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「ご注文はうさぎですか?」最新話の感想まとめ(まんがタイムきららMAX2024年6月号)

「すべてが、かわいい」のキャッチフレーズでおなじみの、「ご注文はうさぎですか?」。本記事は、「ご注文はうさぎですか?」最新話の感想をまとめていきます。

内容の都合上、本誌のネタバレを含む文章となっています。未読の方は、あらかじめ本編に目を通してから読んでください。リアルタイムで成長していくココアたちの物語を、一緒に追いかけましょう!

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扉絵

チャイナドレスのココアとフユ。煽情的すぎる。完全に夜のお店だ…。

初めて見たときは同人誌か?と思わず目を疑いました。純白のチャイナドレスに、誘うような蠱惑的な表情。ココアとフユが、夜の女の雰囲気をまとって登場です。通常、二人がいるときは、チノも扉絵に来るのが定石でした。ココアとフユの二人だけが扉絵になるのは、今回が初めてです。

露出度の高い衣装は正直、目のやり場に困ってしまいますね。特にココアの衣装は胸元がハートの形にくり抜かれており、大胆さではフユの衣装よりも上。紫色の背景といい、舞台は完全に夜のお店です。Koi先生の性癖がいつになく爆発していますね。

夜のお店で働くなんて、いったい何があったのでしょうか?お金を使いすぎてしまったのでしょうか?浪費癖のあるココアはともかく、フユが金欠になるとしたら、それはもう確実にWALKERを「多々買い」したせいでしょう。

色々な意味で風紀の乱れを感じさせる扉絵でした。そういえば、先月もココアは他のキャラクターに絡んでいましたね。シャロのポジションが、今月はフユにそのまま置き換わった形です。この構図、ひょっとして来月も続くのか…? 

まんがタイムきららMAX2024年5月号

ストーリー

今月号にて、ユラの退職がフユの口から明かされた。

ユラがブラバを辞めた理由は諸説あると思います。今月はこの点に関して、SNSでさまざまな意見や感想が飛び交いました。凛ちゃんさんの後輩として、出版社に入った説。彼女はいわゆる人間関係リセット症候群のため、他人にあまり深入りしないよう、職場を転々としている説。個人的には、割と後者に近い考えを持っています。ただ、神沙姉妹に枠を譲った可能性もあるでしょう。あるいは後輩説のように、自分が本当にやりたい事を見つけた可能性もあります。どっちがユラの本心なのかは現状では判断できないため、心境的にはかなり複雑です。

ただ、ごちうさにおけるカフェとは「家族」であり、「居場所」です。その意味を持つ喫茶店から離れるキャラが出てきたのは、どんな事情があれ、やはり寂しいですね…。

フユナツエルも寂しそうなので、近いうちに三人が何らかのアクションを起こしてくれるでしょう。個人的には、これが13巻のメインテーマになると踏んでいます。ところで、今月はココアとフユがあろうことか、不良になりました(笑)。発案者は、もちろんココア。フユの怖さをおしゃれの一部に取り入れようとする考え方は、いかにも彼女らしいアイデアです。

フユの怖さをファッションの一部にしてしまおうとするココア。
彼女の個性は、リゼがココアに気付かせてあげたものだった(原作8巻78ページ)。

しかし、ココアの提案とはいえ、これがもし普段のフユだったら、バッドガールコスなんて多分やらなかった気がします。内気なフユがバットガールに手を染めようと決めたのは、おそらく彼女が普段よりも浮足立っていたからでしょう。

バッドガールコスで強くなった(?)フユ。

最近のフユは本当にいい知らせが立て続けに舞い込んでますからね。文化祭の出し物コンテストでは、自分のクラスが堂々の首位。フユはチノと一緒に実行委員をやっていましたから、その感動はさぞ大きいと思います。加えて、エルとナツメが遂にブラバで働き始めました。フユからすれば、初めての後輩です。

嬉しい出来事が連続すると、気分も積極的になりますよね。今のフユは、まさにそういう状態なのだと思います。先月号では息を切らしながら、ナツエルのために落ち葉をリヤカーいっぱいにかき集めていました。あれも含めて、最近のフユは本当に楽しそうです。

推し喫茶(ラビハ)の写真に映り、目を輝かせるフユ。オタクすぎる。

懸念要素はあるけれど、今のフユナツエルならユラも巻き込んで、きっといい方向に進んでいける。そんな明るい予感を感じさせてくれるお話でした。

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