手拭いと鳶装束
超ロングのニッカ、安全足袋と手甲、手拭い頭に巻いてヘルメット。
もう絶滅した…というかもう現場に入れないことも多い。
まずニッカ。世に言うニッカポッカであるが、もうこれで現場には入れない。なぜなら「ガラが悪い」という。確かにガラはよろしくないと思う。が、ああいう格好には意味があるもんで。
高所ではやっぱあのバサつく裾に意味があると思うし、閉所では助かるモンだと思う。また、場所によっては足袋で歩いていると安全靴とは比較にならない安定というか、グリップというか、安心するものだと。
手甲にはなんの意味があるのだろうか。こう言ってはアレだが
「そういうもの」
としてつけていた気がする。ニッカ着て現場に入り、サンダルから安全足袋に履き替え、手拭いを巻いてヘルメットを被る。最後に手甲を巻いて手袋をして仕事を始める。手甲を巻くと
「さて、いっちょ稼いでやりますか‼︎」
と思う訳だ。つまり切り替えってやつか。腰道具をつけたらもう完全にスイッチが入ると言ったところだろう。ありゃなんでつけるんだろうか。今度、聞いてみよう。
そう言えばヘルメットの下にタオルだ手拭いだを巻いているのもアウトになりつつある。ヘルメットの下巻きというか、汗止めというか…そんなのが各社から出ていて、そういうのはヨシというのだ。どんな違いがあるのかわからん。
というわけで手拭いを作ろうと思ったのだが、どうも高額でもないので悩んでいる。