見出し画像

身体さんの休もう要求が強すぎる

ブックオフのCMで、わたしの心をどんぴしゃに言い表してくれたものがあった。

遠くへ出かけるとからだがしんどい
かといって
まったく出かけないとこころがしんどい

だからほどよく近場にあるブックオフに行きましょうってCMなんだけど、わたしに響いたのは身体と心のバランスのこと。

わたしはインドアとアウトドア両方の趣味があるけど、根っこはインドア派。家で本やマンガを読むのが一番好き。
だからといって土日の2日間ずっと家に閉じこもっていると、まさに「こころがしんどい」という状態になる。

他人とまったく交流をしなかった。
なにも生産的なことをしなかった。
そんな2日間を過ごすと、自分で選んでしたことなのに後悔を感じてしまう。

そうやって自分を責めるのは、「ムダな時間を過ごすことは悪いこと」という植えつけられた価値観のせいなのだろうか? それとも、人間は元来外に出ようとする生き物で、それに反しているからだろうか?

土曜日に予定を入れて強制的に出かけると一日は外に出たという免罪符があるから、日曜日は罪悪感を抱くことなく家で過ごすことができる。
夫も同じペースの人だから(そういうタイプが多いよね?)、二人暮らしのときも子どもを迎えてからも、遠出するのは土曜日で、日曜日は家周辺で過ごすというパターンだった。

でも、先週末から福岡は酷暑続き。
一昨日、昨日は外に出なかった。
子どものお昼寝のリズムを考慮するとお出かけは午後からになるが一番暑い時間に外遊びはできないし、ヨーヘイは手足口病による発疹がまだ治りきってないから支援センターは行けない。

しかたないねって言ってたけど、内心は家で過ごせる正当な理由があってラッキーと思ってた。
でも望んで家にいたのに、2日目の昨日はどうにもやる気が出なかった。

子どもの相手がなおざりになっていたという自覚があるし、家事も予定していたことができなかった。

今日はヨーヘイの歯医者の予約をしていたから外に出ざるをえなかった。
今日の福岡は暑さが落ち着いて(とはいえ32℃まで上がった)、曇り空で風が吹くから過ごしやすく「外に出てよかった〜」なんて感じた。

歯医者に行って、そのまま近所の公園でヨーヘイと遊んで、スーパーで買い物をして帰っただけだ。
それだけで、「こころのしんどさ」が解消された。

身体と心のゲージは、わたしの場合は反比例。
ちょうどいい中間地点をキープしたいのに、身体のゲージを溜めて心が疲れるほうに行きがち。身体からの要求が強すぎる。
しんどいとわかっててそっちにいくの、やめられないですか? わたしの身体さん。

いいなと思ったら応援しよう!