は無理なので、まずは前進と後退を思い通りにできるように練習しよう。方向転換は自分がプレイエリアから出てしまわないように微調整する程度で十分である。これなら脳内メモリを余り食わずに冷静に対処できるだろう。
具体的に言うと、敵との間合いを調整できるように前後に動けるようになるのが目標だ。遠いぶんにはいいが、近すぎるとこちらの防御をかいくぐって敵の攻撃が当たるようになってしまうので、適度な距離を保つ必要がある。
敵の攻撃を誘って一歩下がり、攻撃の切れ目に差し込むように一歩前進して攻撃をする。これが基本的間合いだ。
2、囲まれるな
操作性が悪いので、囲まれると捌ききれずに大抵死ぬ。
なので沸きの管理は必須。ウェーブごとに最大3体出てくる。数秒の時間差で沸くこともあるので、1ウェーブ分沸ききるまで待機しよう。
沸いてきたら近寄って切り殺す。敵ごとに移動スピードが違うのでうまく1対1の状況になるように前後して間合いを調整しよう。
次ウェーブはプレイヤーより遠い場所に沸くので、マップのどちらかの端に待機する方がいい。
具体的には、スタート位置をホームポジションとして設定し、そこから視点を移さずに前後移動だけでゲームを進めよう。敵を殺し終えたら正面を見たままバックしてホームポジションに戻る。これの繰り返しをすると沸きの管理と操作の簡略化が行えて快適にプレイできる≒生存につながる。
3、システムを考える
まずステ振りは攻撃MAX、スピードMAX、余った分で体力振れるだけ。以上だ。パリイはリスキーな上、アプデで全然入らなくなったため不要。また、後述の戦術を使うとパリ―不要で一方的に殺せるので不要。蹴りは操作性的にこれ以上複雑にすると死ぬので不要。
防具は一番防御力が高いものをつける。事故死率が下がる。
武器は右手にロイヤルソード、左に一番大きい盾。
突きは確率(体感10パーぐらい)で必殺できるが、モーコンの受付がシビアすぎて思い通りに繰り出せないばかりか、攻撃で最もリーチが短い上に連続で刺せない。刺さると抜くまで剣が振れず、攻撃も防御もままならず、デメリットが重すぎる。封印推奨。
武器を掴む動作はデフォだと押しっぱなしになってるが、これは切り替えに変える。すると、不意に武器を落としてしまう危険を回避できるばかりか、親指の自由度が上がり、移動のしやすさにつながる≒生存に有利。
殺戮の時
敵は右手に剣を持つので、自分の左手側に攻撃が集中しやすい。なので左に盾を持つのがセオリー。盾も何でもいいわけでなく、安いからと半端な盾を買うと防御範囲が狭いわりに視界が悪くて死ぬ。
盾をやや斜めに傾けて頭から左半身にかけて覆うように防御する。大概の攻撃は防御できるが、潜り込まれると盾貫されるので、敵の足を見ながら間合いを調整しよう。
あとは盾の前に剣を構えて腕を振動させ連続で剣を振る。剣で発生させたダメージエリアにうまく敵を入れて惨殺していこう。
順番をまとめよう。
い:盾を構える
ろ:剣ブンブンで盾の前方にダメージエリアを形成
は:敵の前進に合わせて前後し、攻撃を防御しつつ敵をダメージエリアに捉 え続けるように間合いを調整する
に:敵が複数な時は敵が攻撃してくるまで前進して、そこで様子見。防御優先で戦いつつ後退し敵を一直線のトレイン状態にする
この基本戦術で安定して勝ち進めるはずだ。筆者などはエリアの1~ボスまでノーミスで余裕で行ける。
注意点は、確率で敵に武器を叩き落とされることがあること、確率で盾が消失(破壊?)することがあることだ。体感1~2%ぐらいなので、気にすることはない。
だが、ボスに勝てない
ボス戦ともなると話が変わる。硬い上に雑魚の無限沸き、強力な魔法攻撃でクソミソに叩き潰しにくる。最初のボスで初めて半分HP削れた時など、いったん雑魚の処理をしている間にあろうことか回復を始めやがって、完全に戦意を喪失したのを覚えている。
あいつらはズルい。なのでこちらもズルい手を使わせてもらう。
オプションからゲームのデザインを変えることができる(ゴールデンアイのおまけモードみたいな)。あれで難易度を下げよう。パーセンテージは獲得経験値に対する係数だが、-100%を超えるとゲームが進行しないという仕様になっている。つまり-100%を超えないようにプレイヤーに有利になるように調整すればボス戦をクリアできる。
出現数を1体に絞れば、ボスとタイマンが張れるようになる。あいつらは手下がいないとまともに戦うこともできない嵐道場マン、もといカスなので正々堂々真正面から引導を渡してくれよう。
ラスボスは開発スタッフも倒したことがないだろってぐらいバグキャラなので、-100%を超えるゲーム改変を積んで首をはねてやった。あいつのワープ移動についていくのはモーコンじゃ無理!どうせ進行関係ないしな!
あとがき(愚痴など)
ソードマンをあくまでも効率的に攻略する立場で書いたため、本来の制作陣が意図した戦いとはかけ離れた戦闘指南を行ってきた。
筆者も西洋剣術に興味を持ち某武術書などを読んだクチなので、クレイモアで敵の斬撃からの防御と反撃を両立した戦いや、ロングソードでバインドしてつけ込んでヨシ、押し込んでヨシ、レスリングしてヨシの華麗な戦いをできたらと思ったが、そうはならなかった。
ひとえに、PSVRの操作性のクソさが全ての足を引っ張ている。ジョイスティックつけるだけで全ての問題は解決したはずだが、SCEはそれをしなかった。彼らがどのようなゲーム体験を想定していたかは定かではないが、所詮ミニゲーム用のオモチャのつもりでしかなかったのは確かだ。VR酔いに弱い担当者が「こんなんで長時間のAAAタイトルを遊ぶのは不可能だ」と考えたのは間違いない。
万力で頭を締め上げるかのようなヘッドギアを見てもそれは分かる。筆者はVR酔いを全くしないので、一番ピーキーな視覚モードで12時間プレイしてもへっちゃらだ。しかし、あの締め付けは頭が割れるように痛む。なので、ヘッドギアはちょこんと頭にかぶるだけにしている。これなら締め付けからは解放される。
しかし、バイオ7やってるときにビビッてヘッドギアがずれて大ピンチに陥いったこともあるのでホラゲなどには向いてない(今後出ることはないけど)。バイクヘルメットみたいにあご紐を締めて、頭全体で保持するのが一番なんだろうけどね。
コントローラーの設計、ヘッドギアの設計のショボさから見てもソニーが真面目にやってるとは思えず、PSVRの未来は暗い。
ソフトメーカー側もこんなんでどうやってゲームつくりゃいいんだよ。って気持ちだろう。PSVR+モーコンの最高傑作が移植のスカイリムVRだけという時点でもう終わってる。だがスカイリムVRだけでもPSVRを買う価値はある。高い所から飛び降りると、あのお腹がフワッとする感じが実際にするので無茶なドヴァキン流登山はやらなくなる。ムアイクは帰りたい、白銀のスカイリムへ。
結論としては、みんなソードマンなんかアンインストールしてスカイリムVRやろう!