【読書.13】ヤバい集中力
はい、ついにきました!ヤバい集中力!!!
本屋さんがお好きな方でしたら一度どころか何度も著書が積まれている状態を目にしているはず!
本を好きじゃなくても、タイトルが非常に強く印象に残るので、ご存知の方も多いと思われます。
タイトルがとにかく強い。
著書の話の前に少し集中について思うことを書きます。
集中とはそもそもなんぞや?
集中している人を思い浮かべてみます。
綺麗に片付いた机に向かって無音の中、気をそらさずに黙々と目の前の作業をこなしている人を思い浮かべました。
逆に全く集中できていない人を思い浮かべてみます。
やるべき作業があるのにスマホのLINEの通知にすぐさま反応して、ゲームをしながらYouTubeを観て、じっと椅子に座っていることが出来ずにすぐに作業を投げ出して冷蔵庫からお菓子を持ってきて食べたりジュースを飲んだり……。
ヤバい集中力のなさ!!
集中力がある人とない人が社会に出て戦ったら、ある人が勝ちますよね。
集中力、ないのとあるのだとあったほうがいいよね??
ということで本編!
ざっくり著書の話。(とても素敵な本なので、詳しい内容は出来ればお手にとってご確認ください☆)
著者の鈴木祐さんは「日本一の文献オタク」という異名(?)をもち、並の人間では考えられない量の論文を読んでる方です。
そんな文献オタクの鈴木さんが、大量の論文の中から信憑性が高くて、誰でも実践しやすい、"ヤバい集中力"を身につける方法をわかりやすく書いています。
はじめに
近年、「集中力が人生の成功を左右する」という研究データが増えている。
IQが高い人よりも集中力が高いほうが高収入、健康、幸福な傾向が強い。
実践
1.基本は食事!!!
単純な話。深夜まで酒飲んで〆のラーメンまで食べて、翌日に最高のパフォーマンスは出せない。
正しい食事を身に着けることは基本中の基本。
あと、カフェイン最高!!!!
2.適切な目標設定(脳に報酬の予感を感じさせる)
ゲームにハマる(悪い意味で"ヤバい集中力"を発揮している状態)理屈は、報酬の出し方が絶妙だから。あと少しで手に入りそう、当たりそう、という演出とスピード感が合わさって脳を刺激し続ける。
その理屈を使って、適切な目標設定で集中力をあげる。簡単すぎたり、難しすぎる目標は集中力を下げる原因になる。
3.タスクの前に行うルーティンで集中力をあげる
一見、無意味に見える"儀式"でも目標の達成率が上がるらしい。
なぜかはよくわからない!
たとえば、勝負の時には必ず同じ服を着たり、試験の前にペンを五回まわしたり。
無意味に見えても繰り返し行うものに脳は強く反応する。
4.ストーリーを使ってなりたい自分になる
確固たるアイデンティティをもっていれば、動物的本能に邪魔されずに目標に集中できる。
例えば、難しい本を読んでいて意識がそれそうな時に無理やり気合いを入れて読み切るよりも「私は根本的に読書家なのだ」と定義すると反射的に自己像を守ろうとする意識が働いて本の内容に意識をもどす確率が自然にあがる。
5.マインドフルネスで集中する
ここ数年、意志力は使っても減らないのではないか説が浮上している。
今ではほぼ否定されているのが「意志力を保つには糖分補給が必要」説。
(実際は血糖値は食事に関する物事には影響する。脳内のブドウ糖が減ると甘いものが食べたくなる)
にもかかわらず、私たちは疲れたときに糖分を摂取するとやる気が出てくるように感じる。
その理由は、感情が動くから。
簡単にいうと、疲れたからお菓子を食べたら気分が改善してやる気がもどった状態。
この「感情」にいつも流されていると目標を達成するのが困難になる。
なので、感情を自分でコントロールする必要がある。
そのためには、自分をじっくりとみつめる作業が必要不可欠。
ダイエット中なのに急にカロリーの高いものを食べたくなったり、勉強中にスマホゲームで遊びたくなったりなどの"衝動"はパワーはあるが持続時間が短い。
「自己を観る」能力を身につけると、瞬間的に襲ってくる衝動に打ち勝てる。
6.諦めて、休む
どうやっても集中できない場面は必ずある。
そういうときに無理をして集中力を強く欲する人ほど集中力は下がる。
諦めて休むのが大事なときもある。
また、疲労を感じたときに軽く体を動かしたり、窓の外を眺めたりすると脳がリフレッシュされる。
すぐ実践するために
ノートも別売りされています。
本を読んだ直後にテンションがあがり「やってみよう!!」と思ったにも関わらず、そのまま実践されずに脳の奥のほうに眠っている多くのライフハック……。
経験ありませんか?
著書を読んでる途中で内容が気に入ったら、読んでる最中にノートを購入すると実践する確率が上がると思います!
ノートについて
利点.1:意識せずに毎日使える
このノートはスケジュール帳としての機能も備わっているため、意識せずとも自然に毎日、触れるのでルーティン化しやすい。
さらに、毎日繰り返し使うことにより、反復されより著書の知識が脳に定着される。
利点.2:誇張なし、本当に1日5分で報酬の設定ができる
はじめの数日だけは、内容を確認しながら書き込んでいたから10分程度要したのですが、慣れるとあっという間に書ける。
1日のうちの5分というと、288分の1。
朝、目覚めて布団の中でダラダラしてたら5分はあっという間に過ぎ去ってますよね。その短い時間を使って、脳を喜ばせられるのでコストパフォーマンスに優れていると思います。
ノートには目標を達成出来たら色を塗っていいスペースがあって、すごく単純なのに塗るのが楽しいです。(私は一度たりとも行ったことがないのわからないですが、ラジオ体操でスタンプをもらったりとかの感覚ですか?)
そんな感じです!!!
すみません、退院してから久しく更新せずにダラダラ過ごしていたので全く考えがまとまらず書き始めてから5時間半たってしまいました。
私の現時点での集中力はこのくらいです。
雑に仕上がっちゃって申し訳ございません。
余談も余談なのですが、私が通っているスポーツジムのインストラクターの方が、ご縁があって著書の鈴木様ご夫婦にお会いしたようなのですが、人柄もよくとても素敵な方々だったようです。
私の今までの経験では素敵な方は、己を律する能力に長けているように思います!
(有名人レベルになると、動物的でもどこか突き抜けていて凄い!みたいな事例は多々あると思う)