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52ヘルツのクジラたち

毎日投稿22日目

こんばんは。

さて今日は、町田そのこさんの著書「52ヘルツのクジラたち」について話したいと思います。
#短めのやーつ

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52ヘルツの声
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52ヘルツのクジラとは、
他のクジラが聞き取れない高い周波数で鳴く、世界で一頭だけのクジラ。

物語は、自身の家族に人生を台無しにされてきた貴瑚という女性と、「ムシ」と呼ばれ母親から虐待を受けていた少年の出会いによって動き出す。

お互いがお互いに孤独を抱え、52ヘルツの、”誰にも届かないであろう声”を叫ぶ。

言いたいことが言えない、上手く伝わらない。
この声は、誰にも届いてないのかもしれない。

しかし、”魂の番”との出会いによって貴瑚は変わり、救われていく。
第二の人生を歩み始めた…と思ったのも束の間。

再び、悲劇は訪れる。
”孤独”は人を麻痺させ、あらぬ方向へと誘っていってしまう。

後半からの怒涛の展開は、息を吞む。

貴瑚と少年。
孤独と愛。

聞こえなかった声が、言葉が、”本当”が分かったとき。

たまらず崩れてしまう心と、溢れざるを得ない涙。
贖罪のような、祈りのような、52ヘルツの声。

”わたしたちにはもう、孤独に歌う夜は来ない”

まるで世界の果てにいるかのような、静謐な夜の物語。

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いやーよかったー。
泣いた。
#急に雑な感想

なんかすごく共感できました。
孤独も、52ヘルツの声も。
こんなにも世界にはたくさんの人がいるはずなのに、何も届かない、届けられない。そんなふうに思ってしまっていた。

いや、たくさんの人に届かなくてもいいんだよね。
本当に大切な人に届くための言葉を、私は考えたい。そして伝えたい。

誰も聞いてないかもしれない。見てないかもしれない。
たった一人でもいい、世界の果てにいる誰かが聞いてくれているかもしれない。
私の言葉が、声が、誰かの心に響くかもしれないなら、弛まず頑張ろうと思えました。

自分の価値を上げたいな。
私にはどんな価値があるんだろう。
#何者でもない自分

ちくしょうまだまだ伸び盛りだぜ29歳。

というわけで今日はこのへんで。
それじゃまたね。

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