アークナイツをやっている

雑記


こいつらずっとアークナイツの話してる

 私が「みずもち少尉」に成って間もなく、フォローした方々がいる。彼らの大多数が謎にプレイしているゲーム、それがアークナイツである。
 メギド72きっかけで繋がったはずなのに、彼らはやたら就活失敗おじさんやら民間人やらケルシー先生やらグローバル版やら真銀斬やら危機契約やら無理おじの話をしている。 
 私が就職活動をしていた時期は、就活失敗おじさんの話をタイムラインで見かけるたびに「明日は我が身だな」と心臓をキリキリさせていた。「おじさん、一緒に就活がんばろうね……」と親近感を抱く日もあった。顔も名前も知らないおじさんにopenworkとワンキャリアの存在を教えてあげたい。

 あれから数年経つが、未だに彼らはアークナイツの話をしている。
 そうなるとこちらも「そんなに面白いのか」と気になってくる。
 そうして私はアークナイツを5回インストールし、5回アンインストールした。

 マジで続かなかった。

 私がアークナイツを引退しても地球は常に回っているし、彼らは相変わらずアークナイツの話をしている。エイヤなんとかがフィラトラしている。
 悔しい。なぜ私には続けられないのだろう。
 分析してみた。


アークナイツが続かなかった理由

 個人の意見! 個人の意見です!

①UIが分かりづらい
 私は大陸ゲーと相性が悪いらしい。ハガレンやハリポタのソシャゲもUIにキレてやめた記憶がある。
 あとどれがメインクエストでどれが素材クエストでどれが常設過去イベントでどれが何なのか全然わからない。これは今でもそう。毎回迷子になる。
 かっこいいし世界観への没入感も気持ちいい……のだが正直わかりづらさのほうが勝る。

②文字が小さい
 全部小さい。読めないわけじゃないがそこに労力を費やすのがマジで面倒くさい。

③ストーリーが分かりづらい、読みにくい
 私に読解力が無いのか翻訳の問題なのかは分からないが、頭にスッと入ってこない。5回読んだはずなのにエースが死んでみんな病気でドラゴン頭の人がいることしか理解していない。専門用語が多すぎる。
 アーミヤは可愛い。

④戦闘が難しい
 ここが一番大きかった。
 私は基本的に「攻略情報を見たくない」「自分で選んだお気に入りのキャラを育成して先に進めたい」「指示厨されたくない」という気質のプレイヤーである。問題は、私がゲーム音痴であり、しかもタワーディフェンス初心者ということだ。
 案の定詰まった。そりゃそう
 そしてやめた。そりゃそう

⑤一日あたりの拘束時間が長い
 デイリークエストと名のつくものは嫌いだ。
 しかも周回スキップできない。攻略チケット無いの!? 無いのか……じゃあいいです……

⑥基地がダルすぎる
 これみんな毎日やってるってマジ? ちまちまちまちまタップして気力管理して手がかり集めて他人の基地訪問して7つぺたぺたしてちまちまちまちま…………この時間で筋トレしたほうが有益じゃないか?


 しかし、これらのマイナス要素があってもなお、私は今年1月、6度目のインストールを果たしたのである。

それでもアークナイツをやろうと思った理由

①ひたすらTLに流れてくる
 これ。これに尽きる。もう毎日毎日毎日毎日ずっと彼らはアークナイツの話をしている。どんだけアークナイツ好きなんだよ。
 何十回も顔付き合わせてりゃ情くらい移るってルフィも言ってました。ドン!!

②マッターホルンが好き
 牛角ムキムキ筋肉おにいさんは好きだ。ムキムキなのは良いことだ。彼に会いたいなと思った。

③タワーディフェンスが楽しかった
 少ない時間しかプレイできていなかったが、確かに楽しかった。うまく配置すれば彼らは応えてくれるのだ。
 私の技量が至らないせいで攻略を進めることは叶わなかったが、盾が耐え、遠距離から攻撃し、回復するというスタイルはメギドでも学んだものだ。すなわちガープ、マルコシアス、バルバトスのデッキである。あれは良いものだった。
「なんとなくゲームが面白いと感じるかどうか」は、「ゲームを続けるかどうか」に直結する。
 ストーリーやキャラクターがどんなに良くても「ゲーム性が面白くないな」と感じたものは全く続いていない。
 アークナイツは面白いゲームなのだと感じる。クソムズいだけで。


アークナイツとどう向き合うか

 6度目のインストールをするにあたり、決めたことがある。

①ストーリーを読まない
 ただでさえ戦闘が難しいのに、さらにストーリーを理解しようとすると頭がこんがらがってショートする。1つのことに集中すべきだ。すなわち戦闘だ。
 というわけでストーリーは全スキップし、タワーディフェンスのみに注力することにした。こんなことして良いんだろうか。良いのだ。

②意地を張らない
 私はゲームが下手だ。と、受け入れる。事実を認識し、飲み込み、プライドを捨て、先人の知恵を借りる。
 詰まったら嫌になる前に攻略を見る。リピートアフターミー。攻略を見る!!!!!
 攻略を見たらゲーム体験の価値が薄れる、などと考えてはいけない(自分がプレイするならの話。他の人がどうかは知らん)。
 ……このルールを決めるのは正直かなり抵抗があった。しかし、攻略を、見るのだ。ポッター。

③毎日やらない
 やらない。
 毎日やるのはメギドだけでいい。アークナイツはテキトーに済ませよう。ちゃんとプレイしようとしたら潰れる。

④腰を据えてプレイする
 ③と矛盾しているようだが、要するに「毎日やらない代わりに、やるときはしっかりやろう」ということだ。
 タワーディフェンスは難しい。考えることが多すぎる。正直スマホと脳みそだけで解決できるゲームではない(当社比)。
 そこで、1つのステージをクリアするにあたり地図情報と敵情報を紙に書き、手持ちユニットの配置順を書き、ああでもないこうでもないと紙をぐちゃぐちゃにしながら最適解を探ることにした。
 これがかなり良かった。手を動かして書くことで戦場の情報が頭に入るようになったし、戦闘中は確認できない敵のステータスを考慮して編成を組むことができた。
 まぁ……当然そんなことをしていたらメチャクチャ時間がかかる訳だが、自力でクリアできたときの感動はひとしおだ。
 ③と④をいい塩梅に織り交ぜつつプレイしていきたい。


 今は本編4-10で止まっている。ムズい。楽しい。


おまけ 手持ちの好きなキャラ

①マッターホルン
 マッホ。
 敬語で闇を感じさせない光のむちむち。劣情を催していてすまん。
 シルバーアッシュという人の部下らしい。おれの直属の部下じゃなかったのか……。おれのことが好きじゃないかもしれない。悔しい。シルバーアッシュが憎い。
 でもシルバーアッシュを仲間にしたらマッターホルンはおれに感謝してくれて……おれのことを好きになるかもしれない……というわけでシルバーアッシュがピックアップされるまでガチャ禁です。シルバーアッシュ? 贅沢な名だね 今日からあんたの名前はバッシュだよ

②エリジウム
 スキルを使ったら敵をブロックしない困ったヤツ。序盤は持て余していた。今もたまに持て余す。
 陽気で好ましいので使っている。ハイタッチしよっか。
 うちの軍団(ロドス? ロドスって何? おれたちは何者?)のリーダー的というか、ムードメーカーというか、主要人物な気がする。

③カーディ
 君らの攻撃なんて効かないよ! 効かない……キカナイネェ……
 盾キャラってかわいい。顔も声も中身もかわいい。

④ジェシカ
 最初そうでもなかったんだけどドーベル教官との会話やら「私が皆さんの足を引っ張ってしまいました……ッ!! ごめんなさい……!! ごめんなさい……ッ!!」やらがじわじわ刺さってきて好きになった。

⑤ツキノギさん
 エッッッッ
 おれのことが好き(確信)
 全然使いこなせてない。劣情だけで育成している。

⑥エアースカーペ
 えあすぺ。
 鼻絆創膏短パン小僧かと思ったら成人男性の体躯をしていた。こいつも誰かの護衛だったはず。
 うち護衛キャラ多くない? そのうち謀反起こされて負けるんじゃない?
 前衛要らんやろと思いつつ育成していたらメチャクチャ強いスキル2を覚えて超つよつよになった。最強キャラかもしれん。

⑦クオーラ
 ホーーーームラーーーーーーン!!!!!!
 かわいい。このゲームの盾キャラみんなかわいい。

⑧シラユキ
 かわいいかっこいい。
 ネコちゃんワンちゃんみたいな耳の人が多いなかでクマさんの耳をしている。かわいい。
 あと忍者は強い。


おまけメモ 育成候補


・ポプカル
・ミッドナイト
・スポットくん
・高速再配置のみなさん(ジェイとか)←未だに強さがわからんけどフォロワーが強いって言ってた



 

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