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Nikonを愛する

社「デジタルがメーカーごとに違う特性があるのは分かった。」
社長がカメラについて聞いてきたので、少し解説して進ぜた。少しNikon贔屓なところはあっただろうが、公平に解説したはずだ。少なくともいつもの「Nikonに非ずは!!」みたいな論調ではなかったはずだ。
社「であるなら、フイルムカメラは何を基準に良し悪しを選り分けてるんだい?」
俺「ロマンでしょうね。」
いや実に真っ当に正しく回答したつもりだ。少なからずロマンはある。
社「前にも言ったが…ロマン研究会ではないのよ。」
俺「実際問題、NikonのF2は昔から使っていて、慣れもある。その後に出てくる自動化されたF3からF6と比較したら煩わしい作業が多いですが、何よりほぼ壊れませんね。」
副「自動化されてると都合が悪いことでも?」
社「この度はF5を採用するわけだが。」
ちょっと詰まってしまう。が、弁舌は得意だ。司法試験受けたくらいだしな(無論、法曹資格は取れていない。)。
俺「まず、電池がなくても動きます。完全機械式です。そして、1/2000のシャッタースピードと短いブラックアウト。そして壊れない。カメラとしてはなんの不足もないんで。」
ぶっちゃけネットに載っている。が、それがほぼ全てと言える。なにせ、古いカメラで、ネタは掘り尽くされている。
個人的見解でいうならばF3には魅力がない訳ではないが、どうしても見劣りしてしまう。なにが?と聞かれると困るのだが、煩わしさが撮影している実感を持てる。
勘働きが悪くなると、いざという時に足元を掬われかねない。それでは困る訳だ。
社「ほーん。いろいろあるんだな。まぁ面白いモンだ。」

F2もS2もNikonでブラックボディだ。今ではカメラはブラックボディが一般的だが、昔はシルバーと言うか、クロームボディが一般でブラックボディは少し高かったらしい。つまりプロはブラックみたいな風潮だったとか。F3はチタンモデルのクロームボディがあるだけで、ブラックのみになったと記憶している。
ライカだってブラックボディは高いんだ。Nikonも同じくブラックボディはいい値段する事が多い。Sシリーズのブラックボディは車が買える金額だ。
FやF2も最近ではまともに動く個体はいい値段する。一昔前と比べて、変わらないか、上昇していることを考えたら物価指数とか加味すると高騰していると考えていいのではなかろうか?
だが、カメラなら、カメラは、黒くなくては。
黒いボディに白いNikonのロゴ。仮面ライダーRXの歌っぽいね。
それかPSYCHO-PASSの東金朔夜のセリフか。

そう言えばフイルム高いよね。
イルフォード好きなんだけどおいそれと使えないね。

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