アナザーエデンがちょうどよく面白い
こんにちは。みずもち少尉です。
お題箱にて、ちょくちょくアナザーエデンというゲームをおすすめされておりました。
クロノトリガーもクロノクロスも全く存じ上げませんが、最近「そういえば面白いって言われてたなぁ」と思い出して、やりました。
この記事はアナザーエデンを始めて5日のプレイヤーが好き勝手に書いたものです。本編1部13章までのネタバレを含みます。
人間を動かすの、おもしれ~!!
まず主人公のアルドを動かせるのが面白い。この「自分の操作に反応して人間が動き、キラキラ光っている場所を調べたり村人に話しかけたりすることができる」というプレイ体験が楽しい。しかもそこで頼まれ事をする。大体しょうもないことばかりだが、そのしょうもないことが楽しい。
木の中や花の中に隠れるガキを探すのも楽しい。
本編とは関係ない部分が充実しているゲームはたくさんあるが、それを「自ら動いて探す」ことができるのは、人間を操作するゲームならではの魅力だと思う。
人はこれを「冒険」と呼ぶのだろうか。この感覚をスマホで、手軽に・気軽に味わえるのが本当に嬉しい。私はもうSwitchを起動するのが億劫になってしまっているけれど、スマホなら剣をとってモンスターと戦うことができる。
倒したモンスターの素材を使って装備を作って強くなれるのも楽しい。モンハンをやっている。この地道な作業感がクセになる。
ちなみにアナデンの「はじめての出逢い」というコンテンツでは好きな星4キャラから1人選んで仲間にすることができる。私はベネディトという頭ハチマキ男を選んだ。
戦闘では「普通に戦えばいいんだなッッ!!!」「コイツは普通じゃないな……!!!」「ごくごく普通の戦いだった!」とやたら普通を連呼するので、脳内で「普通オタク」と呼んでいた。「まぁ思った通りの戦いだった」と可愛くないことも喋るのだった。
5章の終わりまでは主人公アルドとベネディト、ストーリー加入キャラだけで戦闘を頑張っていた。
剣と魔法のSF
マジで何の事前情報も仕入れずにゲームを始めたので、アナザーエデンがどういうゲームなのかも知らなかった。主人公のアルドとアプリアイコンの少女がイチャコラするお話かと思っていた。
まさか剣と魔法のウキウキファンタジーから超科学文明の世界にトリップするなんて考えてもみなかったし、初めてのストーリー配布キャラがピンクツインテ髪メカマシマシ少女と知った日には驚きすぎて噎せた。そんなことあるんだ。え? これが最初の配布? うそやろ?
今は「リィカ可愛いやろがい!!!!!」と声を大にして言えるが、当時は「マジで?」の気持ちが強かった。
ベネディトは田舎村から超未来世界に飛ばされたことをどう思ってるんだろうか。これはさすがに普通じゃないと分かってくれるだろうか。
そのあと元気な女の子エイミが仲間になるが、
消える。
この、悪いヤツを倒して大団円かと思ったら突然周囲の人間が消えていく場面、本当に本当に怖かった。エイミも消えるんだぜ!? そんなことになるなんて思わんやんか……
そんなガチSF要素入れてくるとは思わんやんか!!!!!
アナザーエデンにずっと予想を裏切られている。
剣と魔法のファンタジーかと思ったらめっちゃ未来にほっぽりだされるし、攫われた妹のことはすぐに忘れ去られるし、さっきまで一緒に戦ってた女の子は消失させられるし、
2番目のストーリー配布は蛙頭武士だし……(攻めすぎだろ!)
その優しくなさが小気味よい
アナザーエデンは基本的に親切なゲームだと思う。クエストを受注できる人物には「!」マークが表示されるし、装備作成に必要な素材がどこでドロップするか教えてくれるし、クエスト画面からマップ移動できる。
でもたまにシビアなところがある。それは「戦闘が終わってもHPやMPは回復しない」というところだ。
ベネディトに「それが普通だろう」と言われてしまうかもしれないが、スマホゲームって戦闘が終わったら全部回復するじゃん! メギドとか……FGOとか……。
でもアナザーエデンは違う。絶対に回復しない。宿屋に行かなければHPもMPも枯渇する。回復アイテムを買い溜めしておくこともできない。
「かいふくのくすり」や「ごくじょうのおでん」でリュックをパンパンにすることはできないし、バーバラのスキルで服をびしゃびしゃにすることもできない。
プレイヤーにできるのは宿屋の主人が親切心で託してくれたお弁当を大事に懐に忍ばせておくことだけだ。
このシビアな管理感覚は初めてのものだったし、「あ、これ慎重にやらな詰む」と臨場感を高めてくれた。
ていうかMP管理が難しい。アナザーエデンの戦闘のポイントは「いかにMPを管理できるか」だと思う。
戦闘中にあれこれ試していると、「後衛に押しやった仲間はじわじわHPとMPを回復する」ということに気がついた。
これメチャクチャ有用なテクニックで……もしかしたらアナザーエデンプレイヤーのなかで気づいてるのは私だけかもしれないが……どえらい強い攻撃を受けた仲間を後衛にチェンジして休ませたり、周回しててMPが尽きた仲間を後衛にチェンジして回復させたりすると……良い。
あと右上のよくわかんねえゲージが溜まったらスキルをバカスカ撃てて楽しいのでみんな撃った方が良い。
この戦闘中の「気づき」を得られるのが本当に楽しくてモチベになっている。
話が面白い
まだ13章だが、面白い。
ここでいう「面白い」はinteresting半分、funny半分だ。
過去で王様が「未来のことなんて知らねーよ!」とアルドに語りかけていた。マジでその通りである。そういう、時間……に対する倫理……? 感覚? が、アルドと合わないことがある。
少なくとも刀剣乱舞とは真逆の倫理観だ。
ノリで歴史改変しててメッチャ怖かった。
まぁまだよくわかってないこと多いしな……読み進めたらまた変わるかもしれない。
13章で「妹のことは気になるけど友達と一緒ならそんな変なことされないだろうし、大丈夫か!」してたの、かなり衝撃だった。
キャラストーリー、最高~~~!!!!!
ノノルドもよく使っている。
ベネディトのキャラスト2話と群像「将星の斧と鎧える羊」を同時並行で進めていたのだが、短期間にベネディトを詰め込まれて「ウワーーーーーッッッッッ!!!!!」ってなった。助けてくれーーーーーーーーッ!!!!!!! まさかそんな……キャラスト2話のあれこれがそういう意味だったなんて知らんかったんやーーーーーーーーッ!!!!!!!
このままでは所持キャラ全員大好きになってしまいそうで困る。
ゼヴィーロがめちゃくちゃ強いのでよく使うのだが、声が小さいので何を言っているか全然わからない。お前は居残りしてベネディト先生の発声練習講座を受けなさい。ごくごく普通の戦いだった!!