漫書:空を見て道を歩く

冬は晴れが多い。空が好きなので嬉しい。

ストレスが限界突破していて、ここ1週間毎日鼻血に悩まされていた。マスクが赤く染まってしまい、仕方なく新しいのを1枚貰った。
その夜、急遽友人とご飯をする事になった。2人でお店に向かう途中、別のお店で食事をする友人を見つけて思わず写真を撮った。こういう一瞬が日常にあるのは楽しい。

最近は突然動けなくなる事が多く、暫く自炊できていなかった。身体の健康状態を解決する手段として、塩分無添加トマトジュースと飲む鉄分ヨーグルトを飲んでいる。しかし飲み物ばかりに頼るのも良くないなと思い、スーパーで野菜やきのこを意識的に購入する事で、食生活を改善する事にした。

現状を変える事は必然なのに、どうしても変える事に罪悪感があって苦しい。苦しむ必要なんて無いのに、「この程度の道で歩くのを止めるなんて情けない奴だ」と見えない自分に非難されている。正直、あまり余裕が無い。後ろを振り向くのも怖い。
それでも私はここ以外の違う道を歩きたいんだよ。見上げれば綺麗な空が見える道を歩きたい。空気が美味しい場所で大好きな人達といっぱい笑っていたい。好きな道を歩いても良いじゃないか。私は私の事を認めてあげて欲しい。
今はどの道を歩くべきなのか真暗でわからないけど、探していたら必ず歩きたい道が見つかるから。私は私に大丈夫だよと声を掛け続ける。

高1のクラスの同窓会に行ってきた。
共学校だけどここだけ女クラで、入学してクラスが決まった時はイジメが起こるんじゃないかと怯えていたけど実際は真逆で、気遣いが出来る人ばかりだった。全員が本当に仲良くて楽しくて、卒業式の日に各クラスから集まって全員でまた集まる程に良いクラスだった。クラスの3分の1が吹部なのも面白い。
担任が卒アルを持ってきて、歓声と悲鳴が同時に聞こえた。担任はすっかりおじいさん寄りのおじさんになっていたけど、全然変わってなかったしみんなの事も覚えてくれていた。定年まであの高校にいる予定らしい。相変わらず肌が黒くて日サロに通っているのかと思いきや、天然の色黒だった。
みんな可愛くなっていて、でも中身は全然変わってなくて、会話の内容は仕事の話が多くなっていた。まだ誰も結婚してないねという話はしたけど恋愛の話はしなくて、こういうクラスだから楽しかったんだなと改めて思った。持久走のアイスの話や、黒板の右横にある日付の話をした。もう9年前のクラスなのにこんなに昔みたいに話せるのかと感動した。
みんな来年26歳になるという現実に怯えていた。25歳じゃなく、24歳だと言い張っていた。
本当に心の底から楽しくて、こういう時間がまた来てくれるならもっと長く生きていたいと思える時間だった。幸せだ。こういう時間を噛み締めて、また明日から頑張ろうと思える。

薄暗い気持ちのまま今年を終えるのが悔しいので、悪足掻きとして、少しでも可愛くなれるよう努力する事にした。同窓会に行ったら全員が可愛くて、私ももっと頑張ろうと思った。

写真撮りに行きたいな〜

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水猫ラテ
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