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『The End』から映画を探してみるのも一興、という話

『The End』『fin』『終』など…レトロムービーの終わりは度々これらの終わりの言葉で締めくくられることがあります。
近年の映画では『エンドロール』にあたる部分です。


『The End』は70年代頃まではよく使われていた

『The End』表記から現在のエンドロール形式に変わったのが約70年代前後と言われています。
それまでは主要キャストのみ最初のタイトルカードで見せて、『The End』でスパッと物語が終了していました。

70年代辺りから俳優組合からの要求が強くなったり、撮影関係者がお抱え社員ではなくフリーランスとの契約が多くなったり等々…。

映画作成に関わったスタッフを細かに載せる必要が出てきたため今のエンドロール形式になったようです。

気になる『The End』から映画を見てみない?

MIZUNAはレトロムービー特有の『The End』エンドカードや映画の始まりのタイトルカードが大好きです。

『The End』で物語の終わると同時に、その物語を摂取した私たちの人生は新たな扉が開けたようでワクワクしてしまいます。


今回は『The End』に関する面白いページを見つけたので共有します。

The『The End』poolという、The Endのみを集めたページです。

エンドカードってデザインも可愛い♡
という事で、今回は可愛い『The End』から遡って映画に出会ってみるのも素敵じゃない?という提案です。

🎞️MIZUNAの推し『The End』🎞️

♦追想(Anastasia,1956)

『追想』のエンドカード

マルセル・モーレットの戯曲『アナスタシア』をドラマ映画化したものだそう。
この画質・数多のシャンデリア・血のような赤の『The End』がたまらない…!

♦恋をしましょう(Let's Make Love,1960)

『恋をしましょう』のエンドカード

マリリン・モンローが主演の映画。
ハッピー&セクシーなコメディ映画って感じなのかな?
金ピカでおめでたいエンドカードなのできっとハッピーエンドなんだろうな~と予想。

♦聖メリーの鐘(The Bells of St. Mary's,1945)

『聖メリーの鐘』のエンドカード

大好きベーシック『The End』フォント。
教会が舞台のアメリカ映画らしい。
王道ストーリーな感じで見やすそう!

♦ザ・プレイヤー(The Player,1992)

『ザ・プレイヤー』のエンドカード

ピンクの花々に合わせた文字が可愛い!
ロマンチックな話なのかな?と思いきや内容はハリウッドを皮肉ったブラックコメディとの事。
ブラックコメディがどうやってこの『The End』に行き着くのか気になる…。

♦The Second Coming (1972)

『The Second Coming』のエンドカード

どうやら当時のゲイカルチャー向けポルノムービーのようです。
"Erotic Films"とあるのでポルノ呼びするのはまた違うのかな?
今は見れなさそう。中々ダークな文字の『The End』。

♦夜を楽しく(Pillow Talk,1959)

『夜を楽しく』のエンドカード

とにかく可愛いエンドカード!!一番好き!!
ロマンティック・コメディ映画で実は当時めちゃくちゃヒットした作品らしいです。知らんかった。
男女間の考え方は当時のままなので、そこは片目瞑りながら楽しみたいところ。これは絶対見る!


そんな『The End』をモチーフにしたチョーカーがMIZUNAembにはあります。

The End リボンチョーカー(RED)
The End リボンチョーカー(RED)

チョーカー部分に使われた別珍リボンに『幕引き』を感じる人もいれば『劇場のソファ』を思い浮かべる方もいたりと三者三様で楽しいです。

意外とMA-1と合わせるの好みだった。
首の空き具合にフィットして可愛い。

『The End』を首元に宿してみたいと感じたらアトリエショップやPOPUPにてぜひご試着してみてください。黒もあり〼

↓ちなみに元はこれでした

羽根付いてると扱いづらいかな〜という事で今の形に。
今の形は汎用性が高く気に入っています。


今年も身に纏うものと同時に色々なMIZUNAの視点をブログでお届けできると良いなと思っております。

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