ショートネタの予定だった。 ダメ居酒屋/退職代行代行サービス
🐕「やあこんにちは!僕は喋る犬!今回はショートネタにしようと思ったら少し長くなったやつと結構長くなったやつだよ!楽しんでってね」
ダメ居酒屋
男「なあなあwダメ居酒屋行こうぜwwwww」
女「なにそれwwwww」
男「店員もメニューもダメらしいのwwwww」
女「えおもろwwwwwいこいこwwwww」
男「注文ミスとかされるのかなwwwww」
女「おいおい違うぞwってねwwwww」
男「ついたwwwww」
女「見た目もボロいのいいねwwwww」
店員「いらっしゃせー!!お通しの極激辛ペヤングfinalですwwwww」
男「は?」
女「は?」
男「それはちょっと…違うやん?」
女「いや無理よさすがに」
男「……」
女「……」
男「メニュー破れすぎだろ」
女「ってか空調きいてなさすぎ。暑い」
男「……」
女「……」
男「帰ろっか」
女「うん」
店員「お会計2人で550円になります」
男「じゃあPayPayで」
店員「あ、すみませんうちメルペイしか使えないんすよ」
男「え?じゃあそれで」
店員「あざっし〜」
男「…」
女「…」
男「メルペイは割と好き」
女「わかる」
男「ってかペヤングメーカー希望価格定価だったから許したwwwww」
女「それなwwwww」
男「あははwwwww」
女「あははははwwwww」
あなたの日常に、彩りを
〜メルペイ〜
退職代行代行サービス
プルルルルルル
男「株式会社ベテルギウス・ファイア 柏原です。」
女「こんにちは!!!!!!!!!!!」
男「元気でよろしい」
女「私、株式会社ヤメマッスル僧帽筋の富田林と申します」
男「変な名前ですね」
女「普通に地名にもありますよ」
男「会社名の方です」
女「あなたに言われたくないですね」
男「で、なんの要件ですか」
女「あなたの会社の堺さんが辞めたいということでして」
男「あー退職代行ですね」
女「話を最後まで聞け愚か者」
男「ビジネス会話でありえないワードでてきた」
女「失敬⭐︎ドロン」
男「平成のオタクやめろ」
女「うぃ」
男「で、何ですか話を最後まで聞けってのは」
女「はい。まず、本人が退職するって言いにくい場合もあるじゃないですか。」
男「まあ、うん」
女「だから退職代行サービスというものができてきたんですけど、でもよく考えてください」
男「うん」
女「退職代行としても、○○さんが退職したいんですがって伝えるのしんどい所あるんですよね」
男「…ん?」
女「なので我々が退職代行の代わりに退職の意思を伝える、退職代行代行サービスを行っているんですよ!!」
男「世界一いらない企業」
女「なんでそんなこと言うんですか!電話かけるの緊張するんですよ!!」
男「いや退職代行の人はそれが仕事でしょ。やりなさいよ」
女「人の弱さに向き合える人間になってください」
男「流石にこれは俺の方が正論だと思う」
女「ってか田尻さんは知らないと思うんですけど、このサービス結構流行ってるんですよ?」
男「柏原です。」
女「私もこの案件を、退職代行代行サービスから依頼されて行ってるんです。」
男「ちょっと待って」
女「はい」
男「え?あなた退職代行代行サービスを行ってると思ってたけど既に退職代行代行サービスから依頼受けてたの?」
女「そうですね」
男「ってことはあなた退職代行代行サービスじゃなくて退職代行代行代行サービスをしているってことですよね!!!?」
女「急にでかい声出さないでください」
男「どうなってるんだこの世界」
女「それ言うなら違いますよ。私達8社目なんで」
男「じゃあ退職代行代行代行代行代行代行代行代行サービスってこと!!??盛り上がってきたなあ!!」
女「きてないと思います」
男「逆にあなたよく電話してこの負の連鎖を止めましたね。すごいですよ。いや普通ですけど。」
女「いや、流石にやらなきゃいけないな〜って思ったんです。本当は3社目で弊社に依頼来て他の代行サービスに流したんですけど、聞いてくださいwwwww8社目でうちに返ってきたんですよwwwww」
男「は?」
女「いやwwwww7社目の人3社目でうち通ってること知らないで8社目でうちにお願いしてるんですよwwwwwえ、もしかして堺さん?ってなりましたねwwwwwwwwww」
男「くそ笑うやん。おもろいけど」
女「さすがにこれはやらなきゃな〜って思い重い腰を上げて仕方なく電話してるんですよ」
男「あんまりそういうことは言わない方がいいよ」
女「で、堺さんはブラックすぎて辞めたいって聞いているんですけど。パワハラも多いとか給料貰えないとか」
男「え?本来お金を払って研修を受けるべきところを会社が無料で仕事を与えてくれているんだから感謝すべきですよ」
女「うわ」
女「やばすぎる人だった」
男「まあもう辞めるっていうならもう堺はファミリアではありません。好きにしてください」
女「待ってください!!」
男「私も別に仕事があるんで。まあ辞める方向で構わないので後日話しましょう。では」
女「ちょっと…え!!あの!!!」
ツーツー……
女「あっ…」
女「………」
女「ファミリア……?」
女「…でかいアイスの……?」