【四柱推命】官殺混雑って男性問題だけ?
こんにちは。
みずきです。
ご訪問いただきありがとうございます^^
封建時代の占術を現代に当てはめると生じる疑問
四柱推命は大昔の中国で生まれた占術です。
戦国の世、国の為に役に立つ人材か否かをはっきりさせることを目的とした占術だったので、現代に当てはめるとその人の持っている強みや才能を見るのに適していますし実際学んでみてそう感じます。
ただ、価値観の古くささは感じます。
特に、自分を剋してくる【官殺】を女性の命式では夫を表すとか、その逆の【財星】は男性の命式において妻を表す、とか。
封建時代の価値観が現代でそのまま当てはまるのか?と、友人の鑑定をしていて疑問に思いました。
官殺混雑は男性問題だけ?
女性の命式の中に【官殺】が複数あると【官殺混雑】といって沢山の男性とのご縁があるのでトラブルになりやすかったり、逆に全くご縁が無い、など、男性関係で問題が起こりやすいそうです。
先日モニターに協力してもらった友人(女性)の命式には、混雑とまではいかないけど、良くも悪くも力を持った【偏官】が中心に居座ってました。
普段は福の神【食神】に飼い慣らされて大人しく言うことをきいてそうな感じですが、行運で土の天干がくると暴れそう、そんな雰囲気。
実際、友人にちょっとしんどかった時期を聞いてみたら、見事に土の年で、異性関係のトラブルから体調不良を起こしていた時期でした。
その隣にも偏官がいたので、こちらがその気がなくても男性関係は要注意、と伝えたところ、
それは男性だけ?女性は?
と聞かれました。
よくよく話を聞くと、
相手が女性でも、こちらは別にそんな仲良くするつもりもないしちょっと喋っただけなのに向こうはすごく親しい、みたいに思われることが多くて面倒臭い。
とのこと。
最初それを聞いて、【冠帯】がそうさせるのかな、と思ったんです。
女王故の人気からのやっかみ、嫉妬、みたいなものを同性から受けやすいのかな、と。
それもあるかもしれないけど、もしかしたら、現代では正官・偏官の【官殺】は女性から見た場合、必ずしも男性だけを表すものではないのかもしれない、と、後日思い至りこれを書いてます。
自分(女性の場合)を剋してくるものは男性とは限らず、同性であってもそこに恋心のような【支配欲】みたいなものがあれば、それは【官殺】になり得るのではないか、と。
ジョディ・フォスターは官殺の行運で女性のパートナーと結婚した、というのを最近読んで、そうだよな、恋心や支配欲にもはや性別は関係ないよな、と思いまして。
今後私の中で【官殺混雑】または強い官殺を見た時は男性問題だけでなく、性別関係なく支配してきそうな人とのトラブルには要注意、の解釈をいれていこうかな、という風に考えてます。
それにしても官殺混雑の語感の良さよ。
みずき