水辺まもりたい
この写真は釣り人が、お目当の魚ではない魚が針に掛かり、海に返さず陸に放置し、鳥も、猫も食べない成れの果て。
生き物を釣って遊ぶ以上、食べないのなら海に返す。
これは人間本来備わってる倫理だと…
今まで、25年間釣りをする中で、様々な人と出会い、楽しみを共有し、興奮を味わい、もっと様々な人にもこのワクワクを伝えたい!と考えてきましたが、本当にその楽しさを伝えるべきなのかどうか…
「価値観人それぞれ」と言ってしまえばそれまでなのですが、
アウトドア全般で「新しい価値観」を持った人が大勢参加し、
それぞれの価値観や倫理で楽しむことで、業界自体は活性化し、
新製品のサイクルが早まり、組織は利益を確保すると思います。
10年後の「釣り具」は心配ないですが「釣り場」への不安は大きいです。
そこで、自分に何が出来るかを考え実行しました。
・釣り場で挨拶をする
・目に余るゴミを掃除しSNSで公開する
・魚の成れの果てを海に返しSNSで公開する
このたった二つを2ヶ月前に実行し、その場所で「魚の成れの果て」を見る事がなくなりました。
まぁ、環境保護などとは程遠い、利己的な活動で
自分も釣り場での強風でビニール袋を飛ばしたことや、
食べれない量の魚を釣ってしまい、冷蔵庫で腐らせてしまったことや、
数え切れないほどマナー違反の経験があります。
ただ、全ての釣り人が、「自分達の釣り場」であるという認識を持てば10年後も安心かもしれませんね。